〈2021エクスカリバー〉ざっくりあらすじと新曲 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
想像と創造だらけの翻訳
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

初演の「ざっくりあらすじ」を土台に、2021年再演の変更点を大まかに加筆しました。

 

(幕が上がる前

スクリーンに映し出されている文字)

 

6世紀小国に分断された英国

各国の王は領土を巡り無慈悲な戦闘に酔っていた

最も大きな野望を持った王

ウーサーが最悪の戦争を起こし

数知れぬ民衆が命を落とした

 

1幕

 

1. プロローグ 【平原に私を葬って】

 岩山の前。1人の女性の舞で幕が開く(キングアーサーのレイラ風)。戦い苦しむ人々が群舞で表現される。岩山の頂上で力に酔うウーサー。

 

ウ: モーリンに剣を授かって以来、私の運命は栄光に包まれた!

 

モ: 剣が人の人生を変えるのではなく、どう使うかにかかっているのだ!野望のために剣を使ったあなたは王ではない!

 

燃え尽きるウーサー。剣は再び岩山に刺さる。

 

 

2. 【언제일까 いつだろうか】

언젠가는 알게될까

흘리지 않아도 될 눈물의 이유

​​いつか わかるだろうか

流さなくてもいい涙の理由

 

행복은 멀어져가고 견딜 수 없는 아픔에

희망을 잃어가

모든 빛이 사라진 끝없는 어둠의 시간

​幸せは遠ざかり 耐え難い痛みに

希望を失ってゆく

すべての光が消えた 果てしない闇の時間

 

언제일까

들판의 모든 꽃들이

소중했던 모든 삶이

찬란히 빛나는 날 

いつだろう

野原の全ての花々が

大切だったすべての人生が

燦然と輝く日

 

그날까지  조금 더 힘을 내야해

사랑한 모든 걸 지켜낼

희망이 날개 펼 때까지 

その日まで  もう少し頑張ろう

愛したすべてを守り抜く

希望が羽を広げるまで

 

자유롭게 날 수 있어

절대로 포기하면 안 돼

한 번 더 일어서 봐

​自由に飛べる

絶対に諦めちゃいけない

もう一度立ち上がってごら

 

우리의 작은 영혼들 기나긴 어둠 뚫고

반짝일 그날까지

​​僕たちの小さな魂が長い闇を突き破って

輝くその日まで

 

불꽃처럼 타올라

세상을 밝혀낼테니

炎のように燃えあがって

世の中を輝かせるから

 

언제일까

들판의 모든 꽃들이

소중했던 모든 삶이

찬란히 빛나는 날 

いつだろう

野原の全ての花々が

大切だったすべての人生が

燦然と輝く日 

 

그날까지  조금 더 힘을 내야해

사랑한 모든 걸 지켜낼

희망이 날개 펼 때까지

その日まで  もう少し頑張ろう

愛したすべてを守り抜く

希望が羽を広げるまで

 

피지 못 한 꿈이 잠든 곳에

새 아침이 밝아와

咲けなかった夢が眠るところに

新しい朝が明ける

 

언제일까

들판의 모든 꽃들이

소중했던 모든 삶이찬란히 빛나는 날

いつだろう

野原の全ての花々が

大切だったすべての人生が

燦然と輝く日

 

그날까지  조금 더 힘을 내야해

사랑한 모든 걸 지켜낼

희망이 날개 펼 때까지

その日まで  もう少し頑張ろう

愛したすべてを守り抜く

希望が羽を広げるまで

 

 

3. 【찬란한 햇살 きらびやかな陽射し】

アーサー

父さん

馬がいない 2頭とも見つからないよ

どこも探したけど、戦争で生き残った家畜は

全部逃げたみたい

明日もう一度探しに行こう 

丘の向こうにいるかもしれないじゃないか

父さんが失くしたものは全部見つけてあげたいよ

アーサー、お前がいるじゃないか

失ったものなんか無いよ

 

너와 나누는 순간 모두 소중해

너와 함께라면 그저 행복해

별과 달이 우릴 비춰주는 밤

살아있음이 축복인 밤

お前と分け合う瞬間すべてが大事だ

お前と一緒ならただ幸せだ

星と月が私たちを照らす夜

生きていることが祝福な夜

 

너의 미소와 웃음소리는 

내 인생의 가장 눈부신 선물

폭풍처럼 흘러가는 인생

잠시 쉬었다 가자

お前の笑顔と笑い声は

私の人生で一番眩しいプレゼント

嵐のように流れていく人生

ちょっと休んで行こう

 

그 어떤 것도

그 무엇도

찬란한 햇살을 막지 못해

함께 나누는 이 순간을 기억해

​どんな何も

何物も

燦爛たる日差しを防げられない

ともに分かち合うこの瞬間を忘れない

 

あっ、屋根!

