●不登校解決 子供が再登校し始めたときに感じる親の不安と葛藤
こんにちは カウンセラー陽子です。
起立性調節障害の子供が
不登校状態のときには
「ほんの少しでも登校出来たら・・」
「とにかく元気になってくれればいい」
それだけを願うもの。
だけど、実際に
子供が再登校し始めた時には
親としては
「せっかく登校できるようになったんだから、
少しでも遅れを取り戻してほしい。」
「今度こそ、休まずに行けるように。」
というような気持ちもでてくるものです。
私もそうでしたよ。
この
親なら当たり前に思う
子供に
「こうなってほしい気持ち」
これが強くなってきたとき
は要注意です。
というのも
親の頑張ってほしい気持ちとは
反対に
起立性調節障害から
再登校し始めた子供は
出席や課題に取り組む姿勢に
必死さが感じられない
ように見えることも多いからなんです。
↑
(親からは「必死ではないように見える」
ということです。)
実は 私も
息子が再登校始めた時や
高校を中退し
心機一転の環境で学び直すと決めたときも
頑張ろうとしない姿に
イライラしました。
「もうちょっと登校頑張れるんじゃない?」
「そんなペースでやってたら
勉強を追いつかないんじゃない?」
「遅れを取り戻せないんじゃない?」
って、息子に言いたくて
仕方なかったです。
それは
私から見た息子は
起きていて元気そうに見えるのに
朝からは動かなかったり
ゴロゴロしてゲームをしていたり
やるべきことをやろうとしていない
ように見えていたからなんです。
でもね、
私が経験から思うのは
こんなときは
親の気持ちが先走りすぎに
なっていることが多いってこと。
つまり
いつの間にか
また親のハードルが上がりすぎている
=子供への期待値が上がりすぎている
事が多いのです。
起立性調節障害から
再登校を始めた子供というのは
新しい環境に
体にも心にも
また負荷が
かかり始めた状態です。
再登校して頑張りたい気持ちは
だれよりも子供自身が持っているはず。
だって
その学校に行きたい!
その学校で学びたい!
そう決めたのはその子自身なのだから。
それでも
子供が思うように
行動できない時があるのは
カラダとココロが噛み合わず
思うように動けないから。
ただそれだけです。
今のお子さんが
どれだけ
のんびりしているように見えても
心のなかで葛藤があったり
体調が不安定だったりで
今のお子さんにとっては
それが精一杯だということ。
親自身の
「こうなってほしい」の気持ちは
あってもいいのです。
でも
【この子はこの子なりの精一杯を
頑張っているんだ】
という視点を
忘れないでほしいのです。
そうすれば
起立性調節障害から
再登校を始める時に
親が感じる
「もっと頑張れるはず」という葛藤も
うまく乗り越えていけると思います。
起立性調節障害不登校は
どの段階、どの時期においても
悩みはつきませんよね。
でもね
子供もお母さんも
誰も悪くないですよ。
見えていることではなく
見る視点を変えていくことで
必ず乗り越えていけます。
大丈夫ですよ♡
ココロとカラダは掛け算の
起立性調節障害不登校。
起立性調節障害不登校を解消するための
お子さんの心を元気にする鍵は
親のあなたが握っています。
そのために
親のあなたからまず
心を元気にして
それから
起立性調節障害不登校を
最短で乗り越える行動に
変えていってくださいね!
元気な笑顔のお子さんと
笑い合える未来に一緒に
向かっていきましょう。
今が苦しいあなたに届きますように。