皆さま、こんにちは!
今日は、今年2月に訪れた
釧網本線・摩周(ましゅう)駅の訪問記からスタートです。
この日、北海道に来た目的は
今年3月のダイヤ改正で廃止されたこれらの駅を見るため。
摩周駅に立ち寄ったことは、いわばオマケみたいなものだったのですけど、
駅が素晴らしすぎて、1時間近くも居ちゃったのですよね。
しかも列車に乗らないのに。
レンタカーで摩周駅に着き、まず視界に入ったのがこちらでした。
駅のすぐそばに足湯があるじゃないのよ!
ちなみにこの日の外気温は氷点下5度くらい。
こんな中で浸かる足湯、気持ち良いに決まってるじゃないの!
美味いものは最後まで取っておく主義の自分。
足湯は摩周駅探索の最後に楽しむことにしました。
まずは駅舎のチェックからです。
摩周駅は昭和4年に開業した駅。
自分らみたいなオッサンファンには
「弟子屈駅」の呼びの方がお馴染みですよね。
透明度が高い湖として知られている
観光地としても有名な摩周湖の最寄り駅のため、
平成2年に現在の駅名に改称されたとのこと。
駅舎もその際に建て替えされたモノだそうですよ。
摩周駅は釧網本線内では数少ない駅員配置駅で
「みどりの窓口」もありました。
今はここで「わがまちご当地入場券」を販売されてるそうですが、
自分が訪れたのは販売前(販売は今年7月から)のこと。
またいつか、ここを訪れねば。
待合室はこんな感じでした。
摩周湖までは駅からバスで20分ほどかかりますが、
1日にわずか2往復しか運行されてませんので、
帰りのバス時刻等、摩周湖についての詳しいことは
ここで聞くのが得策でしょう。
ホームに出ます。
摩周駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造でした。
かつてはここに機関庫(浜釧路機関庫弟子屈駐泊所)があり、
構内には転車台もあったようですけど、
自分が訪れたのは2月、積雪で真っ白で何も見えませんでしたわ。
跨線橋の壁面で我が地元、東北地方の観光ポスターを発見!
駅のラックにリーモくん(仙台市営地下鉄東西線のキャラクター)くんの
シールが貼られていた根室本線・野花南駅の時程じゃありませんでしたが、
こういうのを見ると、やはり嬉しくなっちゃいますよね。
こうして、ひと通りの駅のチェックを終えて、
足湯を楽しもうとしたのですが、
その時、遠くから列車の警笛が聞こえてきたのです。
ひょっとして列車が到着する!?
足湯は一旦止めにして、駅の東側にある自由通路に向かいましたよ。
ここからなら、再び入場券を購入しなくても
自由に列車の姿が楽しめますからね。
列車が来た~!!!
余談ですが、列車の奥に見えるこのカーブ、
昭和20年に廃止された殖民軌道弟子屈線の廃線跡だそう。
そして、ここに来て気づいたのですけど…
ここから見る摩周駅の眺めが一番良いじゃないの!
それだけじゃありません。
山麓にビラオスキー場がある美羅尾山もバッチリ見れちゃうのですよ。
駅からこんな景色が楽しめるなんて、摩周駅、すご過ぎじゃありません?
美羅尾山の絶景はホームからも楽しむことが出来ますけど…
やはり自由通路からの眺めの方が良いかも。
足湯のすぐそばに自由通路の入口がありますので、
時間が許す限り、ここで景色を楽しむべし!
ラストはお約束の足湯で〆です。
汚い足でごめんなちゃい。
くっそ寒い中で浸かる足湯の素晴らしさ…
もうね、何も言葉が出てきませんわ。
目の前には大好きな木製の跨線橋。
それと摩周駅の駅舎、幸せだな~自分。
外が寒すぎて足湯から出られなくなっちゃった。
これがここで長居していた最大の理由なのですけどね。
でもですね、本当に居るだけで楽しい摩周駅でした。
「じゃらん」や「楽天トラベル」等の旅行サイトで
北海道内の安宿を探すと、
必ず摩周湖周辺のコテージが出てきます。
いつかここにも宿泊したいのですけど…
コミュ障の自分にはハードルが高いのよね。
知らない人と同じ部屋に寝るのが苦手で。
いびきとか放屁とか気ぃ使って、一晩中寝れなさそう。
↑(網走駅方面)
摩周駅(平成29年2月20日)
↓(東釧路駅方面)
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れる読者登録をお願いします!