アラフィフの幸せって何だろな。

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20Nov
- 家が広い
  昨夜、東京で再就職する息子が、夜行バスで地元をはなれました。残された私と猫２匹バイト中の出発だったので見送り無し！ちょっと未練はあったけど、27の息子の見送りってのもなぁと帰宅して、息子の残していった訳わからん代物をちょっと整理！次の休みの日に容赦なく片付けて部屋を広くして自分の寝室にするつもりバイト行く前は、帰ったらシクシクするのかなと思ってたけど、結構元気だった息子が最初の会社の寮に入る時、娘が就職で家を出た時、そしてまた息子が出て、見送りも３度目だから、そこそこ免疫もできてたのかないやぁ、とにかく落ち込んでない自分が居るだけで自分が救われる私の意に沿う事無く、子供たちは自分の生きたいように巣立って行き、寂しいけれど、これが正解なんだと思う。親は見守り隊(ひとりだけど)後は、心配かけないように健康でいなくちゃ！これからも頑張ろっと
13Jan
- おひとりさま
  春に娘が就職で家を離れ、息子との２人暮らしが始まった。最初のころは、家事が1/3減った気もして楽だな～と、副業のバイト疲れで、翌日の休日は、遅くまで寝ていてもちょっとお掃除をサボっても小言を聞かなくてすんで家ではどっかりだらけてしまって…夏くらいになって、趣味の釣り以外どこにも出かけなくなって、ぷら～と出掛けたい欲が増してきて、イベント見たり、ドライブ先考えたりしたけれど、ひとりじゃなぁと二の足踏んでました食べ物屋さんは、だいたい1人でも大丈夫だけど、楽しいことは誰かと共有したくて、こういう時、娘の存在って大きかったわとしみじみ実感友達もほぼ皆仕事を持ち、休みもマチマチどこか行くならば前もって予定組まないと難しくなった結局、秋の大イベントのイルミネーションもどこにも行かずじまいで終わってしまってダメだな私～とそれで、ここにきて、やっとこ重い腰があがって、おひとりさま映画に行ってきました！観るぞ！と決めてた『Ｄr.コトー』友達と行く予定だったけど、娘さんが帰郷するからとダメになり、コトー先生に会いたい気持ちが勝り行けた！！やっほー売店で買った、ジュースとセットのポップコーンが3人分？！ってくらいのバケツサイズで出てきて、やっちまった！と面喰って席に座るまで恥ずかしかったけど、あとは映画を観ながら感動してひたすら泣いたそのあとは、ショッピングモールをぶらついて帰宅。とりあえず、おひとりさま映画攻略！次は何をしようかなこうやって、すこしずつぼっち行動に慣れていこうと思います
25Jul
- 愛猫　かりん
  お付き合い年数19年。もう19歳。〈元気そのもの時代〉老猫なのに、1ヶ月くらい前から落ち着きがなくなって家の中を徘徊？するようになって、なんかおかしいなとググってみたら『痴呆症』と…急に始まった行動にびっくり痴呆症で2度びっくり平均寿命を軽く超えて元気でいて、あるあるだと思うけど、トイレの後（特に）走り回ったりも普通にしててそんなに高くなければジャンプだって出来てたなのに、なのに…最近、たまに血尿も調べると腎臓が悪いらしい。トイレ掃除する度悲しくなる。そして、ここ３日間は、多尿？＋あちらこちらと粗相するようにこうなる前、寝てる時間が長くなり、食が細くなってきて子供達とこれから症状が進んだらどうするか話し合った時がありました。私たちは、必要以上に病院にはかからず、自然に任せよう、痛みがあるような時だけお医者さんにかかろう、と決めていました。それは今も変わらずです。息子に、オムツ履かせてみたら、と言われて購入を検討しています。色々ありすぎて、サイズも良く分かりませんこれだ！という商品を見つけたものの、近所で購入出来るのかも分かりませんネット時代で良かったです。お試しパックを取り寄せる事にしましたかりんは、私がこれまで一番辛かった時（離婚した時）に小さかった子供たちを寝かせた後、夜な夜な泣いていた私の側にずっと寄り添ってくれ、震災も一緒に乗り越えてきてなんか勝手に同志みたいに思ってるとこあっていざ、こういう時期を迎えると、こんなに辛いものかと実感する日々…もう覚悟は出来てます。最後まで感謝を込めてお世話しようと思います
