皆さま、おばんです!
今朝のブログで夏季のみ営業する臨時駅の
ラベンダー畑駅の訪問記を挙げましたが、
JR北海道にはもうひとつ臨時駅がありました。
5月~10月にのみ営業する駅ですけど、
こちらもラベンダー畑駅に負けないくらいの絶景が楽しめましたよ。
釧網本線・原生花園(げんせいかえん)駅です!
原生花園駅は仮乗降場として昭和39年に開設。
昭和53年に一旦廃止されたものを
昭和62年に臨時駅として復活させた駅だそうですよ。
昭和62年といえばバブル景気の兆候が見え始めた時期。
全国的なレジャーブーム乗って出来た駅なのでしょうね。
原生花園駅は単式ホームとロッジ風の待合室のみ駅。
なぜ、辺りに民家が一軒も無いこの場所に駅が出来かというと、
駅名のまんまですが原生花園が近くにあるからなのです。
原生花園とは何かというと…
詳しくはこの案内看板を見ていただきたいのですが、
北海道内に多く存在する自然の花畑だそうで、
中でも有名なのが、ここ「小清水原生花園」なのだそう。
ここは全国的に見ても一番有名な原生花園みたいですね。
なお、原生花園駅の隣には
屋内で小清水原生花園で咲き誇る花の姿が楽しめる
小清水原生花園ネイチャーセンターがあるのですけど…
駐車場の広さに北海道の広大さを見せつけられましたわ。
どんだけ、でっかいどーなのよ。
駐車場の端っこにクルマを停めたらセンターまで歩いて5分はかかりそうでした。
そんな小清水原生花園の最寄り駅の原生花園駅を
さっそくチェックしました。
まずは駅舎からです。
あら?おどろおどろしフォントの駅名標だこと。
駅舎は釧網本線でよく見かけるロッジ風のモノ。
大自然の中にある釧網本線の駅は大抵ロッジ風の駅舎を持ちます。
角に除雪機が置かれていた、
ガラス戸で仕切られた小部屋がありましたけど、
ここで以前は切符の販売を行っていたみたいですね。
駅舎を出てホームにイン。
原生花園駅の単式ホームでした。
ホームからも小清水原生花園の絶景を楽しむことが出来ますが、
ここまで来たなら、もっと間近で楽しまなきゃ!
ってことで、一旦駅から出ることにしたのですけど…
原生花園、上から見るか?横から見るか?
ここはですね、大きく分けて2つの楽しみ方があるのですが、
まずは横からです。
原生花園駅の目の前を横切る国道244号線を渡ると、
木製の歩道が見えてきますの。
ここを渡ると、白鳥をはじめとする野鳥の飛来地としても知られている
濤沸湖に近づけるらしい。
この先では、原野に咲き誇る草花や
野鳥の姿を楽しむことが出来るらしいのですけど…
左ヨシ。
右ヨシ。
来る時期を誤ったか?
はたまた自分の自然の楽しみ方が間違っていたのか?
残念ながら野鳥の声は聞けず。
遠くからはトラックが通過する音だけがむなしく聞こえてきました。
仕方がない、お次は上からです。
原生花園駅のすぐそばには原生花園展望台があり、
ここから濤沸湖を眼下に見下ろすことが出来る出来るそうです。
場所はこの辺りですね。
駅と展望台は遊歩道で結ばれております。
重い腹を揺らしながら、せっせと山頂目指して歩きましたよ。
遊歩道の途中で後ろを振り返ります。
このぐらいの傾斜が地味にキツイのよね。
今度こそはダイエットをしようとMajiでKetsuiする5秒前。
そして山頂(展望台)に到着。
うひゃ~ これはすごい!
ここの素晴らしさはこれで終わりではありません。
遊歩道をさらに進むと、今度はオホーツク海が一望できるのでした。
原生花園駅、最高かよ!
正しくは、最高なのは原生花園駅ではなく小清水原生花園でした。
こんな楽しみが待つ原生花園駅も、
今期の営業期間は今月いっぱいまでです。
小清水ネイチャーセンターも駅同様、
来月から冬眠に入りますので、年内に楽しみたい方はぜひお早めに。
それにしても、中国からの観光客さんばかりだったのには驚いたなぁ。
↑(網走駅方面)
(臨)原生花園駅(平成29年5月22日)
↓(東釧路駅方面)
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