◆「選ぶ」、「捨てる」、「納得する」◆ | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

今日、どこにいるか。誰といるか。何をするか。 今、どこにいるか。誰といるか。何をするか。

「人生」は、まさに「選択」の連続ひらめき電球

「今日の晩御飯どうしようかな~?」と言うのも「選択」。 「誰と結婚しようかな?」と言うのも「選択」。 「どこで働こうかな?」と言うのも「選択」。


「選ぶ」とは、 たった一つの選択肢以外を「捨てる」こと。 だから、時として悩ましい人生、 ”自分の命”がかかった選択を迫られることもある。

- - - - -

私も、2002年に命のかかった選択に迫られました。


骨髄バンクで、HLA(白血球の型)があうドナーさんが 幸いにして見つかって、 そして、その時、幸いにして、化学療法(抗がん剤治療)での 経過が良く・・・。


もしかしたら、ハイリスクの骨髄移植は、 ”余計なこと”になるかもしれない状態。

移植したが為に命を縮め、死ぬことになるかもしれない。 移植したが為に、障害が残るかもしれない。 移植したが為に、一生、病院暮らしになるかもしれない。


でも、もし移植を選ばず、化学療法のみで済ませて、 再発したら・・・。


血縁者ドナーがいない私は、その時、再び、バンクドナーさんが見つかる保証はどこにもなく。 再発後の移植での5年後生存率は、初発時と比べて明らかに低く。


化学療法のみの5年後生存率、約40%。 骨髄移植した場合の5年後生存率、約60%。 微妙な差。


その時、気付きました。

人生の選択は、「一つ」しか選べない。 どの道を選べば、どうなるか、、、誰もわからない。

どの選択肢を選んだとしても、 その結果が、自分が望んだものになったなら、 「ああ、これを選んで良かった」と思うだろう。

逆に、その結果が、自分が望んだものにならなかったら、 「他の選択肢を選べばよかった」と思うだろう。



ベル大切なのは、たとえ結果がどうなろうと、 「自分は、これだけのことを考えて、これだけ悩んで、 こう言う理由で、これを選んだんだ!!」と ”納得”できてるかどうか。


自分の”選んだ”選択に、”納得”できてれば、 ”捨てた”選択肢に未練はない。


就職も、同じ。 結婚も、同じ。 人生すべて、同じ。

宝石緑納得」して、宝石ブルー「捨て」て、宝石赤「選ぶ」。


有限の命を生きている私たちが、 その期限が、たとえ いつ来ようとも、 「いい人生だった!」と言えるヒケツ。


【追記】

生存率や移植リスクに関する記述は、あくまで当時の私に関することで、どなたにも当てはまるものでは、ございません。もし、ご自身の治療法に関してお悩みの場合は、必ず主治医の方とよくご相談されて下さいね。


ペタしてね