21Jul
- 身体の事
  久しぶりの投稿となってしまった今年の１月で術後１年を迎え、１年ぶりの大腸カメラをしました。技師の先生に「痛かったら教えてくださいね」と言われてスタートして、今回も麻酔無しで大丈夫と思っていたら、切ったとこに到達しないうちに痛くて痛くて、「先生痛いです！」と2度叫びましたすぐ「薬使いますね」と言われて、すぐ寝かされました結果は、小さいポリープあるけど、他は何も問題ないとのことでした主治医に、本来なら、あと１年は3ヶ月ごとに検査していくんだけれども風花さんの場合は、再発の心配がほぼないので、半年ごとに変更しましょう。次回は、7月です、と言われました。”いやいや先生、私は3ヶ月ごとに診てもらいたいです診過ぎるという事はないと思うので！”と言いたかったが、「はい、分かりました」と答えてしまったで、半年たって今月の検診に行って来ました。今回は、CTでした。毎度毎度の血液検査は、ようやく針刺す前に「血管細いです」と申告する事によって一番細い針を使ってもらい、一発で採血OKになり、何度も刺しなおされる恐怖は無くなりましたやった！血液検査は、最近肉の摂取量減ったからか、コレステロールも基準値内に収まり、腫瘍マーカーも基準値内。CTも悪い所見はなかったと、お墨付きをいただく事ができました！今回も難なく検査を乗り切りました！また半年間、気をつけて生活します
28Oct
- 安堵
  今月も定期検診がありました。今回は、腹部エコーのみ。いつもの流れで、検査の後は主治医の診察です。先生「肝臓に血豆があるけど、何も問題ありませんね」私「血豆？肝臓に血豆って何ですか？」先生「たまに皮膚に赤いポツっとしたものができるでしょう？それの内臓版だと思ってくれていいです」私「はぁ、そうなんですか」ですって！私、加齢と共に赤いポツポツが増えてきたのですけど、内臓にも出来るんですって！知らなかった！父も胃やら肺に出来物出ちゃう人だから、こういうのも遺伝なんだろか？とりあえず、今回も心配される所見はなく安堵して帰宅しました３ヶ月後の検査は、大腸カメラとCTです術後１年になるので、またモブプレップと再会です苦手ー今度は、切った後だから、先生に「痛みは出るのでしょうか？」と聞いたら「途中からでも麻酔出来ますから大丈夫ですよ」と。腸の一番奥、盲腸のところなんですが、大丈夫なんでしょうか？ちょっと不安でも、まぁ、昨年の病気の結果待ちの最中に過ごした地獄のクリスマスと正月に比べれば雲泥の差の楽しい年末年始が待ってるわけで、それを楽しみに過ごしていきたいと思います
12Jul
- がん検診
  私は会社員だけれど、会社の健康診断は、がん検診がないので、毎年住んでる自治体のを受診しています。昨年までは、胃、肺、大腸、乳がん（２年毎のマンモ）、子宮頚部と受けられる全てを受診してきましたお陰で、昨年の大腸癌検診で血便が認められ、癌発覚となったわけです本当に癌検診は大事です受けてて良かったと心底思いましたがっ！！！大腸カメラは受けた事がなく（いい歳になっても恥ずかしかった）きのこ型ポリープが大分成長していることに気づいていませんでした（だいたい10年くらいだそうです）ヤバいですよねカメラを受けていれば、癌化する前に内視鏡で取れたと言われました今年からは、大腸と胃は癌を手術してくださった病院で年に1度カメラをするので、それ以外の癌検診のみ自治体で受診になりました。