◆白血病からの社会復帰28~生存率40% | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職~キャリアコンサルタント木村典子です♪

※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みくださいひらめき電球

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前回(第27話) の続きです。

「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。

(※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ

(※シリーズ目次は、コチラへ

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(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方はスクロールで(今日のお話)へどうぞ♪

急性骨髄性白血病が発覚し、緊急入院したのは、2001年9月11日(第4話)(第7話)

いきなり波乱が起こった入院直後でしたが、その後は、順調に抗がん剤治療が進みました。(第10話)(第20話)

閉ざされた無菌室の中で。抗がん剤の副作用で、スキンヘッドになりながら。(第15話)

でも、支えてくれた人の存在で、「生きよう!」と・・・。(第16話)

妹も弟も、骨髄移植ドナーになるために一致する必要があるHLA(白血球の型)は一致せず。(第19話)

登録していた骨髄バンクで、ドナーが見つかったのは、入院5ヶ月目の2002年1月(第26話)

しかしながら、骨髄移植は、ハイリスク・ハイリターンの治療。移植に踏み切るのか否か、、、。(第27話)

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(今日のお話)

移植をしたことによって、命を失うこともあります。一生、入院生活 になることもあります。今、とても状態がいいので、このまま再発せずに行けるかもしれません。」

主治医のその言葉に、私はこう尋ねました。

「移植した場合 と しなかった場合の生存率は、何%ですかはてなマーク

主治医の答えは、こうでした。

移植せずに、このまま化学療法(抗がん剤治療)だけにしたとして、40%位かな。移植したとして、60%位かな。」

この生存率の数字に、惑わされました。迷いました。悩みました。

(単純に、数字だけ見れば、移植した方が高い。)

(でも、骨髄移植に踏み切った場合、それが原因で命を失う危険性がある。寿命を自ら縮めてしまうかもしれない・・・。)

(もし、3年間元気に生きられるなら、その3年間にやりたい事をやってしまおうか、、、。でも、移植してもしなくても、3年間生きられる保証がある選択肢は、ない。)

考えれば考えるほど、混乱するばかりでした。

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人生は、意思決定の連続。

たとえ、命がかかった選択でも、自分で決めるしかないのです。

しかし、決めるのは自分でも、
考える過程で「人の支え」が、どれだけ力になることか、、、。

この後、身を持って経験することになりました。

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今の私の仕事、キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)は、働く側面からの人生の意思決定のお手伝い。

この時の経験が、どこかで息づいている気がします・・・キラキラ

こちらへ つづく・・・

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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私 の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。

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【シリーズ目次】

◆目次~白血 病からの社会復帰

【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)

【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事 も楽 しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】

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