◆白血病からの社会復帰35~数字マジック(2)未来のデータ | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職~キャリアコンサ ルタント木村典子です♪

※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みくださいひらめき電球

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前回(第34話) の続きです。

「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。

※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話は、シリーズ目次へ

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(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方は、スクロールで(今日のお話)へどうぞ♪

2001年9月11日、アメリカ同時多発テロの日に、急性骨髄性白血病で緊急入院し(第4話)(第8話) 、 その4日後には肺炎になり、まさに命の危機 第10話)

幸い、一命を取り留めたものの、その肺炎の原因から、白血病の積極的治療が危ぶまれました(第12話)

一か八かで抗がん剤治療の再開(第14話) 。抗がん剤の副作用で髪の毛もすっかり抜けて(第15話)

そんな中、何のために闘うのか「生きる意味」(第16話) 働く幸せ」第17話) ~大切なことに気づきながら・・・キラキラ

6畳ほどの無菌室から一歩も出られない抗がん剤治療は、幸い順調に進み(第23話) 、2002年1月、ドナーが見つかったと言う知らせが入りました。

しかしながら、その時、病状の良かった私は、ハイリスク・ハイリターンの移植(第27話) に踏み切るかどうか、「生存率」を見つめ、悩み続けたのでした(第28話)

そして、2002年1月下旬、ようやく2泊3日の外泊許可。5か月ぶりに、外へ出られて(第32話) 、決断へ・・・。(第33話)

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(今日のお話)

骨髄移植するために一致する必要がある「HLA(白血球の型)」。

一致する確率は、兄弟姉妹で4分の1、非血縁者(血のつながらない他人)だと 数百~数万分の一。

そんな確率の中、骨髄バンクでドナーさんが見つかったにも関わらず(第26話)移植するか否か、悩み続けた訳は「生存率」でした。

当時の私に、主治医が言った生存率は、移植した場合60%、移植なしの場合40%。

この数字マジックに、翻弄されたのです。

こんな風に(第33話) 気づけるまでが、大変でした。

「数字マジック」に関して、前回(第34話) に続いて、キャリアコンサルタント目線も加えて、今日も引き続きお伝えしますベル

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ひらめき電球何かを判断する時に、「過去のデータ・数字をどう捉えるか」

過去のデータ・数字は、もちろん参考になりますし、無視することはできません。

しかし、有効活用するには、2つの視点も併せ持っておきたいのです。

今日は、まずその一つ目。

合格過去のデータ。自分の結果は、これからの未来に起こる

たとえば、、、

ひらめき電球就職・転職・再就職活動をする時に、その企業の業績・育児休暇の取得率・女性管理職の比率・離職率などのデータ、気になりませんかはてなマーク

これらのデータを、どう捉えて、就職活動をすればいいんでしょう?




「これから業績を上げるために貢献してくれる人」が、企業は欲しいんです。「業績がいいから働きたい人」では、ないんですよね。

育児休暇も、「『辞めずに、 育児休暇を取って、帰ってきて!』と言われる働きぶりをすればいい」と考えれば、過去の育児取得率だけに囚われず済みますね音譜

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~未来のデータは、自分が作る

それに気づけた時、数字マジックの迷いから抜け出せるのです。

こちらへ つづく・・・

【関連記事】
◆「数字に惑 わされない生き方」~コードブルー2に蘇る

◆変える、受け入 れる、見極める

◆「選ぶ」、 「捨てる」、「納得する」

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【シリーズ目次】

◆目次~白血 病からの社会復帰

【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)

【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽 しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】

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幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)


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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私 の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。