先週、今年初めの乳がん検診（マンモ）を受けました。結果は1ヶ月後。今週は、子宮頸がん検診です。肺がんは９月。一度がんを経験すると、結果が出るのが恐ろしいです違うところにも出来てたりして…とネガティブ思考に偏りますコロナで、検診率が下がっているとニュースで聞きますが、皆さんも必ず受けてくださいませ不調を感じてからでは遅い時もあります癌を告知された時の、あの青天の霹靂と経験した事のない絶望感…経験しないに越した事ないです無駄に長生きはしたくないけど、もういいかなと思える歳までは生きたいと思います
09Jul
- 山神社と紫陽花
  毎日毎日雨降りですね家では洗濯物が乾きませーん本格的に梅雨に入る前に美里町の山神社（やまのかみしゃ）という神社に紫陽花を見に行きました敷地が広くて庭園内に池もあり、とても綺麗に色とりどりの紫陽花が咲いていました沢山写真は撮ったのだけど、撮り方が下手なので、少しはマシに撮れたものを載せてみましたこの日も雨でしたが、さすが紫陽花は雨にも映えますいつもは愛猫の２匹に癒されてますが、花は違う癒しをくれますね忙しい毎日の合間、気持ちが洗われるようです歳を重ねて、自然美に興味を惹かれるようになりました時間があればまた綺麗なものを探してあちこち行ってみたいです本当は、家の中にも、お花や植物を置きたいのだけれど、この子達が留守の間にガジガジしちゃうので置けませーん猫に毒になる草木も多いので我慢してますちなみに左に写ってるオリーブの木は偽物です葉っぱの先はガジャガジャです
24Jun
- 最近の事いろいろ２
  娘の就職が決まりましたコロナ禍で、どうなるのか心配だったけど、やっぱり理系って強いんですね、内定をいただけてホッとしましたエントリーシート送ってから、何度かの面接も全てオンラインコロナで良かったのは、東京の本社に１度も行く事なく決まったので交通費が掛からなかった事かなちょうど、車検で１０万超えの出費があったので助かりました全国区の企業だから、うまくいけば仙台でも勤務できるのだろうけど、娘本人が、関西に住んでみたいと言ってるから、来春はこの家から居なくなるんだろうな来春の引っ越し費用を貯めると、今頑張ってバイトしています。それまで、１つでも２つでも思い出を増やしておきたいです子離れがんばりますで、就職が決まった事を、私の元彼さんにも報告したようで、突然、プレゼントを届けに我が家にやってきました娘が居ない時に来たもんだから嫌でも私が出る事に…９ヶ月ぶりに会いました（玄関先でちょこっとだったけど）娘が連絡取ってた事に驚いたけど、わざわざ届けにきた彼にも驚いた「元気？体調どう？」「変わりないよ、抗がん剤も効いてて、９月までは今まで通りだよそっちも変わりない？」「うん、何も。みんな元気だよ、ありがとうね」「そうか、良かった、じゃ」会話はこんなもんでしたが、懐かしむとか全くなくて動悸がして息があがりそうだった久しぶりに感じた彼の威圧感やっぱり苦手だ彼の優しさに甘えて、ブランド物のお財布をおねだりしたようだ。見た感じも元気で、動悸しながらも安心した一瞬、私の病気の事を言いそうになったけど、言わなくて良かった同じ病気になって、あの当時の彼の気持ちがどんなだったのか少なからず理解できて、私の振る舞いで迷惑かけた事もあったかと詫びたい気持ちも残ってたけど、それってただの自己満にしかならないから
- 最近の事のいろいろ
