皆さま、こんにちは！
宗谷本線には、木造駅舎好きなら絶対に立ち寄ってほしい駅がありますの。
大正11年に開設された駅で、当時の駅舎が今でも使われているのですが
３年前になんと、開業当時の姿に復元されたのですよ。
中川郡中川町の中心にある、こちらの駅でした。
宗谷本線・天塩中川（てしおなかがわ）駅です！
レトロ風の駅舎に改築（建て替え）された駅は全国各地にありますけど、
元の駅舎をそのままに、改装っていう例はあまり聞きませんよね。
駅舎の威風堂々とした様に、思わず息を呑み込んでしまいましたわ。
それにしても、よくぞここまで復元したこと。
天塩中川駅の戦前の姿を知りらない自分が言うのもなんですけど。
天塩中川駅の復元のスゴイ点は、町の主導で進められたということです。
中川町は人口が２千人に満たない小さな町だってのに…
どんだけ町民に愛されている駅なのよ！
今回の改装に合わせて、デッドスペースだった事務室は
町民が集える交流プラザに変わったみたいですね。
はやる気持ちを抑えながら、そっと駅舎を覗いてみました。
待合室は、大きな駅舎からは想像できないぐらい小さめ。
トイレはバリアフリー対応の最新のモノが備わっております。
おっ、懐かしのダルマストーブがある！
これ、ダルマストーブで間違いありませんよね？
50歳近くになりますけど、自分らって、これを知らない世代なのです。
こちらが交流プラザとして使用されている旧・事務スペースでした。
ピンクの電話がありますけど、
若い子たちはダイヤルの使い方を知っているのかしら？
壁面には、駅舎の復元の様子を紹介する写真が飾られてましたよ。
天塩中川駅は無人駅ながら、すべての特急列車が停車する駅です。
駅がいつまでも、今のままの美しい姿でありますように。
宗谷本線に廃止問題が沸き上がりませぬように。
駅舎を抜けてホームに入ります。
天塩中川駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造でした。
かつては駅の外側（東側）にも貨物側線があったようですけど…
自分が天塩中川駅を訪れたのは４月のことでしたが、
この時期はまだ、付近には1，5メートル近くの積雪があり
それらを確認することが出来ませんでした。
11月になると雪が積もりだす地域もありますし、
北海道の駅巡りは毎度、訪問時期に苦慮しますね。
天塩中川駅の名所案内を見る。
駅から徒歩で15分の場所に温泉（ぽんぴら温泉）があるらしい。
ここには宿泊施設のほか温水プールもあるそうです。
町の公共施設のために、１泊２食付きで７千円（２名宿泊・１名当たり）の
格安料金で宿泊出来るみたいですよ。
宿泊料金の安さもさることながら、
気になったのは名所案内に描かれていたモデルさん。
カラダがごついから男性だと思いますけど、普通はそこは女性じゃないの？
この発言はセクハラだって怒られそうですけど。
最後は天塩中川駅に到着した特急列車の写真で〆ます。
古風な駅舎と新鋭形式キハ261系のギャップが堪らないのよね。
先頭部側面に「Tilt261」の表記がありますが、
本形式特有の車体傾斜装置の撤去が進められており、
いずれ「HET261」に書き換えられるみたいですね。
話は変わりますけど、
JR北海道では７月20日より主要駅で「わがまちご当地入場券」の販売を開始、
天塩中川駅でもコレを売り出すそうですよ。
天塩中川駅は昨年４月に訪れましたが、また訪れなければ。
北海道の駅ファンは休まる日がありませんな。
訪問駅リスト（ＪＲ線）
宗谷本線（名寄駅-稚内駅）
（↑名寄駅方面）
日進駅（平成２８年４月５日）
北星駅（平成２８年４月５日）
智恵文駅（平成２８年４月５日）
智北駅（平成２８年４月５日）
南美深駅（平成２８年４月５日）
美深駅（平成２８年４月５日）
初野駅（平成２８年４月５日）
紋穂内駅（平成２８年４月５日）
恩根内駅（平成２８年４月５日）
豊清水駅（平成２８年４月６日）
天塩川温泉駅（平成２８年４月６日）
咲来駅（平成２８年４月６日）
音威子府駅（平成２８年４月５日）
筬島駅（平成２８年４月５日）
佐久駅（平成２８年４月６日）
天塩中川駅（平成２８年４月６日）
歌内駅（平成２８年４月６日）
問寒別駅（平成２８年４月６日）
糠南駅（平成２８年４月６日）
雄信内駅（平成２８年４月６日）
安牛駅（平成２８年４月６日）
南幌延駅（平成２８年４月６日）
上幌延駅（平成２８年４月６日）
幌延駅（平成２８年４月６日）
下沼駅（平成２８年４月６日）
豊富駅（平成２８年４月６日）
徳満駅（平成２８年４月６日）
兜沼駅（平成２８年４月６日）
勇知駅（平成２８年４月６日）
抜海駅（平成２８年４月６日）
南稚内駅（平成２８年４月６日）
稚内駅（平成２８年４月６日）
