前回のエントリーに引き続き
2008年:広告業者倒産は206件(広告代理店91件)7年間で3倍弱


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2008年に倒産した206件の倒産態様別分類では、「破産」が198件で構成比96.1%。
「民事再生法」は5件で2.4%に留まっており、かつ5件全てが制作会社。
つまり、広告代理店は全てが「破産」となっている。
2008年に倒産した206件の業種別件数は、広告代理業が91件で全体の44.2%と半分近くを占める。
一方で、制作の受注減や制作費の過剰な絞込みなどで話題になる広告制作会社の倒産件数は77件で37.4%にとどまる。
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広告マーケティングシンクロニシティー















こうやってデータで見てみるとわかりやすいですね、4マスなどの広告を扱うには、それ相応の資金体力が必要だけど、資金繰りに息詰まると民事再生の道は残されていなく、よほどのことがない限り、
スポンサーを見つけることもできず、破産の選択肢しか残されていない。



ちなみに負債総額五十億以上の大型倒産は
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2004年の株式会社パブリックセンター(広告代理店)の77億円
2001年の中央広告通信株式会社(広告代理店)の65億円
2003年の協和広告株式会社(広告代理店)の65億円
2002年の株式会社芝浜企 画(広告代理店)の60億円
2002年の株式会社三幸社(広告代理店)の56億円
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5月の決算発表でそろそろ出てくるか、はたまた、

フジ・メディアホールディングス傘下のクオラスが協同広告買収へ

こんなリリースがあちこちで出てくるかもしれません。


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■via:
http://www.findstar.co.jp/news/syosai.php?s=001475