  手術から５ヶ月。体調は問題なく、時々、食べすぎかなって焦るほど、しっかり食べているそれでもやっぱり、味の濃いものや油っぽいものは控えてしまうかなぁとかとかあんなに好きで、月４回くらいは通っていたラーメン屋さんにも行かなくなった。食べたいとは思うけど、腸に負担をかけるのがこわい病院からは、毎日整腸剤を飲むよう処方されていて、病気になる前から便秘対策に意識して水分も摂ってるので、腸は毎日快調ですただ、前回４月の検診では、血液検査で若干白血球の数値が高くて、疲れすぎに気を付けたいのだけど、Wワークはやめられないので、どしたら良いものかと…昼間の仕事して、夜はファミレスでバイトして帰宅して、早く寝なきゃと思うんだけど、２３時くらいに遅い夕飯を食べて満腹になっても、なかなか寝れない週３～４ペースでこんな感じ。生活リズムが定まってないから、身体に負担かけてるのかなそして、時々誘われる楽天の野球観戦楽しいことはやめられない！…やっぱり詰め込みすぎだなやすめる時は休む！次の検診は、7/2疲れないようにこれからも意識して過ごしていかねば！
31May
- 病理検査結果(2月19日)
  退院後、初めての診察日に病理検査の結果を教えてもらえる事になっていました術後の主治医からの「悪いところは取りきれたと思います」この言葉だけ信じて、食事制限もリハビリ（家事）も頑張ってました。一抹の不安を抱えながらも、絶対大丈夫！と思って、息子と娘と病院に向かいました。血液検査と栄養指導を受けて、ひたすら待合室で自分の番号が呼ばれるのを待ちます。ずーっと”神判の日”の心持ちでした。消化器外科の診察は、とても待たされます。この日も２時間待ちました。とても長かったですやっと呼ばれて、ひとつ深呼吸して診察室に入りました。「退院後、どうですか？」から始まり、腸の調子の確認があり、「あっ、病理検査の結果言わなくちゃね！」「キターーーーッ！！」「結果は、ステージ０です」「ゼロ？へっ？」「○○さんの癌は、きのこの先の方に進んでて、表皮にはほとんどありませんでした。なのでゼロです。再発の心配も99％ないです。」ここで思わず「やったーーーー！！」と万歳！！息子も娘も笑顔でした！「先生、ゼロってあるんですか？」「こういうと、なら切らなくても良かったんじゃ？って言う患者さんもいるんですけどね」「いや、悪い癌を取っていただいたんで結果オーライで安心しました！」「良かったです！でも癌に変わりないので、今後５年間は定期的に診させてくださいね。最初の２年間は３ヶ月毎、その後は半年毎に検査していきます」こうして長い１日は、とてもHAPPYな締めくくりとなりました本当に本当に心底安心出来ました！先生、ありがとうございました！
28May
- 入院中に支えてくれた人達
  先生をはじめ、病院のスタッフさん達には感謝しかありませんそして、同室だったSさん、Hさん、Mさんありがとうございました！皆さん良い方ばかりで、同病で似たような手術をする事で仲間意識も働いたのかおしゃべりの時間はとてもとても楽しかった私が先頭切って手術したあと、続くように皆さん手術されました。みんな腸のどこかに癌があったけれども、皆ステージは浅くて、病室内が深刻に暗くなるという事もなく、落ちずに過ごせたのは皆さんのお陰ですSさんは言いました。「人生無駄なものはない。癌になった事にも必ず意味はある」「だから、これからはその意味を考えながら生きていかなきゃダメだよ」この言葉がずっと心に残っています。私は、昨年肺がんの彼氏さんと別れました。病気が理由の別離ではなく性格の問題が大きかったのだけど、自分も癌になって、当人の気持ちを知ることが出来て当時は彼氏さんの為と思ってしていた事が実はありがた迷惑だった事もあったのでは？と気づいたり…その気づきはとても大きく、癌になった意味、これもあるかも…と思いました。今更気付いたところで遅いのだけれど、”人の痛みを知る”事に対して配慮できる気持ちの深みが増した気がします。癌になって、ステージもわからなかった当初、あまりのショックで死ぬんだと思った時、自分がやり残したものって何だろう？って真っ先に考えた。…孫の顔を見る事くらいしかなかった。