『必ず店舗の75%が消滅する時代がやって来る。』

妻のスニーカーが古くなったので、新しいものを探していたら、これが可愛いとのことで決めました。

ただし、このスニーカーは抽選販売とのことで、当たらないと買えないそうなんです。

とりあえず抽選申し込みをしたら、当たったという連絡があり、無事に購入プレゼントできました。

不思議なもので、当たると外れている人が本当にいるのか疑問に思ってしまうもののようです。

日本の総人口は、やがて5,000万人から3,000万人まで縮小することが統計予測されています。

2024年度における日本国内の総人口は、約1億2,260万人です。

これが3,000万人になれば、比例して多くの産業が縮小します。（約1/4）

移民や外国人労働者を数千万人の単位で受け入れなければ、国内人口だけを商売の顧客とする産業は、人口減少に正比例して縮むことになるのです。

つまり、現在市場にある店舗の約75%が消滅する計算だといえます。

飲食店は、約83万軒が21万軒に。

理美容室は、約37万軒が9万5千軒に。

パチンコ店は、約7,000軒が2,800軒に。

インバウンドや外国人労働者を対象とした飲食店は、生き残ることになります。

これから日本の総人口は、江戸時代と同じぐらいになります。

関ヶ原の戦いは、徳川家康率いる東軍、約７万。

対するのは石田三成率いる西軍、約８万。

両軍合わせて15万人という規模になります。

約400年前の江戸時代の初め（1600年ころ）の人口は、約1200万人だったと推計されています。

とするならば、関ヶ原の戦いに参加した人数の比率は、約12.5%ということになり、かなり大きな戦いであったことが分かります。

ちなみに、日本の経済学者である藤野正三郎（2008年）は 1600年の推定人口を1940万人としています。

また、現代の学者の推定では、江戸時代中期・後期を通じて、日本の人口は約3000万人前後であったとされているのです。

明治4年（1871年）に戸籍法が交付され、当時の日本の総人口は、3311万人と集計されました。

単純計算して、2022年から2100年まで合計1億1576万人が死亡し、生まれてくるのはわずか4728万人程度。

差し引き約6850万人の人口が消滅することになります。

まもなく『多死時代』がやって来ることは間違いありません。

日本の人口は2008年をピークに減少基調にあります。

毎年発表される人口統計は、予測を上回る減少スピードです。

この加速するシュリンク状況から分かるのは、同質化がかなり危ないということです。

民間の有識者グループ『人口戦略会議』では、全体の４割に当たる744の自治体が消滅する可能性を示唆しました。

人口が減ると集落の偏りが大きくなり、住民の８割が65歳以上というケースも珍しくなくなるのです。

当然どの立地に店舗があるのかによって、未来が明るいか、暗いかへの影響は強くなります。

しかしアイデアによっては、逆境を逆手に取り、差別化に成功している市区町村があることも事実です。

人の表情認知ができるAIが発表されました。

これまでのテキストから、表情認知、さらには音声（会話）認知までが可能になったということは、これがロボットに搭載されれば、いよいよシンギュラリティーが近づいたと言えそうです。

表情認知能力は、ある意味感情を理解するとも理解できるからです。

この能力は、著しく高い人と、著しく低い人がいます。

俗に言う『空気が読めない』とも表現されたりするものです。

もちろん声のトーンや音域等からも『空気を読む』ことの原理は同じなため、

お客様からの『カスハラ』的クレーム対応も可能になりそうです。

そうなると、人間に求められる能力はどうなるのでしょうか。

人口が激減する中、AI搭載型ロボットが活躍してくれることは、そこに高い生産性が可能になることを意味します。

アバウトな仕事をしている人が生き残るのか、それともエビデンスがある仕事をしている人が生き残るのか、楽しみだと言えます。