皆さま、こんにちは!

 

今日は、先々週に訪れた釧網本線の駅から

遠矢(とおや)駅の訪問記をいっちゃいます。

釧網本線・遠矢駅

 

遠矢駅に訪れる前に、

「近年、駅周辺は釧路市のベッドタウンとして宅地化が進行中らしい。」

と、ネットで見ていた自分。

せせこましい駅前広場をイメージしていたのですが、

駅前から辺りを見渡した限りでは、どうもそんな印象はなさそうで…

釧網本線・遠矢駅

 

駅前を国道391号線が横切りますが、ここもご覧の通りです。

住宅が建ち並んでる様子はありませんよね。

釧網本線・遠矢駅

 

では住宅地はどこに?

と思いましたら、この跨線橋(自由通路)の先に答えがありましたよ。

釧網本線・遠矢駅

釧網本線・遠矢駅

都会ずら~

 

釧網本線・遠矢駅

こんなんだったらいっその事、

住宅地が広がる裏側に駅舎があった方が便利なのに…

と思いましたら、これには事情があったみたいで。

 

こちらは遠矢駅が開業した昭和2年から21年後の

昭和23年に撮影された航空写真です。

釧網本線・遠矢駅

駅裏に住宅地が完成したのは昭和50年代に入ってからのことで、

それ以前、この場所には広大な耕作地が広がっていたみたいです。

当時は駅前側に集落の中心があり、

駅前は今以上に賑わっていたみたいですよ。

当時は貨物ホームも含めて、3本もホームがあったようですね。

 

遠矢駅は昭和41年に貨物の取り扱いが終了し、のちに無人駅化。

昭和61年に現在の駅舎に建て替えされたとのこと。

釧網本線・遠矢駅

釧網本線・遠矢駅

駅舎は無人駅化後に建て替えされてますので集札窓口は無し。

デカい待合室といった雰囲気の駅舎でした。

 

こちらが遠矢駅の単式ホームです。

釧網本線・遠矢駅

釧網本線・遠矢駅

廃止されたホームはすべて撤去済です。

駅の手前でカーブしている線路は、かつてY字分岐器があった名残りですよ。

 

この先、7,3キロ先には

釧路湿原の玄関口である釧路湿原駅がありますが、

遠矢駅と釧路湿原駅を直結する道路はなく、車で向かうには一旦

細岡駅を経由しなければ駅に辿り着くことが出来ませんの。

釧網本線・遠矢駅

距離にして約15キロ、所要時間で約25分を要します。

列車で移動すれば所要時間は約7分、

釧路湿原観光の移動は列車に限りますね。

冬季は、下り列車は1日1往復しか停車しませんが。

 

以上、釧網本線でもっとも釧路駅寄りにある遠矢駅の訪問記でした。

釧網本線・遠矢駅

 

それにしても、しれっと遠矢駅を見てきましたけど、

この日の朝の気温は氷点下10度。

凍死してもおかしくないレベルの寒さでした。

お世話になったレンタカー屋の店員さん曰く、

この時期はエゾジカがエサを求めて下山してくるので

接触事故が多発しているそうです。

明後日を最後に廃止される駅の姿を求めて

自動車移動されてる同志も多いでしょうけど、

エゾジカちゃんの出現にはくれぐれもご注意くださいませ。

クルマがスピードさえ出さなければ、鹿は危険を察して素早く逃げるそうですので。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

釧網本線

 

↑(網走駅方面)

桂台駅(平成29年5月22日)

鱒浦駅(平成29年5月22日)

藻琴駅(平成29年5月22日)

北浜駅(平成29年5月22日)

(臨)原生花園駅(平成29年5月22日)

浜小清水駅(平成29年5月22日)

止別駅(平成29年5月22日)

知床斜里駅(平成29年5月22日)

中斜里駅(平成29年5月22日)

南斜里駅(平成29年5月22日)

清里町駅(平成29年5月22日)

札弦駅(平成29年5月22日)

緑駅(平成29年5月22日)

川湯温泉駅(平成29年2月20日)

美留和駅(平成29年2月20日)

摩周駅(平成29年2月20日)

南弟子屈駅(平成29年2月20日)

磯分内駅(平成29年2月20日)

標茶駅(平成29年2月20日)

五十石駅(平成29年2月20日)

芽沼駅(平成29年2月20日)

塘路駅(平成29年2月20日)

細岡駅(平成29年2月20日)

釧路湿原駅(平成29年2月20日)

遠矢駅(平成29年2月20日)

↓(東釧路駅方面)

 

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