意外と諦めつきやすいかもと思って笑ったあとは、Wワークの万年疲れ、これかと思うもうしばらくはやめられないけど、睡眠と休養は出来る限りとるとしよう入院中にSさんの言葉で色々考えることができて大変ありがたかった。同室の誰かが手術に向かう朝は、みんなで励まし送り出した。戻ってくれば、情報を共有した。短い期間だったけど、本当に同志だった。先頭を切って私が退院する朝は、別れがたいと皆泣いてくれ、私も御礼の言葉は涙声だったSさんとだけは、連絡先を交換しました。私と同じく子持ちのシングル期間を経て、今は再婚された旦那様と仲睦まじく生活を共にされています。Sさんが、しきりに私と性格が似ているとおっしゃってくれた事と、病気が病気だけに、これからも情報の共有をしていきたかったのと、とにかく、Sさんの人柄に惹かれましたー退院後も、５年間はこの病院でお世話になるから同室だった他の方々にも検査や診察で、また会えるといいなぁと思っています
- 退院まで
  痛み止めを飲みつつ、リハビリの毎日。術後５日目には点滴も抜けて、シャワーも楽になりました。腹腔鏡手術だったので、取り出すための臍の下に少しの縫い傷があります。上から見下ろすと臍のくぼみが消滅してます”臍消えたか～”と意味なくがっかり。６日目には痛みも消えました幸せです！主治医の先生が、毎朝毎夕病室に顔を出しに来て下さって、体調を伺って下さる事も、とても心強くて安心していられました。毎日毎日、手術と診察をこなしお疲れなんじゃないだろうかとこっちが心配になるのに、毎回笑顔でいらっしゃって、すごいな、すごいなぁと感心しきりでした排便回数も、便の状態も問題なく、あとは体力の回復に努めるのみ！たまに１階の売店に行ってみたり、階段を歩いたり眼下に見える、普通の生活をしている羨ましい人達に早く追いつけるよう動いていました。この時は、負けず嫌いな性格で良かったと思いました。さすがに術前は不安で、とてもポジティブになんていられなかったけど、回復の兆しが自分でも分かり、主治医の先生に問題なしと言われたらあとは、会社とバイトの復帰に向けて頑張るだけだったので、前向きになれました食事も７日目から普通食になり、御飯の粒を噛みしめ嬉しくなったのを思い出しますお世話になった病院の食事は美味しかったです退院前の栄養指導がありました。とにかくゆっくり良く噛んで！刺激物や繊維質は、２ヶ月我慢！大好きなコーヒーも、ミルクと砂糖入りなら１日１杯はOK！１杯だけだってマジか結構、食事制限があって、献立に迷いそうだったので、参考までにと病院のメニュー表を写メりました笑そして、８日目に無事退院しました
19May
- 痛みとリハビリ
  術後２日目も、あまり痛みは感じず、スマホいじったり、本を少し読んでみたりテレビを見たりの暇な時間を過ごしました。朝、看護師さんに、「管繋がってるけど、リハビリできますよ、リハビリは腸の縫い目の癒着予防にもなるから早い方が良いですよ」と言われて（私には脅しに聞こえた）おっかなびっくりに起きて、看護師さんの付き添いのもと、病棟の廊下をぐるっと１周しました。「歩くテンポも良いし順調ですね」と褒められて、意外と痛みもなくスムーズに歩けた事に自分でもびっくり3日目に尿管と背中からの痛み止めが外れました点滴のみになって、身体も動かせるようになってベッドの頭の方を起こして本を読みました。「痛みがあったら我慢しなくてよいので、薬持ってきますから呼んでくださいね」と看護師さんには言われましたが”調子いいじゃん！”が続くと思ってました。なんか少しずつ痛い痛い…痛い…痛いよ～それでも、傷口の癒着は避けたいので、リハビリに歩く。痛い痛いで１周が限界「調子良かったらお風呂も入っていいからね」と朝に言われたが、切って間もなくて怖いのもあって「今日はやめときます」と返事しました夜になって、我慢できずにナースコール「痛み止めは何種類か用意してて種類が違うので、最初のが効かなかったら時間空けずに次のを飲めますから」薬飲む…じっと様子をみる↓効いてんのコレってくらい変化なしだったので、２時間後にまたナースコール次の薬を飲む↓何とか眠れるくらいには落ち着いた朝晩と１日２回、血栓予防の注射も打たれました。痛い筋肉注射ですが、これが看護師さんの腕が分かるんです。注射が上手な方だと痛みが少ないけども、下手な方（ゆっくり液剤を注入する）だと痛みがきてアザも出来ます下手な看護師さんが来ると「ピュッと入れてください」とも言えずに我慢我慢。これが退院まで続いて、苦手でした
