※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
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前回(第43話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話の詳細は、目次1(第1~26話) 、目次2(第27話~) へ
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(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方は、スクロールで(今日のお話)へどうぞ♪
2001年9月11日、
急性骨髄性白血病で緊急入院(第4話)
その夜、アメリカ同時多発テロ勃発。入院していた病院でも、その影響でもう一つのドラマ(第13話) が発生していたと知ったのは、随分経ってからでした 。
入院早々から、ひと山(第10話) ふた山(第12話) 、次から次へと「命の危機」が訪れました。
そして、そんな中、「何の為に、生きようとがんばるのか」(第16話) 、「働く意味」(第17話) に気づくことになりす。
骨髄移植のドナーになるために一致する必要のあるHLA(白血球の型)は、妹とも弟とも一致せず(第19話) でしたが、
幸い、その後の無菌室の中での抗がん剤治療(第23話) は、順調に進みました。
そして、2002年1月、無菌室の中の私に、「骨髄バンクのドナーさんが見つかっ た!」と言う知らせ(第26話) が。
しかしながら、
当時、病状がよかった私は、ハイリスクハイリターンの移植(第27話) に踏み切るかどうか、、、悩みに悩みました(第28話) 。
2001年1月下旬、入院以来5か月ぶりの二泊三日の外泊で、ようやく冷静さを取り戻し(第32話) 、「数字マジック」に 気づき(第33話) 、移植を決意(第37話)
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したはずでしたが、また移植へ向けてのリ スクが、目の前に提示されました(第38話) 。
「右足に潜むリスク」。
検査を重ねても、原因は不明のまま(第39話) 。移植に向けて、右足を手術するのかしないのか、、、考えは、再び堂々めぐりでした。
「いっそ移植を止めれば、右足の手術を悩まなくていい・・・」とまで考え始め、振り出しに(第40話)
やがて、、、
自分の判断基準(第41話) に、再び立ち戻ることができ、移植に向けて、右足の手術を決意。
残すは、右足手術のために、移植日の延期を、ドナーさんが了承してくれるかどうか・・・(第42話)
骨髄バンク経由でのドナーさんからの返事は、二つ返事で「OK!」。ドナーさんの無償の愛に、真に腹をくくれた私でした。(第43話)
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(今日のお話)
2002年3月。
右足の手術を決意した私は、手術をしてもらう整形外科の医師と話をすることになりました。血液内科の主治医と共に。
右足の手術に際して、私の主治医になった整形外科の30歳前後の若い医師が、私にこう尋ねたことを、8年経った今も覚えています。
「輸血したことはありますか
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あまりに急性骨髄性白血病のことを理解していない質問に、唖然としてしまい、一瞬、答えられませんでした。
血液内科の主治医の慌てた顔、、、。
つい無愛想に、「数えきれない位あります。ほぼ毎日輸血してますから。」と答えた私でした。
白血病は、やはり特殊な病であること、専門医でなければ、たとえ医師であっても、白血病の実情を知らないことを、思い知った瞬間でした。
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その頃の私は、2001年9月の入院以来、繰り返された抗がん剤治療で、白血病は寛解状態(見た目上、悪い細胞がない状態)を維持していました。
が、造血機能(血液をつくる機能)が、抗がん剤の影響で低下していたので、血液の状態は正常とは言えませんでした。
白血病患者としては良い状態ながらも、右足の手術をするに当たり、私の血液の状態はリスキーな状態でした。
止血作用を持つ「血小板」の数が、異常に少なかったのです。
切開手術をして、血がなかなか止まらないかもしれない・・・・
通常の手術以上に、ハイリスク患者であることを、私も、そして整形外科医も、認識せざるを得ませんでした。
でも、もう怖くはありませんでした。
繰り返し、悩みに悩んだ時間(第33話) (第40話) は、ムダではなかったのです
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悩む時間は、ムダじゃない。
悩んだっていいのです。
逃げずに、目をそむけずに、
自分の人生の選択をするために、必要な時間なら・・・・
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こちらへ つづく・・・
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【シリーズ目次】
◆白血病から の社会復帰【目次1】 発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病
◆白血病から の社会復帰【目次2】移植するのかしないのか~
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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