あなたが成功できないのは【これを知らない】という理由がある。
このたびの台風により、被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日 も早い復旧を、祈念致しております。
その被害が大きかった鳥取県のある旅館に予約を入れていた方がいらっしゃいました。
台風が直撃するということで、楽しみにしていたけれどキャンセルすることにしたそうです。
ネット予約でしたから、ネットでキャンセルをしたところ、その旅館から電話がかかってきて、
『キャンセル料が発生しますので、後日請求書をお送り致します』とのこと。
『自然災害の場合でもキャンセル料が発生するの?』
『はい、当旅館の決まりでございます』
『よその旅館は自然災害でキャンセル料なんか取らないよ』
『それは、その旅館側のご厚意ということで、原則は自然災害でもキャンセル料は発生致します』
『そんなこと言われたら、今回は残念だったけど、次の機会に行こうと考えていたけど、もう絶対に行かないけどいいの?』
『大変申し訳ございません』
台風上陸の3日前に連絡したときの会話です。
この話を妻にしたら、『どうせまた新しい客が来るんだから、キャンセル料取っておけって話なんでしょ』とのこと。
サービス業に従事している身としては、ちょっと違和感バリバリです。
新しいお客様という考え方は、ハッキリいって昭和です。(人口ボーナス期)
もちろんキャンセル料を取ることが間違いだとは申しません。(CS)
しかしそれで顧客を失うのならば、どうでしょうか。(LTV)
現状が厳しい環境にあるのは分かりますが、目先に囚われ、お客様が離れるような仕組みを放置すれば、 淘汰される側になるのは必然です。
できるのにしない人を『のうなし』と呼ぶが、それは人間の本質でしかない。
人は変化を嫌います。
ダイエットをしようとしますが、挫折するのが普通です。
それは『ダイエットできたらいいな』と考えているからです。
なぜなら遺伝子レベルでは『いつ飢饉に襲われ、食べられなくかもしれないから、今のままの体 重を維持して欲しい』と思っているため、それに負けるのです。
人類の歴史は、飢餓との戦いでもありました。
原始時代には、1日のほとんどが食べ物を探すことに使われていたといわれています。
そして人類が飽食の時代を迎えたのは、猿人が現れた600万年前から見れば、つい昨日のようなものです。
なので、過剰なエネルギーを摂取しても破棄できない(肥満になる)のは、遺伝子が肉体の安全を守ろうとする行為だからです。
そのため、なんとかなっている現状からの変化は、安全を失うことになりかねないため嫌うのです。
つまり、特別な心理が働かない限り、毎回自動的に同じ処理が繰り返されることになります。
ただでさえダイエットは直ぐに結果が出ない行動です。
潜在意識(遺伝子の記憶)に負けてしまうのは当然だといえます。
『世界が明日終わりになると知っていても私は今日リンゴの木を植える』という言葉があります。
つまり、『たとえ意味がなくとも、今の自分にとって意義のあることを私はやる』という解釈で す。
また、『永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ』という言葉もあります。
人間には、ただ生きるだけの欲求以外にも、強い欲求のあることがわかります。
このように、人間にはたくさんの欲求があります。
日本で有名なのは、食欲・性欲・睡眠欲の三大欲求です。
しかし脳科学的に睡眠は、欲求ではなく機能だと考えられています。
なぜなら、人は寝たくないときにも、眠りに落ちてしまうからです。
欲求とは、『動物が行動を起こすための動機づけ』という概念です。
なので睡眠は欲求ではなく機能だと解釈されています。
他に強い欲求は、『承認欲』『集団欲』『知識欲』です。
人の願望や欲望という『気持ち』は、ホメオスタシス(恒常性維持機能)から来ていると思われています。
欲求を大きく2つに分けると、 『肉体的(生理的)欲求』と『社会的(心理的)欲求』になります。
食欲・性欲・睡眠は、生理的欲求
承認・集団・知識は、心理的欲求
一番根底にある欲求は、細胞からの生き続けたいという欲求『生存欲求』です。
遺伝子の乗り物である肉体を維持する為には、食事が必要です。
自分の遺伝子を残す為には、性欲が必要です。
肉体を維持する為には、睡眠が必要です。
人は1人では生きられないので、集団を組みます。
集団だから分業ができ、食べ物を得られ、異性と出会って生殖し、危険から身を守れ、子育てができる、など多くのメリットがあります。
その中で認められないと、集団の中には居られなくなります。
それは死を意味します。
なので他者からの承認欲求が起こります。
そして新しい知識により、より多くの食料や安定した収穫、健康や危険回避などが得られる為、 知識欲が起こります。
それもより良く生き続けるために必要な欲求なのでしょう。
だから新しい情報でドーパミンが放出されたりするのです。
辞典には、『脳とは、ある物事をなしとげる力』とあります。
『脳がない』を辞書で調べると、【能力がない。また、機転がきかない。考えがたりない。】と あります。
『のうなし』を辞書で調べると、【とりえがないこと。はたらきがないこと。また、そういう人。 】とあります。
なしとげられない理由の一つには、『知らないから』からです。
この知らないにもレベルがあり、学習の5段階と呼ばれているものがあります。(参照:NLP用 語集)
1.無意識的無能(知らないしできない) あることに関して何も知らず、知らないということさえも知らない状態
2.意識的無能(知っていてもできない) あることに関して知識を得ましたが、それを実践することはできない状態
3.意識的有能(考えるとできる) あることに関してある程度できるようになってきましたが、まだ習慣化されておらず、それを行 うためにはある程度の集中力が必要な状態
4.無意識的有能(考えなくてもできる) 意識しなくても自動的にあることを実践することができている状態
5.無意識的有能に意識的有能(どこからでも教えることができる) 無意識的に行っていることを、意識して人に教えることができる状態です。
人間の脳は、ただ知るだけで満足します。
それは知識欲があるために起こる自然現象です。
だから知っただけで行動化されないことになるのです。
しかし現代では、その情報を分析してより良い行動を取ることで、高い成果を出すことが求めら れています。
そのためには、『何となく〇〇であればいいな』程度の意思では、変化を嫌う自分の潜在意識には勝てないのです。
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