お帰り

屋根を直してくれたのか

子供の頃から自分の家みたいに過ごした所だ

俺が直すのは当然さ!

ちょっと!一人で直したつもり?皆でやったのよ!

お帰りなさい 皆で直しましたよ

 

먹구름 비바람도 견뎠어

기도 같은 건 소용 없었어

이유조차 모를 시련에도

끝까지 버텨낸 거야

​暗雲雨風にも耐えた

祈りなんか無駄だったよ

理由さえ分からない試練にも

最後まで耐えたんだ

 

하지만 오늘 하루만은 다 잊어

내일은 또 새로운 태양이 떠

서로 기대 가며 아픔을 나눠 

그게 인생 최고의 행복

でも今日だけは全部忘れよう

明日はまた新しい太陽が昇る

支え合いながら痛みを分かち合って 

それが人生最高の幸せ

 

그 어떤 것도 그 무엇도

찬란한 햇살을 막지 못해

함께 나누는 이 순간을 기억해

​どんな何も 何物も

燦爛たる日差しを防げられない

ともに分かち合うこの瞬間を忘れない

 

지금 내 곁에 네가 있어

잊지 마 찬란했던 우리들

저 바람이 희망을 데려올 때까지

今私のそばに君がいる

忘れないで燦爛と輝いた私たち

あの風が希望を連れてくるまで

 

 

ありがとう
おじさんは俺の父親同然
アーサーは本当の弟も同然だし
俺が助けなくてどうするんだ

 

元気を出して!

 

절망하지마 포기하지마 

그렇게 기다렸던 

평화는 결국 찾아올 테니까

​絶望するな、あきらめるな 

待ちこがれた平和は きっと訪れるから

 

태양 뒤에 쓰여있는 

우리 미래가 속삭여주잖아

신의 선택 받은 자가 

우리 구원하러 정말 오고 있다고

太陽の後に書かれている 

僕たちの未来がささやいてくれてるよ

神に選ばれた者が

僕たちを救いに 本当に来ていると

 

너와 나누는 순간 모두 소중해

너와 함께라면 그저 행복해

별과 달이 우릴 비춰주는 밤

살아있음이 축복인 밤

お前と分け合う瞬間すべてが大事だ

お前と一緒ならただ幸せだ

星と月が私たちを照らす夜

生きていることが祝福な夜

 

너의 미소와 웃음소리는 

내 인생의 가장 눈부신 선물

폭풍처럼 흘러가는 인생

잠시 쉬었다 가자

お前の笑顔と笑い声は

私の人生で一番眩しいプレゼント

嵐のように流れていく人生

ちょっと休んで行こう

 

그 어떤 것도 그 무엇도

찬란한 햇살을 막지 못해

함께 나누는 이 순간을 기억해

​どんな何も 何物も

燦爛たる日差しを防げられない

ともに分かち合うこの瞬間を忘れない

 

지금 내 곁에 네가 있어

잊지 마 찬란한 건 우리들

저 바람이 희망을 데려올 때까지

今私のそばに君がいる

忘れないで 燦燦と輝くのは私たち

あの風が希望を連れてくるまで

 

 

4.【語られる物語】

雷鳴と共にモーリンが現れる。時間が止まったかのように村人の動きが止まる。驚くアーサー。アーサーの出生の秘密と運命が語られ始めると村人の男女が怪しい光の中でウーサーと彼が熱望した王妃を演じ始める。心配したアーサーが女性に触ろうとするが電気に触れたように弾かれてしまう。

 

 

5.【俺は俺のもの】

反発するアーサー。

 

 

6.【燃える世界】

大陸から侵入してきたサクソン族が修道院を襲う。

 

 

7.【今どこにいるの】

モーリンを一途に思い続けるモルガナ。精一杯去勢を張ってサクソン族と交渉し、九死に一生を得る。1人部屋に残されると緊張が解け座り込む。

 

モ: だって私が死んだら、モーリン、あなたも死んでしまうでしょう?

