※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
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前回(第33話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
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(今日のお話)
2001年9月11日急性骨髄性白血病での緊急入院。それから、5ヶ月目、
幸い、骨髄バンクでドナーさんが見つかったものの(第26話) 、ハイリスク・ハイリターンの骨髄移植(第27話) に悩み続けた私です。(第28話) ~(第32話)
今日は、その頃の私が囚われていた「数字マジック」(第33話) について、キャリアコンサルタント目線も交えて、改めてお話したいと思います。
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「数字」と言うのは、説得力があるんですよね。
たとえば、
「骨髄バンクで、HLA(白血球の型)が一致するドナーさんが見つかるのは、難しいことです。」
「骨髄バンクで、HLA(白血球の型)が一致するドナーさんが見つかる確率は、数百~数万分の一です。」
いかがでしょう?
数字で示されると、難しさかが より明確に伝わってきませんか
だから、私の場合、生存率と言う数字に囚われ、惑い、悩みこんでしまった時期があったのです。
そして、たとえば、、、
就職・転職・再就職活動などで、自己PRをする時は、実績など数値化できるものは、数字で表現した方が、説得力を増すのです。
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反面、
何かを判断する時に、「過去のデータ・数字をどう捉えるか」は、とても難しいものがあります。
私が悩まされた生存率。
それも、冷静に考えれば、こんな風に 見えて、ようやく数字に惑わされた状態から脱出できました。
では、就職・転職・再就職の際に接する種々のデータについては、どんなことが言えるのでしょう?
こちらへ つづく・・・
【関連記事】
◆「数字に惑わされない生き方」~コードブルー2に蘇る
◆変える、受け入 れる、見極める
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【シリーズ目次】
◆目次~白血 病からの社会復帰
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽 しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私 の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。