- 手術後
  1日目は、身体に点滴や尿管の管が繋がれてたし、安静にとの指示だったので、起きてる間もずっと天井を見てました。本が好きで沢山持参していたのだけれど、術後は気が進まなかった手術の前日に、ナースステーション近くの病室に変わりました。４人部屋です。同室の後の３人は、私の後に入院して来られて、これから手術を受ける方達。やっぱり私が一番若かったですみな大腸癌で、私と同じでステージが浅めの方ばかりでした。これだけで、勝手に同志みたいな連帯感を覚えただけでなく、みなさん、癖もなく良い方ばかりで、私が手術の朝は、みなさん頑張れ！とエールを送ってくださいましたコロナでお見舞いに誰も来れない中で、とても心強かったし本当に人には恵まれて良かったです入院時にいた病室では、隣の方が、やたらおしゃべりなおばさまで、聞いてるだけで疲れて、こっちの神あっちの神と？？？な会話もあり、しまいには「あなたも救いたいわ」と宗教に誘われて（）困ってたので部屋が変わって助かりました話しは反れましたが、看護師さんにも術後の方が痛みがあって大変よと言われていたわりには、１日目はさほど痛みもなく過ごせました背中からの痛み止めが効いていたからだと思います。
17May
- 手術
  手術前夜、眠剤が処方されました。手術は翌朝９時から。「眠れない時に飲んでね」と言われ、”そんなん、すぐ眠れるでしょ、大丈夫じゃないかな”って高を括ってた………はい、しっかり、２３時過ぎにお世話になりましたよ翌朝、目覚めた際の、とうとうこの日が来たっていう、何とも言えない感情…手術着に着替えてから病室出て駆け付けた息子、娘と、ガラス扉越しに手振って笑顔で挨拶して、看護師さんと手術室まで歩いて行きました。人生初の手術室てっきり、ひとり一部屋感覚でいたので、手術室の扉が開いて中を見たらば何台か手術用ベッドが広い間隔で並んでて、しかも部屋がすごく広くてびっくりしました「風花さんは、一番奥ね」”広～～天井高～～”言われた通りに奥に進むと、程なくして昨日優しく丁寧に手術の説明をしてくれた看護師さんがいました。「風花さん、大丈夫ですか？ベッドはこちらです。横向きで背中丸めてお願いします」その後、麻酔科の先生がいらっしゃって挨拶されました。がっ、この辺りから緊張の度合いがMAXになってきて、何も聞こえてこなくなった「風花さん、大丈夫ですからね、私、ずっと摩ってますからね」と、さっきの看護師さんの声が聞こえて、麻酔が効くまで身体を寄せてくださり、肩のあたりをずっと摩っててくれました。急にものすごい安心感！なんか背中から麻酔の管がにゅ～って感じで入ったけど、痛くもなく液を注入されたら、あっという間に眠りましたこの人だからこそ、手術専任なのかなと感じました。あの時は、本当にありがとうございました！-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-「風花さん、風花さん！聞こえますか？手術終わりましたよ！見立て通りにリンパ含めて、悪いところは取りきれたと思います！」主治医がニコニコ顔で起してくれました。「ありがとうございました」気付いたら、病室のベッドでした。術後、少しのウトウトだったのか、息子と娘がベッドの傍らにいてびっくりした後から聞いたら、この時だけ少し面会が許されていたようだ。何を話したのかあまり覚えていないけど、切り取ったものを見せてもらったらしく、気持ち悪かったよと言われた事だけ覚えてます主治医に同じ事を言われた様で、２人共安堵の表情をしてたように見えました病理結果は２週間先だけど、先生の言葉で、やっと悪いものが身体から消えたんだなと思えて、また何とも言えない安心感に包まれました
