覚え書き『新しい試み、新しい顏』〜自分を作りあげていくという行為、そのために必要なこと〜 | なかのたいとうの『童話的私生活』

覚え書き『新しい試み、新しい顏』〜自分を作りあげていくという行為、そのために必要なこと〜

namGallery 2F
namGallery 2F NAMNAM 昼の展示風景

 

今回、新しい試みとして展覧会へ参加することにしました。

 
NAMNAM Leaflet
NAM Naughty Art Market
NAMNAM -ナムナム-
鮮度で勝負! とれたてやんちゃアート市場!
会期:2012年5月1日(火)~2012年5月13日(日)
時間:13:00-21:00(最終日は17:00まで)
場所:namGallery (ナムギャラリー) [地図
〒156-0041 東京都世田谷区大原1-56-6
京王線笹塚駅、または代田橋駅より徒歩5分
オープニングパーティー:5月1日(火)19:00~
チキンパーティー:5月5日(土)19:00~
クロージングパーティー:5月13日(日)18:00~

 

『NAMNAM -ナムナム-』への参加は、昨年行われた画家木村哲雄さんのバースデーパーティーで美学校や美学校出身の方々と知り合ったことがきっかけになります。

その中のひとり、福士健一さんに声をかけていただき、ナオゲリータさん、kinuwo(きぬを)さん、たぐちななえさんといった、ぼくの本の表紙や挿絵を描いてくれた方たち三人と一緒に出展する運びとなりました。


ぼく自身は、直前に制作した『深海の鼓動』表紙の展示の他、『深海の鼓動』『アネモネになったアドニス』絵本『はりねずみのふぃりっぽ』絵本『くじらのましゅう』の展示を行っています。
 
NAKANO TAITO: Cover of Book “The Beat of Deep Sea”
なかのたいとう 『深海の鼓動』表紙

 

そして、ナオゲリータさんは『地球外生命体4部作』を、
 
Naogherita: “Extraterrestrial Life Tetralogy”
ナオゲリータ 『地球外生命体4部作』

 

kinuwoさんは『アネモネになったアドニス』の表紙原画となる『アドーニス』を、
 
kinuwo: “Adonis”
kinuwo 『アドーニス』

 

たぐちななえさんは、絵本『はりねずみのふぃりっぽ』の原画6点の展示を行っています。
 
Nanae Taguchi: Original Picture of “Filippo the Hedgehog”
たぐちななえ 『はりねずみのふぃりっぽ』原画

 

今回、出展してみないかと声をかけていただいたのが展覧会の直前だったということもあって、絵本『くじらのましゅう』の表紙と挿絵を描いてくれたakiさんはスケジュールが合わず出展を断念せざるをえませんでした。

代わりに、せめて絵本だけでもと、本を展示していますので、他の方々の作品と合わせてご覧いただければと考えています。
 
NAKANO TAITO: Self Bound Books
なかのたいとう 本の展示

 

『NAMNAM -ナムナム-』には他にも、オオツカリリリさん武田海さん、ikazayim asakustさん、Ota Yuさん、森はるみさん、nanavoさん、石井秀樹さん、津島七奈さん、木村哲雄さんといった作家が参加しています。
 
それ以外の出展作品

 
namGallery(ナムギャラリー)は京王線笹塚駅、または代田橋駅より徒歩5分です。

新宿からですと十数分もあれば着く距離になります。

ぼくは基本的に毎日、オープンからクローズまで在廊しています。

お話しを書いていたり、このプログの記事を書いていたり、何かしらの作業を行っていると思いますが、気にせず気軽に声をかけてくださってけっこうです。

色々な方と話しをすることも、ほくは作家にとって必要なことだと思っていますし、そもそもぼくは話しをするのが大好きですから何も問題はありません。

ぜひお越しいただければと考えています。
 
namGalleryでの日々

 





また、今回の展示に間に合うかどうかは微妙なのですが、写真家の小野祐佳さんに撮っていただいた新しいプロフィール写真を使って名刺を作ることにしました。
 
新名刺(表)
新名刺(裏)『深海の鼓動』
新名刺(裏)『アネモネになったアドニス』
新名刺(裏)『はりねずみのふぃりっぽ』
新名刺(裏)『くじらのましゅう』
ナオゲリータさんに作ってもらっている新しい名刺4種
表の写真は小野祐佳さん撮影、裏の絵はナオゲリータさん自身の手によるもの