 

 

8.【僕の前に続く道 / 剣が1人の人間を】

岩山に刺さったエクスカリバーの横に座り込み、文句をぶつけているアーサー。

 

ア: 鉄の塊のくせに、僕の人生をどうにかしようなんて、とんでもないやつだ。2度とあの怖い顔をした魔法使いの顔を見せるんじゃない!

 

エクターが来て、血は繋がっていないがお前は最愛の息子で特別な存在だと抱きしめる。

 

モーリンもやって来る。運命を受け入れなければ人々がどれほど悲惨な目に遭うのか、村人を操って再現する。(群舞) 終わると元の位置に戻り日常を再開する人々。

 

剣を抜く決心をするアーサー。剣はするりと抜ける。

 

 

9.【その人がここにいたなら】

自信の無いアーサーを囲みランスロット、エクターを始め、友人達が共に戦うと名乗りを上げる。いつの間に来たのかギネビアも名乗りを上げる。女なのに戦うのか?とからかうランスロット。

 

ギ: あの怖い顔の人(モーリン)が剣を抜いた人?

違うなら、抜いたのはどんな人なの?

 

ラ: 別に大した奴じゃなかった。スルッと抜けて、爺さんだって抜けるくらいだ。力も要らなかったし頭も使っちゃいない。

 

ギネビアを挟んで、チラチラ見たり、思わず顔が緩んでしまったり、同じようにデレデレな2人。

 

ギネビアが帰ってから、モーリンの顔が怖いと思ったのは自分だけじゃなかった。ギネビアとは心が通じるみたいだとはしゃぐアーサー。

 

 

10.【それがウルフの標識 / 今どこにいるの Rep】

モルガナの案内でサクソン族は城に到着する。

 

 

11.【こうして僕たちが出会ったのは】

女を仲間にできるのか確認するのを口実に、ランスロットが腰の引けたアーサーを連れて来る。盗み見する2人。

 

ギ: 新しい王が生まれたからこれからは安心して生活できるようになるわ。

 

女達: そんな事を言いながらなぜ戦いばかり教えるの⁉︎

 

サクソン族が女達に襲い掛かり、助けに飛び出すランスロットとアーサー。アーサーが負傷してしまい、ランスロットはモーリンを呼びに行く。

 

自分のせいだとうなだれるギネビア。大した傷ではないと無理して押さえた手を離すアーサー。ニコニコとギネビアと話を交わす。しかしギネビアの視線が離れると傷を押さえて苦しそうに顔をしかめる。

 

歌の終わりでキスするのかと思うとアーサーは気を失ってしまう。

 

 

12.【父の罪】

アーサーが生きていると知ったモルガナは、アーサーのせいでモーリンに捨てられ修道院に監禁されたのだと復讐に燃える。

 

 

13.【こうして僕たちが出会ったのは Rep】 (前半部分)

モーリンが何かを調合しパワーを使うと、上から煙のように何かの力(光)が降りてきて、アーサーに注ぎ込まれる。

 

ギネビアは意識の無いアーサーの回復を祈る。想いを告白しキスをする。それを見聞きしたランスロットは愕然とする。

 

 

14.【より深い沈黙】

ギネビアへの想いを抑え込もうとするランスロット

(初演では結婚式のシーンで歌われた)

 

 

15.【数千年輝けるように】 (後半部分)

要塞と共に円卓も作られる。平等な世界を実現させると張り切るアーサー。

 

 

16.【なぜここに】

エクターの指揮のもと要塞が築かれている場所に、モルガナが姿を現す。

 

 

17.【それがウルフの標識 Rep/忘れるなこの夜を】

息子の葬儀を行い復讐を誓うウルフスタン。
一方、希望に満ちたアーサーの戴冠式が行われる。

 

 

18.【ずっと昔遠いところで】

戴冠式が終わると、エクターが今日はもう一つめでたい事があると大声で言うが、秘密だと黙らせるアーサー。

 

ア: 怪我をして意識が無かった時、君がキスをした夢を見たんだ。

 

ギ: (焦って)気分はどうだったの??