- 親友
  私にとって、唯一無二の存在。彼女がいなければ、今の私は居ないなと思うほど癌になって、こんなコロナ渦でも、心配心配と一番会いに来てくれました電話、ＬＩＮＥでの励ましはもちろん、私のメンタルが下がらないようにかなり考えたと、岡本真夜さんの歌を送ってくれたり、孫ちゃんたちの応援メッセージを送ってくれたり、食欲の落ちた私にとにかく食べろと果物やスイーツを持ってきてくれたり「風花に何かあったら、私、昔を振り返って、笑ったり泣いたりできる友達いなくなるの。それはとても困るのよ！だから、絶対元気になってもらうから」どれだけ救われた事か…本当に「沢山たくさんありがとう！こんなにしてもらっても返せないぞ～」と言ったら「何言ってんの！今、私が返してるんだよ」って。もう元気で忘れてたけど、彼女は、ちょうど3年前に、腕が上がらなくなり、色々調べた結果頚椎後縦靭帯骨化症と診断されて手術をしています。首の後ろを切ったので、後ろの襟足に縦に長い手術痕があります。首ゆえに動作のひとつひとつに神経つかって、リハビリにも時間がかかって、普通の生活が送れるようになるまでは、本当に大変でした確かに、私、すごく心配で、週末の休みは、ほぼ彼女の病院に通ってましたその時のお返しが今なんだと彼女は言いました。持ちつ持たれつ彼女に出会えて感謝しかない、ありがとう
14May
- 家族（両親）
  癌がはっきりするまでの間にクリスマスとお正月が来て、実家に帰ってゆっくりはしたんだけど、私の顔中、黒いモヤだらけだったと思う両親にもだいぶ気を遣わせてしまったはず本当に藁にもすがる思いを実体験しました。元旦に実家近くのなじみの神社にお参りに行き、お賽銭を105円に奮発身体お守りもしっかり買って、やめときゃいいのに最後にひいたおみくじは　末吉　自宅に戻ってから、こちらも毎年お参りしてる有名な神社へ参拝。当然またお賽銭を弾み、初めて破魔矢を買いましたそして、リベンジしたくてまたおみくじを引く末吉　　がーんがーんがーん…　私は、１３年前に兄を胃がんで亡くしています。４３歳でした。私でさえ、今でも思い出して泣くこともあるのに、子をなくした両親の気持ちは計り知れず、再検査の時に、ただの炎症だと思って、つい「なんかひっかかっちゃてさ、再検査受けるわ」と言ってしまったのが仇になり、検査の行方が怪しくなってきて、すんごい心配をかけてしまっていた。下に妹が２人います。もし私もこの歳で癌だったら、上から順にわが子が癌に罹患するわけです。しくじったと思ったけど時すでに遅し。検査結果もすぐ教えてと…癌判明が1/5でした。電話で明るく「盲腸癌だってー」と言ってみたけど、返ってきた言葉は「……癌？…癌なの……」もうこの返事が母の気持ちを物語っていて、自分もショック受けてすぐの電話で辛かったけど、先生に言われた良い事を沢山言った気がする。ステージが浅そうだとか、リンパいってても抗がん剤で治るよ、とか。自分でも、めちゃ悲しい瞬間でした手術までの間、時々妹達からも連絡があり、「お母さんね、お姉ちゃんの為に、毎日近くの神社２つと山神様にお参りしてるんだよ」「えっ？！」言葉に詰まったと同時に、1月半ば、実家は蔵王のふもとなので、雪も積るし気温も低く寒い神社のひとつは小高い山の中腹にあるし、山神様は実家の裏山の奥の方私が癌になったばっかりに８０になる母が毎日毎日…泣きました父は、ほぼ母から報告を受けていたであろうが、何か聞いてくるとかはなくて、どっかり居てくれてありがたかった