 
表はすべて共通ですが、裏は今回出展させていただいた本の紹介になっています。

今までは自分でデザインしたものをモノクロのレーザープリンターを使って自分で印刷していたのですが、今回は『NAMNAM -ナムナム-』にも一緒に参加しているナオゲリータさんにデザインをお願いし、彼女が普段利用している印刷所を使って印刷してもらっています。

ぼくは名刺にもプロフィール写真を入れるようにしています。

それは、作家のイメージを定着させる上でプロフィール写真は非常に重要な役割を担うと考えてきたからです。

ですから、それをぼくは軽々には変えるつもりはなかったのですが、4月でこのブログを始めて1年という節目を迎えたということもあって、Ameba、facebook、twitterをはじめとする、すべてのアカウントと名刺のプロフィール写真を刷新しようと心積もりしていたのです。

記事『作品紹介 新プロフィール写真』でも触れましたが、旧プロフィール写真は2008年9月に母親によって旭川空港で撮影されたものです。

 
旧プロフィール_180 ⇒ 新プロフィール_180
旧プロフィール新プロフィール

 
ぼくはこの写真をとても気に入っていたからこそ、ずっと使ってきたのですが、現在のぼくのイメージと乖離していると指摘され始めていたことも事実です。

そうした折りに小野祐佳さんに会えたことは、幸運以外のなにものでもないのかもしれません。

ぼくは彼女には、ナチュラルにお願いしますとだけ伝えて写真を撮ってもらっています。

彼女のフィルターを通して表現された今のぼくが、新しいプロフィール写真には表れているように思います。

制作が間に合えば新しい名刺を『NAMNAM -ナムナム-』の会場に置いておきますので、自由に持ち帰っていただいてけっこうです。

名刺もまた、ぼくの作品なのです。


今回の展示で、ぼくは様々なものを展示しているのですが、中でも一番の展示物は、ひょっとすると、ぼく自身なのではないかと思いはじめていたりもします。

 
iPadを使ったナオゲリータのポートフォリオ





 
なかのたいとう童話の森 出版局


現在、以下の本がAmazon Kindleストアで販売中です。

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また、2012年9月に開催されたTHE TOKYO ART BOOK FAIR 2012に向けて制作した本は、価格を改定した上で、在庫があるうちは販売を継続しています。

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なかのたいとう童話連絡先
Book:
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深海の鼓動』×ナオゲリータ[B5判 12ページ]
灰色の虹』 ×菅谷さやか[B5判 38ページ]
雪だるまのアルフレッド』×和華[B5判 42ページ]
オイディプスとスフィンクス』×相田木目[B5判 52ページ]
くじらのましゅう』×鏡安希[B5判 22ページ カラー挿絵8枚]
はりねずみのふぃりっぽ』 ×たぐちななえ[B5判 22ページ カラー挿絵7枚]
ねずみのらんす』×かわつゆうき[B5判 22ページ カラー挿絵8枚]
¥2,400
フローラの不思議な本』×鈴木匠子[B5判 211ページ カラー挿絵15枚]
ZINE:
無料
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(『夜空の星と一輪の花』の朗読CD付き(朗読:我竜麻里子))
[A5判 オールカラー34ページ]
※本をお買い上げ頂いた方には無料で差し上げます
※送料分の切手(¥200)をご送付願えれば郵送いたします
Audio Book:
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朗読『くじらのましゅう』×我竜麻里子 [オーディオCD 7分23秒]
朗読『はりねずみのふぃりっぽ』×我竜麻里子 [オーディオCD 7分56秒]
朗読『ねずみのらんす』×我竜麻里子 [オーディオCD 6分09秒]
朗読『雪だるまのアルフレッド』×我竜麻里子 [オーディオCD 53分04秒]
朗読『灰色の虹』×我竜麻里子 [オーディオCD 50分弱]
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なかのたいとう童話の森は、童話作家なかのたいとうの個人出版レーベルです。自作の出版の他、絵本、童話、児童小説を電子書籍で自費出版したいという方たちのための窓口として2013年に設けられました。初期コストをかけずに出版することは可能ですので、自作の電子書籍化をお考えの方はぜひご相談ください。


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