源氏物語イラスト訳【夕顔329】穢らひ忌み | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【夕顔329】穢らひ忌み

穢らひ忌みたまひしも、一つに満ちぬる夜なれば、おぼつかながらせたまふ御心、わりなくて、内裏の御宿直所に参りたまひなどす。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

【源氏物語イラスト訳】

 

 

穢らひ忌みたまひ一つ満ちぬるなれ

訳)死の穢れ謹慎していらっしゃっ、その忌中明けの日、病気が回復した日と同日なっであるので

 

 

おぼつかながらせたまふ御心わりなく

訳)(父帝が)心配あそばされるお心が、どうしようもなくつらく

 

 

内裏御宿直所参りたまひなど

訳)宮中ご宿直所参内なさりなどする

 

 

【古文】

穢らひ忌みたまひ一つ満ちぬるなれおぼつかながらせたまふ御心わりなく内裏御宿直所参りたまひなど

 

【訳】

死の穢れ謹慎していらっしゃっ、その忌中明けの日、病気が回復した日と同日なっであるので、(父帝が)心配あそばされるお心が、どうしようもなくつらく宮中ご宿直所参内なさりなどする

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【穢(けが)らひ】

■【忌み】

※【忌(い)む】

■【たまひ】

※【たまふ】

■【し】

■【も】

■【一つに満ちぬる夜】

※【ぬる】

■【なれ】

■【ば】

■【おぼつかながら】

※【おぼつかながる】

■【せたまふ】

※【せ】

※【たまふ】

■【御心】

■【わりなく】

※【わりなし】

■【て】

■【内裏(だいり・うち)】

■【の】

■【御―】

■【宿直所(とのゐどころ)】

■【に】

■【参り】

※【参(まゐ)る】

■【たまひ】

※【たまふ】

■【など】

■【す】

 

重要古語一覧はこちら

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

☆本日の『源氏物語』☆

 

偏差値はある程度勉強すれば、ある程度は上がります。

 

しかし、70超のためには、

たんに学習努力だけでなく、「考える力」が必要です。

 

このブログを足がかりに、

「はたして本当に分かったのだろうか?」

と、演習問題を繰り返し、確認してください。

 

チュー

 

 →今回のイラスト解釈はこちら

 →今回の重要古語はこちら

 

 

 

 

>>次へ