- 家族（子供達）
  手術が決まってから、子供達へ報告するか悩みました。なにせ２人ともまだ大学生ショックが大き過ぎるのでは…と、なかなか言えませんでした。で、「先生の切ったら終わりの言葉に期待して、良性のポリープを取るだけと言おうかと思ってるんだけど、どう思う？」と、親友に伝えたところ、「何言ってんの！結果が良くなかったらその時受けるショックの方がデカいでしょ！！ちゃんと説明して、理解してもらって家族で乗り切っていかなきゃ！今夜にでも言いなさい！」と叱られましたごもっともでございますそんな夜、２人共バイトがなく在宅でして、こりゃほんとに今夜がチャンスなんだなと夕飯後に、精密検査受けたあたりからの事をきちんと伝え、報告が遅れたお詫びと、入院日にPCR検査があるから、バイト以外で友達と会うとか、人混みに行くとかしばらく控えてほしいともお願いしました。なんか重たい空気の中、娘が「正直に話してくれてありがとう」と言った。息子は「手術前の主治医の先生の説明、一緒に聞く」と言ってくれた。それからは、私がバイトの夜は、娘が夕飯を作って待っててくれるようになり、家事も良くやってくれました。息子も、なじみのマスターのいる近所の店に飲みに行くのもパタリとやめて、友達からの遊びの誘いも断り、猫たちの御飯係を毎日やってくれました（家事は不得手で…笑）手術前の説明の時も、２人で先生に質問してました。万が一の事も当然説明義務があるから、怖いことも色々言われたけど、先生も、もう手馴れた手術である事、失敗は今までにない事、悪いところは全て取り切るよう全力で執刀する旨を話してくださったので、安心して帰って行きました手術当日も、２人で病院にきてくれて、ガラス扉越しでしたが、しっかりとエールを送ってくれました
13May
- 検査の連続
  手術日が決まってからの３週間の間に、肺活量や下肢の血管検査、造影剤での大腸検査、歯科検査等、たくさん検査を受けました。私には、困難があると、最悪の状況をまず考える癖があります。今回もそう。ちゃんと全部切り取れるのかな、もしかしたら抗がん剤やるのかな、抗がん剤の副作用に耐えられるのかな、考えても考えても、ちっとも良い事がなくて、悪い方にどんどん気持ちが沈んでしまって、底なし沼にハマりそうだった。毎日がそんなで本当に苦しかったです。張り合いも感じなくなり、何なら仕事でもミス出しそうなくらい身が入らなくなって二重にチェックするとか、家事も気合入れないと動けなかったしなので、途中から良い結果しか考えないようにしちゃいました絶対大丈夫内科の先生が言ってた通り、切って終わるハズもうそれしか考えないっとそして、検査の結果も問題なく予定通りに入院入院日にPCR検査がありました。鼻血出たほど痛くて一番きつかった無事に陰性の結果で良かったけども
- 消化器外科の診察
  だいぶ待たされて呼ばれて診察室に入ると、若い男の先生が居ました。「んー、大きいね、内視鏡かもしかしたら開腹になると思います。念のために近くのリンパごと取りましょう。」「はい」「〇〇さん、癌になるには若すぎるな、今手術立て込んでて、私のチームだとひと月半待ちになっちゃうな…うん、若すぎるなぁ　　ちょっと待っててくださいね！別のチームの空き聞いて来ますから！」あれ～消えたわと思ったら看護師さんが「手術室まで行ったと思うから待っててくださいね」って。「申し訳ないです」って言ったら、「良い先生なんですよ」って。嬉しかったです、すごく！1患者の為に走ってくれる事に感動しました「何とか今月中に手術できますよ！1月29日で押さえました！」「ありがとうございます！」この診察から３週間後でした

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