衰退期に廃業へ追い込まれるG商法 | 心理マーケティングの視点 〜どうすれば成果を出すことができるのか〜

衰退期に廃業へ追い込まれるG商法

夫婦円満のデータから分かることは、二人の会話量です。

危機的な状況にある夫婦の会話量は、日に15分以下だそうです。

15分ではコミュニケーションというより、業務連絡ですね。

反対に夫婦円満は、日に145分(2時間25分)だそうです。

『そんなに会話する?』というほど長く感じますが、

それほど会話していれば、コミュニケーションが取れているともいえそうです。

夫婦円満ではない場合、日に41分だそうです。

夫婦円満を数値化・見える化してみましたが、皆さんのご家庭はどうですか。

そう、『どうやって測っているの』という疑問があるのですが。

 


来年発売予定なのだそうですが、ちょっと欲しいかなと思います。

 

 

衰退期に廃業へ追い込まれれるG商法



業績が悪化してくると、グレーゾーンであろうが、目先の集客に走らなければなりません。

明日の支払いが迫って来るからです。

そこで支払い計画を変更(リスケ)することになります。

ただ支払いを遅らせるだけではなく、その間に収益を図るようにします。

これが自転車操業へとつながって行きます。

※借入をし続けなければ借金を返済できない状態になると、ペダルをこぎ続けなければ倒れてしまう自転車の走行になぞらえて、自転車操業と言われています。


(1)新商品と人気商品を導入する

自店の信頼が低い場合、お客様のリピートが期待できません。

そこで新商品の集客力(ハロー効果)を利用します。

目新しさがあるうちだけは売上が伸びますが、すぐに売れなくなるのが普通です。

仕入れた商品が好調に完売する可能性は低く、多くは不良在庫となります。

その支払いのため、又新たに新商品を仕入れての販売を繰り返すのです。

購入から支払いの期間を伸ばすことで、自転車操業が可能になります。

例えば、1月に買って3月に支払う場合、1月の売上を2月の支払いに当てることが可能です。

つまり、手持ちの現金が無くても新商品を買い、その商品を販売することで支払いに当てるわけです。

購入した新商品が毎回好調に売れるのならば問題がありません。

しかしそんなに都合良く行くわけがなく、販売不振となった場合、

次の新商品販売を前回の支払いに回すしかないのです。

そのため、常に新商品を買い続けなくては経営が成り立たないという、自転車操業になる理由がそこにあります。

また不振店舗を売却する場合に、新商品や人気商品を大量に買って安売りをし、繁盛店に見せて高値をつけるのです。


(2)イベントと広告宣伝

お客様からの信頼が無い店が、黙って営業していては閑古鳥が鳴いてしまいます。

そこで高い期待値を謳った(高らかに主張する、強調する)イベントを仕掛けてお客様を集めなければなりません。

しかしお客様にとっての大きなメリットは、店側にとっての支出につながるため、そんなことを継続してできる訳がないのです。

つまり、広告宣伝という空砲を打ち鳴らしているようなものですから、そのような詐欺手法はすぐに見破られてしまいます。

結果として、その日だけの集客と売上は確保できますが、高い期待値を求めて来店したお客様は失望して、離反顧客を生み出してしまうのです。

これを繰り返し続けることが、自店の信用は失墜し、イベントを仕掛けても集客が効かなくなります。

そのためより過激なコピーや煽り文句を使用することになり、期待値との乖離は広がり続け、自店の集客は完全に効かなくなるのです。

目先の売上に囚われ、お金をかけて自店ブランドを失墜させるやり方は得策ではありません。

それでも目先の売上や粗利に囚われてしまうのは、結局のところそれが評価されているからでしょう。

8割以上の方が、一時的な売上の上げ方や集客の仕方にしか興味を示さないのには、そのような正当な理由があるのです。

人がバカなのではなく、人をバカにしてしまう制度に問題があることを知るべきでしょう。


(3)ステルスマーケティング

2023年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となりました。

広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる『ステルスマーケティング』です。

景品表示法は、うそや大げさな表示など消費者をだますような表示を規制し、消費者がより良い商品・サービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守るためにあります。

つまり『ステマ』とは、お客様を騙す広告・宣伝手法のことです。

一般消費者は、仕組み上これを見破ることが難しく、違法と知りながらも『その日の売上欲しさ』に利用してしまいます。

誠実さの無い商売がお客様から嫌われることは当然です。

問題はそれを繰り返すことで、良質なお客様から居なくなり、不良顧客が増えることにあります。

つまり、不良顧客は良質な顧客を駆逐する、ということです。

結局は立ち回りの上手なお客様だけが蔓延れば、ライトユーザーが生まれづらくなり、衰退していくことになります。



目先の数値を作る手法は人気になるので、供給する側も目先の数値が作れる手法を売ります。

しかし皆が同一の手法を使えば価値が無くなるだけではなく、市場から淘汰される原因になります。

淘汰の時代は、同質化のできるイエスマンではなく、異質化のできるチャレンジャーが求められるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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