子どもは喧嘩の達人です。
自分が悪いと素直に認められない子は、あらゆる言い訳を使って反論して来ます。
多いのは「あいつもやってる！」です(￣▽￣)
あいつもやってるんだから、なんで俺だけ怒られるんだよ！先生ずるい！
子どもの全力の抵抗です。
こう言われたらみなさんはどうしますか？(*^▽^*)
私はこの言葉が来たら、「しめしめ（笑）」と思います。
なぜならクラスが始まる４月の最初にルールを作るからです。
４月 先生のお話
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「あいつもやってる！」という言葉を聞いたことがあると思います。
「俺は悪くない！」という意味で言う人が多いですが、この言葉の正しい意味を知っていますか？
「あいつもやっている！」とは、「自分もやったけど、あいつもやっている」という意味です。
これは自分は悪くないと言えるでしょうか？
３０kmしか出せない道を１００kmで走っていた人が警察に捕まりました。すると、隣を１２０kmで走っている車が通り過ぎました。
「なんで俺が捕まるんだよ！あいつもやってるじゃん！」
こう言えば、警察の人は許してくれると思いますか？
無理ですよね。１００kmで走ったことは変わらないので、許してはくれません。
「あいつもやってる！」という言葉は、自分は悪いことをしました、と認める言葉です。
この言葉を言ったらすぐに反省して謝ってもらいます。
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このように最初に宣言しておくと、子どもは納得します。
それ以後は、この言葉が出るたびに、
「なるほど、『〜くんもやってる！』ということは、あなたは悪いことをしたと認めたということですね。では、すぐに謝って来なさい、その後、〜くんのところへ行きましょう。」
と言って謝らせて終了です。片方が謝ると喧嘩は大体すぐに終わります(*^▽^*)
喧嘩が起こるパターンは大体決まっているので、最初にルールを作ってしまうと、その後の対応が随分楽になります。
今日も男の子２人の喧嘩の話を聞いていたら、「あいつもやってます」と来たので、すぐに終了しました（笑）
ルールはクラス作りに大きな効果があります。
参考になれば幸いです(*^▽^*)
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