 

アーサー、ギネビアの額にキスしてサプライズの結婚式が始まる。苦しそうに見守るランスロット。

 

モル: あなたと私は共通点があるわね。欲しいものは決して手に入らない。十分に手に入るはずなのに。

 

ラ: アーサーに奪われたと思ってるのか?

 

モル: あなたも同じでしょ。

 

 

19.【결코 질 수 없는 싸움 決して負けられない戦い】

侵入したサクソン族がアーサーに毒矢を放つが、エクターが咄嗟に身代わりになる。悔しそうなモルガナ。犯人が連れてこられると、不安そうな様子を見せる。

 

犯人から情報を聞き出そうとするランスロットだったが、アーサーがエクスカリバーを振り回すので制止できない。怒りに任せて殺してしまうアーサー。

 

モルガナが手を一振りすると、憤怒が燃え上がるかのように怪しい光がアーサーとその背後の群衆に降りかかる。


모든 노력 실패했어

すべての努力 失敗だった

 

당신의 가르침을 따라봤지만

あなたの教えに従ったが

 

진심 다해 날 던졌어

心を込めて私を投げ出した

 

하지만 사랑만으론 안되는 일

しかし愛だけでは通用しない

 

때론 악마의 눈을 직시해야 해

時には悪魔の目を直視しなければならない

 

이제 물러설 곳은 없다

もう後がない

 

핏빛 하늘이여 내게로 오라

血に染まる空よ 私に向かって来い

 

적들에게 자비란 말은 필요 없다

敵に慈悲の言葉はいらない

 

칼을 들어라 여긴 절벽의 끝

剣を持て ここは崖の淵

 

영원한 복수의 전쟁이 시작됐다

永遠なる復讐の戦争が始まった

 

결코 질 수 없는 싸움

決して負けられない戦い

 

핏빛 하늘이여 내게로 오라

血に染まる空よ 私に向かって来い

 

무릎 꿇고 빌어도 용서 따윈 없다

ひざまずいて願っても容赦などない

 

칼을 들어라 여긴 절벽의 끝

剣を持て ここは崖の淵

 

영원한 복수의 전쟁이 시작됐다

永遠なる復讐の戦争が始まった

 

결코 질 수 없는 싸움

決して負けられない戦い



アーサーが地面にエクスカリバーを突き刺して幕。



 

参考ブログ〈1幕〉(シーン番号は一致しません)

 

 

 

 

2幕

1.【目には目を】

黒マントのアーサー。怒りに身を任せてはいけないとモーリンに諭されるが、エクスカリバーで押しとどめる。その背後にはモルガナが寄り添いアーサーを操っているかのように同じ動きをしている。

 

 

2.【一人で行け】

​作戦会議をしている騎士達。戴冠式から2ヶ月も経つのに、ギネビアさえ寄せ付けない精神状態でアーサーは指揮を取れるのかと心配している。

 

そこへ来たアーサーは普通の剣でランスロットと戦い始めるが、やられてしまい相手にならない。怒りに任せエクスカリバーでランスロットに傷を負わせてしまう。

 

ギネビアが割って入る。ランスロットの傷を心配すると同時に、結婚式の後、顔を見るのさえ今日が初めてで、どうしたらいいのか分からないと悩みを打ち明ける。。

 

 

3.【つかもうとしても】

円卓に向かい今は亡きエクターに話しかけるギネビア。その姿をじっと見つめるランスロット。

 

 

4.【欲望】

モーリンの部屋で魔法を盗もうとしているモルガナ。

(初演では黒魔術を試しているモルガナをモーリンが止めるシーン[世界の終わり]がくるが、モーリンの部屋のシーンと入れ替わり。ナンバーはそのまま「欲望」。)[欲望]歌詞

 


5.【心臓の沈黙】

落ち込むアーサーの耳にエクターの呼ぶ声が聞こえてくる。光に包まれて姿を表すエクター。

 

エ: お前はまだ自分の強さを知らないのだ。私もそうだった。方法も知らずに赤ん坊を育てられるとは思わなかったが、お前を見れば愛さずにはいられない。そしてこんなに立派に育ってくれた。お前は世界に光を照らすことのできる子だ。

 

エクターに抱きついて泣くアーサー。

アーサーが森の中でギネビア、ランスロットと言い争うシーンはカット。


 

6.【世界の終わり】

(初演では[欲望]のシーン。シーンだけが入れ替わってナンバーはそのまま)

モルガナの黒魔術をやめさせるモーリン。約束だった知識を譲れと迫るモルガナと、炎が強すぎると拒否するモーリン。

 

モル: 私たちは血を分けあった特別な関係よ。その傷は今も2人に残っている。私たちの命は繋がっている。あの地獄のような修道院で自殺しなかったのは、私が死ねばあなたも死んでしまうからよ!

