◆白血病からの社会復帰37~正解は一つじゃない | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職~キャリアコンサ ルタント木村典子です♪

※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みくださいひらめき電球

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前回(第36話) の続きです。

「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。

※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話は、シリーズ目次 へ

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(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方は、スクロールで(今日のお話)へどうぞ♪

2001年9月11日、アメリカ同時多発テロの日。

私の体の中でも”同時多発テロ”勃発ドンッ急性骨髄性白血病で緊急入院しました。(第4話) (第8話)

翌日から抗がん剤投与が始まり、投与3日後には肺炎になり、命の危機 第10話)

幸い、一命を取り留めたものの、その原因から、白血病の積極的治療が危ぶまれました(第12話)

一か八かで抗がん剤治療の再開(第14話) 。抗がん剤の副作用で髪の毛もすっかり抜けて(第15話)

大変ながらも、何のために闘うのか「生きる意味」(第16話) 働く幸せ」第17話) に気づくことになりましたキラキラ

無菌室から一歩も出られない抗がん剤治療(第23話) 。やがて、2002年1月、「ドナーが見つかった!」と言う知らせ。

しかし、その時、病状の良かった私は、ハイリスク・ハイリターンの移植(第27話) に踏み切るかどうか、「生存率」を見つめ、悩み続けたのでした(第28話)

そして、2002年1月下旬、ようやく2泊3日の外泊許可。5か月ぶ りに、外へ出られて(第32話) 、決断へ・・・。(第33話)

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(今日のお話)

(第34話)(第36話) は、キャリアコンサルタント木村典子の目線で、「数字マジック」についてお話しましたね音譜

今日は、再び、2002年1月の一時退院の時(第33話) の続きです。

・・・・・・・・・・・・
5か月ぶりに病院を出ることができ、「数字マジック」に翻弄されていた自分に気づいた私は、冷静に考え始めました。

(生存率は、一人ひとりの結果の集計にしか過ぎない。一人の人間にとってみれば、生か死か、つまり自分にとっては生存率100%か0%かしかない。

(移植したとしても、しなかったとしても、「望む結果」が得られなければ、いずれに しても「後悔」するだろう。どちらの後悔が、納得できるだろう・・・・

私の結論。
それは、、、

「私の性格から考えて、”移植すればよかった・・・”と言う後悔は、きっと後悔しきれないだろう。チャンスを逃したように感じるに違いない。」

「数百~数万分の一の確率の中、見つかったドナーさん。チャレンジしてみようビックリマーク

移植への決心がついたのです。


しかし、これはあくまで私の結論。同じ状態の患者さんがいたとしても、移植に踏み切るのが正解で、移植しないのは不正解と言う訳では、決してありません。

ベル大切なのは、
「どう考えて、どう納得して、自分の結論に辿り着いたのか」

生きていると、「する決心」よりも、「しない決心」の方が、勇気がいることもあるのです・・・

こちらへ つづく・・・

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◆正解は一つじゃない~幸せな就職も、人生も

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【シリーズ目次】

◆目次~白血 病からの社会復帰

【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)

【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽 しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】

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幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)


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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私 の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。