◆「四角い空」~無菌室の想い出◆ | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職へキャリアコンサルタント木村典子です

空、、、好きですかはてなマーク

すっきり澄み渡った青い空。晴れ
灰色の雲が立ち込めた今にも雨が降りそうな空。 汗
ぽっかり白い雲が、まるで絵のように浮かんでる空。くもり


見るだけで暑くなりそうな入道雲。あせる
秋を感じるイワシ雲。もみじ


バラバラバラバラバラ!傘に当る雨音をBGMに見上げる雨空。 雨



一日として、一時として、同じ空ってないんですよね。



あの経験をしてから、「空」を見上げるのが、、、大好きになったんです。

、、、その経験とは、

2001年~2002年、1年以上に渡る、急性骨髄性白血病の闘病の入院生活。


「白血病」は、体を外敵から守る白血球が、がん化する病。だから、異常に免疫力が下がるんですね。



その治療は抗がん剤で、造血機能が抑制されるまで叩いて、 一旦、白血球数が、正常なら3000~8000位ある所を 、100以下くらいまで下げちゃうんです。


移植の時は、白血球0状態までになるんですよ。



体を守る白血球が機能しない訳ですから、無抵抗状態になります。ですから「無菌室」と言う特別な病室に、長く入ります。



私の場合は、2001年9月~2002年1月の約4ヶ月半(抗がん剤治療中)と2002年7月~8月の約1ヵ月半(骨髄移植時)。

その間は、その無菌室から一歩も出られないのです。



「無菌室」。
たぶん、ドラマか映画のワンシーンで、「ガラス越しの面会」、、、ご覧になったことあるかもしれませんね。



私が入った無菌室は、 6畳くらいかな?もうちょっと広いかな?

ベッドがあって、頭の方の壁からは 常に、清浄なほぼ無菌状態の風が吹いてます。

ベッドと反対側には、洗面台、簡易シャワーがあって、 洋式便器が壁にくっついてて。

ベッドと反対側の壁は、上半分がガラス張り。 そのガラスの向こうが面会者用の通路。 その面会者用通路の向こうに、外気と接している窓がある訳です。

ちょっとわかりにくいですかはてなマーク イメージしていただけました!?


8階だったんです。無菌室。

面会用通路越しに窓から見えるのは、「空」。
ベッドに寝ていても、見えるのは、「空」。



病室は、無菌室は、常にパジャマ一枚で快適な温度に調整されてます。

”季節の移り変わり”を感じられるのは、 ”一日の時間の流れ”を感じられるのは、「空」だったんです。虹



今は、窓枠で囲まれた「四角い空」じゃなくて、 「果てしなく広がる空」を見上げることができます虹


なんて、素晴らしいんでしょう音譜 なんて、シアワセなんでしょうキラキラ

空を見上げると、


顔がクイッと上を向いて、 自然と顔が ほころんで、 自然と深呼吸しちゃって、 風の音まで聞こえてきて、


とっても気持ちいいベル

「空」、、、大好きなんですラブラブ

果てしなく広がる「空」を見上げられる幸せ、、、感じて


キャリアコンサルタント木村典子


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