※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
*************
前回(第9話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
(※シリーズ目次は、コチラへ )
*************
アメリカ同時多発テロの日。
2001年9月11日。
私の体の中で起こっていた
”同時多発テロ”。
急性骨髄性白血病が発覚し、
緊急入院。
翌日から、抗がん剤による化学療法が開始され、順調に薬が効き始めた、、、と思った矢先。
再び危機が訪れました。
抗がん剤投与3日目。
上がり続ける熱。
40度を超え・・・。
息苦しい。
息をしてるのに、、、息苦しい。
駆け付ける主治医。
ベッドのまま、運ばれ、
レントゲンとCTを撮り、、、。
間質性肺炎でした。
抗がん剤投与は、急きょ中止。
片方の肺は、
レントゲンが真っ白状態。
「肺は、ブドウの房のようになっていてね。その房と房の間が炎症を起こしてるんです。お母さんに、説明したいので、連絡しますね。」
主治医は、私にはそう説明しました。
実は、その時、
母と彼氏(現・夫)は、主治医から こう言われていたそうです。
「間質性肺炎です。3日間がヤマです。会わせたい人がいたら、本人が話せる間に呼んでください。もし命が助かったとしても、片方の肺は、、、もうダメでしょう、、、」
「仕事で忙しいから、来れるのは週末になるよ。」と言っていた彼が、なぜか毎日来てくれた訳です。
もう会えなくなるかもしれなかったのですから・・・。
こちらへ つづく・・・
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私 の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。
*************
【関連記事】
◆変える、受 け入れる、見極める
◆「四角い 空」~無菌室の想い出
【シリーズ目次】
◆目次~白血病からの社会復帰
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽 しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
*********
最新の記事一覧へ
ハッピーに働いて、ハッピーに生きる。
幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)