【伊吹山シリーズ】
伊吹山の神さま関連、修行関連の看板を紹介しておくよ。
「シャクシの森の白山神社」
一合目と二合目の間にあり、現在は白山神社が祀られ、段荷(だに)の丘の鳥居から参道の松並木が延びます。
この森の形が杓子(しゃくし・しゃもじ)に似ることからこの名があります。
また、シャクシは「石神(しゃくじん)」とも書き、白山神社の脇に石灰岩の巨岩(磐座(いわくら))があります。
これは、山の神のより所で、伊吹山登拝道の大切な霊場です。
山頂を一之宮、ここを二之宮、山麓を三之宮とする説があります。
「手掛岩」
伊吹山は修験の山で、かつて山の六分より上は女性の登山が許されていませんでした。
むかし出家した夫を求めて山に登りはじめた女性が七分まで来たときに、(不明)陣の風が巻き起こり、岩から引き離して、谷に投げ落(不明)としました。
最後まで振り落とされまいとしてしがみついた指跡はついに岩を削り取って、指の跡がいつまでも岩に(不明)います。
ここから上は神の領域であるという、山岳信仰の結(不明)を示す岩です。
また、このあたりから上の斜面は、岩が露頭するカレンフェルト(岩塔原)とよばれる石灰岩地特有の地形が広がります。
「行導岩」
八合目の西に屹立する巨岩で「平等岩」ともよばれます。
伊吹山修験(しゅげん)の霊場とされ、伊吹山寺を開いた高僧・三修(さんしゅう)がこの岩の上で苦行修行をしたのをはじめ、
江戸時代前期に伊吹山で修行を積んだ作仏聖(さぶつひじり)・円空は、北海道洞爺湖中之島(とうやこなかのしま)にのこした観音坐像の背面に、この「平等岩」で修行したことを刻んでいます。
岩の上で瞑目したり、岩を回るような修行がなされていたようです。
山肌から十数メートル突き出た大岩は、山麓からでも眺めることができます。
「ケカチの水」
神の坐(いま)す伊吹山は、江戸時代までその神の力を得るための山岳修行の山でした。
山頂から湧き出る「ケカチの水」で身を清めた行者たちは、山中の行場を巡って、山頂の弥勒堂(みろくどう)を目指しました。
その修行のひとつに「悔過(けか)の行」があります。
仏の前でこれまでの罪過(ざいか)を悔い改め、心身ともに清浄の境地になって天下泰平・五穀豊穣などを祈願するものです。
かつてこのあたりに「お池さん」と呼ばれる泉があり、ケカチの名の由来は「悔過(けか)の池(ち)」からきているようです。
またこの水は、ヤマトタケルノミコトが熱を冷ました「命の水」とも伝えられています。
ヤマトタケルの伝説もあるようです。
こちらは山頂で撮影。
伊吹山の神さまが、イノシシの姿でヤマトタケルの前に現れたのだとか…!
というふうでした。
山岳信仰の山は「◯◯岳」という名前だよ と前に教わったことがあったので、伊吹山が信仰や修行の山とは思っておらず…
「ここもかい!」という感じです
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