希望の別名をピンチと呼び、失望の別名をチャンスと呼ぶ | 心理マーケティングの視点 〜どうすれば成果を出すことができるのか〜

希望の別名をピンチと呼び、失望の別名をチャンスと呼ぶ

今年も色んなことがありましたが、終わってみればいつもの1年間であったことに感謝です。

また、政治の世界は、距離を置いても近すぎても難しい世界であると感じる1年間でもありました。

来年よりも2021年が、どんな年になるのか気になるところですが、鬼が笑いそうですので止めにします。



今年も残すところあと1日、明日は大晦日です。

本年もブログを読んでくださり、またセミナーにご参加くださり、ありがとうございました。

皆様にとって来年が素晴らしい年になりますことを願っております。

感謝の気持ちを込めて、今年最後の記事を全力で書かせていただきます。




《ピンチとチャンス》
~希望の別名をピンチと呼び、失望の別名をチャンスと呼びます~

2019年も終わろうとしていますが、あなたにとって今年はどんな年でしたか?

世界経済はゆっくりと下っていますが、株価は実態とはかけ離れて高値を更新しています。

地方銀行や都市銀行の支店、郵政事業など、低金利やデジタル化により、行き詰まりが佳境に入って来ました。

アパレルはEコマースや人口減の進展、価値観の変化により、パラダイムシフトが進んでいます。

パチンコはIRの影響により、依存の保険適用や収賄など、マイナスの出来事が多く、規制の厳格化が進み、衰退が進みます。

飲食業はコンビニなどの中食や人手不足問題の影響、インスタ映えなどの価値観の変化、事業後継者の不足など多くの問題を抱えています。

しかしそのような
ピンチにおいても業績を伸ばしている企業があります。

このような企業に共通しているのは、『やり方』に囚われていない、というこです。

換言すれば、業績の優れない企業は、『やり方』に囚われている、ということになります。

マーケティング的な表現をすれば、戦略の無い戦術に依存している状態です。
※戦略(在り方) 戦術(やり方)

ピンチを『やり方』でしのごうとすれば『経費』になります。

ピンチをチャンスにしようとすれば『経費』は『投資』になります。

視野の狭い方が、莫大な経費をかけて業績を落とす理由です。

なぜならば、必然的に投資にはリスクがあり、人はそれを避けたいと願うからです。

それゆえに多くの人が考える、リスクが無いか、少ない選択を繰り返せば、競合する相手との差は開きません。

それどころか、互いのつぶし合いが激化するだけです。



【努力しても成功しない理由】

なぜ戦術に人が流されるのかは簡単で、『目先のことに囚われる』からです。

なぜ目先に囚われるかは、現状が苦しいからです。

なぜ現状が苦しいかは、判断が遅れているからです。

なぜ判断が遅れるのかは、先に対する見通しが狂っているからです。

なぜ見通しが狂っているのかは、狭い範囲の視野しか持たないからです。


売上が下がったから『何か手を打たなければ』という考え方が失敗を招いています。

つまり、問題の根本ではなく、起きている現象に翻弄されているわけです。

これを
3つに分解してみると、

1つには、過去の延長線上に未来があると勘違いしている。

2つには、視野が狭いために物事の本質が見えず、目の前のことに囚われている。

3つには、見ているゴールと、認知している現在地が狂っている

ということになります。


【その1】
過去をすべて否定するわけではありませんが、新しいことばかりを追うのも合理的ではありません。

過去に起きた事例そのものではなく、そこから抽出されるエッセンス(本質)が重要なのです。

そして近未来は、環境が変化しているのですから、過去の成功手法が効かなくなるのは必然です。

新しい環境に適応した、新しい打ち手が必要になります。

しかし近未来を意識できない者は、過去の延長線上に未来があるとしか想像できないのです。

そのような方は、時代遅れの『やり方』にしがみつき、自然衰退の渦に巻き込まれて消滅するしかありません。


【その2】
誰でも苦しいときには目の前のことにしか意識を向けられません。

しかし本来は、事態がそこまで悪化する前に手を打つことが重要です。

つまり、勉強量が不足しているため視野が狭くなり、見えなくなっていることが問題だということが分かります。

にもかかわらず勉強量が足りないのは、必要な学びではなく、欲しい(好ましい)学びばかりをしているからです。

なぜならば、おのれの責任ではなく、外部環境のせいだという逃げを求めていることによります。


【その3】
理想的なゴールは、比較的簡単に見えるものです。

しかし現状の把握は予想以上に難しく、そのため『どんな打ち手』が適切なのかが見えません。
 
現状が見えない理由は、思い込みというバイアス(編調)によるものです。

 

 

そのため、適切な打ち手の効果測定ができず、PDCAが回せずに、次の判断ができません。

 
判断ができなければ行動の修正ができず、何も変えることができないのです。

 

 


チャンスはピンチの顔をしてやって来ます。

そして、

ピンチはチャンスの顔をしてやって来ます。



ピンチは強制的に人の行動を変えるため、新たなチャンスが生まれ、

チャンスは人のおごりと安心を生むため、ピンチが訪れます。


今が苦しいのに、何も変えなければ同じ結果が続くのは当たり前です。

物事が急変する場合、人は行動を変えますが、ゆっくりと変わる場合、行動を変える決断ができません

ぬるま湯が危険であるのはカエルに限ったことではないのです。
※茹でガエル現象

来年も変わることができない多くの企業が淘汰されることになります。

変わるためには違う考え方が必要になります。


そして違う行動が必要になります。

そのためには、付き合う人を変える必要があります。

目先のことばかりを話す人と一緒にいれば、いつまでたっても成長することができません。

あえて違う価値観視点を持つ人と、勉強をする機会を持つべきでしょう。

 

 

 

 

 

今年も大変お世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。

良い年をお迎えください。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

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