 

誘惑を苦しげに拒否し、モルガナの首を絞めるモーリンだったが、自分も苦しんで手を離す。

 

あなたは絶対に私を殺せないと勝ち誇って去るモルガナ。満たされないモルガナの苦痛を終わらせると決心するモーリン。[世界の終わり]歌詞

 

7.【つかもうとしても Rep】

ギネビアを励ますために滝に連れてきたランスロット。

 

ギ: この美しい国をサクソン族に渡すわけにはいかない。自分も女達も共に戦います!

 

ラ: それはいけない。王妃を危険に晒すことはできない。

 

ギ: 私は王妃じゃない、兵士です!国を守るために誰もが命をかけています!

 

ラ: とにかくだめだ。あなたを2度も失うことはできない!

 

ハッとするギネビア。

 

 

8.【目には目 Rep】 

サクソン族が進軍し決戦は目前。

 

 

9.【かなわぬ愛】

また一人で滝に来ているランスロット。抑えきれない悲しみを歌う。

 

探しにくるギネビア。明日の終わりには命があるかどうかわからないから、最後の挨拶と感謝を伝えたいと言う。

 

魔術の波動を送るモルガナ。近づきキスをする2人。セットが回転して見えなくなる。(ランスロットは自害をもくろむ気配なし)

 

 

10.【これこそが終わり】 

アーサーがモルガナに呼ばれてやって来る。セットが元に戻りアーサーが2人の姿を目にする。

 

モルガナの挑発にも関わらずアーサーは剣を納め2人を追放する。

 

 

【世界の終わり(Rep)】

1人残ったアーサーは苦しさのあまりモーリンを呼ぶ。

 

モー: ウーサーなら殺していたはず。最も辛い瞬間に自分を抑えたあなたは失敗者ではない。仲間のところに戻りなさい。

 

モーリンはアーサーに姿を変える。モルガナが戻ってくる。

 

モル: あの2人はさっさと殺すべきだったのに。

 

ア: 戻ってきたのは僕を殺すためだろう?

 

嬉々としてアーサー(モーリン)を刺すモルガナ。しかし自分も倒れる。近づくモーリン、愛おしげにモルガナを抱きしめる。

 

モル: 結局、最初から最後まで私のものなのは、モーリン、あなただけだったのね。

 

 

13.【王になるということ】

苦しみの頂点で、アーサーは王であることの意味を問い直す。

ついにサクソン族との決戦が始まる。

 

 

14.【平原に私を葬って】

決戦。ギネビアと女性たちも弓で参戦する。ランスロットの助けを得て勝利するアーサー。しかし瀕死のランスロット。

 

ア: どうして戻ってきたんだ!

 

ラ: いつもそばにいると約束したじゃないか。それにこれだけは言いたかったんだ。ごめんよ、アーサー。

 

ア: 僕もごめんよ!一緒に帰ろう!

 

息耐えるランスロット。鎮魂の歌が響く中、地上から天に登っていく数知れぬ光。敵も味方も関係なく死者達が立ち上がり鎮魂の歌を歌いながら去っていく。

 

ランスロットも立ち上がり、光の方へ歩いていく。アーサーが泣きじゃくりながら見ていると、ランスロットは振り返りアーサーに笑顔を向ける。

 

 

15.【ずっと昔遠いところで Rep】

1人残されたアーサーの前にギネビアが現れる。全て許したから城に戻ってくれと頼むアーサー。

 

ギ: それはできません。私自身が自分を許せないから。遠い所であなたを守る兵士たちを訓練して暮らします。それが私の愛です。

 

 

16.【忘れるなこの夜を Rep】

涙を流し呆然とギネビアを見送るアーサー。落ちているエクスカリバーにふと目を止め、ゆっくりと拾い上げる。岩山を見上げ頂上に登り始める。エクスカリバーを力強く突き上げる。

 

幕。

 

 

参考ブログ〈2幕〉