荒川祐二です☆
帰ってきて、
第11話:理不尽な死の意味
第13話:生まれる前に記憶を消す理由
最終話:輪廻転生の6つの鳥居
番外編:死ぬことと見つけたり
死後の世界の仕組みを知ったことは、
もちろん、
僕の人生にとって、
すごく意味のあることではあったんだけど、
それと同じぐらい、
衝撃的なことがあった。
それは、
地獄や鬼の世界を、
垣間見たこと。
見る世界のほとんどは、
明るくて、
楽しくて、
元気いっぱいの、
神さまたちばかり、
だったから。
光に相対する、
『闇が確かにある』、
ということは、
僕にとって、
ある意味の衝撃でもあった。
スサノオさんは、
言っていた。
ス「俺たち神が、
この世界を誰もが安心して、
平和で豊かに、
笑い合える世界を作ることを、
目的としているのに対して、
その逆に、
この世界を、
争いと闇に突き落としたいという、
勢力がいる。
それが所謂、
鬼や悪魔といった存在や」と。
その時…。
ス「鬼や悪魔のことが、
気になるか?」
あ「そうですね。
気にならないと言えば、
嘘になります。
怖いもの見たさというのでしょうか」
ス「肝試しと同じでな。
人はいつでも、
闇の世界を覗き見たくなるもんや。
もちろんそれは、
身の安全が、
保証されてのことやけどな」
あ「今まで低級霊さんとかは、
会ってきたことは、
ありましたけど」
どう違うのですか?」
ス「簡単に言うたら、
低級霊っていうのは、
ほとんど明確な、
意思はない存在やと、
思ったらいい。
この世に未練や恨みを遺して、
死んでも、
それを捨てきることが出来ず、
死後の世界に行くことを拒んだ存在たち。
それが所謂、
低級霊、地縛霊、
浮遊霊といった存在たちやな」
ス「一方、
鬼や悪魔というのは、
そういう存在を増やす存在と考えたら、
分かりやすいかな。
工場で言う、
商品と製造元みたいな感じ」
例えが斬新ですけど(笑)
なるほど(笑)
悪魔、かぁ…」
ス「何が気になる?」
あ「悪魔に憑かれたら、
どうなるんですか?
いや、
憑かれたいわけじゃないですよ。
でもたまに、
西洋とかでは聞くじゃないですか。
悪魔を崇拝している、
人もいるって」
直接、
聞いてみたらええがな」
あ「え…。
そんなのしていいんですか…?」
ス「そりゃそんな、
悪魔王みたいなやつは、
呼ばんけど。
悪魔にも低級霊みたいに、
下っ端みたいなんは、
おるからな。
そいつらと契約するのではなく、
そいつらを使役する。
その方法を今から教えたるわ」
…。
……。
………。
…………。
あ「…マジ?」
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