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荒川祐二&Teamスサノオです☆

 

 

 

 



 


2020年8月1日に開催された


『九州初上陸 八百万の神喜劇』に


ご寄付頂けた皆さまへの



特典のYouTube動画は


8月15日に皆さまに


お送りさせて頂いております



もしまだ


『届いてないよ~!』


という方は



お手数ですが


yujiarakawa0428@gmail.com


お問い合わせ頂けますよう


何卒よろしくお願い致します☆






 

 

そして、


今日は、


『スサノオと死後の世界を巡る旅』☆

第6話:自殺した魂はどこにいく?

第7話:閻魔大王が現れた









生まれ変わりの旅路の、

 

総決算であり、

 



 

最大の関所とも言われている、

 

閻魔大王の審理を終え、

 

 



いよいよ僕に、

 

閻魔大王からの判決が、

 

言い渡される。

閻魔「判決!!

 

…の前に…

あ「ズコー!」

 

 



 

 

閻魔「何じゃ?(ギロリ)」

 

 

 



 

あ「い、いえ、すいません…。

 

つい現世のように、

 

振舞ってしまって…」

 

 

 



 

閻魔「最後に、

 

お主に聞く…」

 

 

 



 

あ「は、はい…」

 

 

 

 



深く、

 

心臓を抉られそうなほどの、

 

迫力ある声で、

 

 

同時に、

 

強く睨みつけられ、

 

自然と身体が膠着する。

 

 

 

 



 

 

閻魔「此度の人生で、


後悔していることはあるか?」





 

 

 

 

 

あ「………」

 

 

 



 

 

…その質問に、

 

僕は考え込んでしまった。

 

 

何と言っても、

 

僕はまだ、

 

死んではいない。

 

 





しかし…もし…。

 

 





今、

 

この34歳の時点で、

 

人生が終わるとしたら、

 

 

僕は一体、

 

何に後悔するだろうか…?

 

 



 

 

そう考えたその時に、

 

やはりまず最初に、

 

 

自分の家族の顔が、

 

浮かんできた。




 

 

そして次に、

 

自分の従業員や、

 

大切な人々…。

 

 

 



 

その人たちに、

 

『自分はもっと、


 

何か出来たのではないだろうか』、

 

という気持ちが湧いてきた。

 

 

 

 

 

 

閻魔「その気持ちだ…」

 

 

 

 

 

 

閻魔大王は、

 

僕が語らずとも、

 

 

僕の心を見透かしたように、

 

言葉を続ける。

 

 

 

 

 

 

閻魔「その生前、


遣り残した、

 

気持ちと後悔を解消するべく、

 

 

お主らは何度でも、

 

人に生まれ変わる…。

 

 

しかしそれも、

 

生前に徳を積み、

 

善行を重ねた者に限るがな…」

 

 

 

 

 

 

あ「ど、どういうことでしょう…?」

 

 

 


 

 

ス「お前らは、


これまでに、

 

今世の人生までに、

 

何度も、何度も、

 

 

そう数えきれないほど、

 

何度もの、

 

生まれ変わりを経て、

 

今回の生を迎えている。

 

 

その1つ1つの生に於いて、

 

終わりを迎える度に、


 

『もっとこうしておけば良かった』と、

 

『次生まれ変わるなら、

 

次こそはこうするのに…』と。

 

 

これまでの、

 

数々の王の審理の中で、

 

隠すことなく表に現れた、

 

 

この度の生に於ける、

 

『後悔』というものの解消を、

 

次の生でまた目指し、

 

 

その繰り返しによって、

 

魂の成長を、

 

重ねてきた。

 

 

これが所謂、

 

『輪廻転生』というものの、

 

目的であり、

 

君ら人間が、

 

生きる意味でもある」

あ「ぼ、僕らが、

生きている意味って、

 

そ、そういうことだったのか…」

 

 

 



 

ス「たださっき、

 

閻魔も言った通り、

 


それは今回の生で、

 

徳を積み、

 

善い人生を送れた者に限る。

 

 

要は、

 

今世で退化することなく、

 

ちゃんと成長した場合な。

 

 

輪廻転生、


生まれ変わりと言っても、

 


必ず次また、

 

人間に生まれ変われるとは限らんしな」

 

 



 

 

あ「…え…?」

 

 

 

 

 

 

閻魔「此度の審理に於いて、

 

お主らはそれぞれ、

 

『六道』と呼ばれる、

 

六つの世界へと進みゆく。

 

 

生前、

 

罪を犯したと認められし者は、

 

六道の中でも、

 

 

最も下位の、

 

罪を償うための、

 

 

ありとあらゆる恐怖に苛まれる、

 

『地獄界』

ス「自身を取り巻く世界全体が、


燃え盛る炎のように、


自身に苦しみを与える世界と、


錯覚するような、



境遇の人生を送ると、


この世界に行くことになる。



思い通りにいかないことや、


苦しみを感じさせる。


周りの世界に対して、


やり場のない恨みを抱く心。



いわば、


『生きていること自体が苦しい』、


『何を見ても不幸に感じる』、


境涯が地獄界。



心で表すと。


嫉妬心に近いな。



他者を嫉み、


同僚の出世を妬み、



他の人の幸せが、


己の不孝になるかのような、


理由なき憤りを覚えたその時、



その心はすでに、


地獄界に足を突っ込んでいる」







閻魔「…次に生前、

 

他人を慮らず、

 

眼の前の事象にばかり固執したと、

 

みなされし時に、

 

 

腹が膨れた姿の餓鬼となり、

 

食べ物を口に入れようとすると、

 

火となってしまい、

 

餓えと渇きに悩まされ、

 

 

嫉妬深さ、物惜しみに悩まされる、

 

『餓鬼界』

ス「他者に与えず、


欲望にふりまわされ、


そのために心が自由にならず、


苦しみを生じる境涯のこと。



欲望のエネルギーを、


創造的な方向にも使えず、


欲望の奴隷となって苦しむ心。



心で表すと、


物欲心やな。



わずかなものでも貰うと、


嬉しくなり、


わずかなものでも失うと、


怒り狂う。


取り立てて言うほど深い理由もなく、


欲望に振り回されていると、



死後に餓鬼界への道を、


歩んでいると思った方がいい。」







閻魔「…理性を伴わず、

 

食欲、睡眠欲、


性欲、物欲、支配欲など、

 


欲望のままに行動する世界、

 

『畜生界』

ス「畜生という言葉は、


動物を表す。



その特徴は、


目先の利害にとらわれ、


理性が働かない、


愚かさのこと。



心で表すなら、


愛憎心。



別に深い根拠もなく、


あいつの顔付きが気に入らないとか、


みだりに好悪の感情を持って、


人に対するのが畜生の現れ。



何の気もなく、


誰かの悪口を言い合ったり、


その行為を繰り返してしまうようなら、


気を付けた方が良い」









閻魔「…次に、


弱肉強食が繰り返され、

 


互いに、


争いと殺傷を繰り返す、

『修羅界』

ス「常に、

自分と他者を比較し、


他者に勝ろうとする、



『勝他の念』を、


強く持っているのが、


修羅界の特徴。



自分が優れて、


他人が劣っていると思うと、


他人を軽んじ、



他者の方が優れていると思っても、


他者を尊敬する心を持つことが出来ず、


自分よりも、


強いものと出会ったときには、


卑屈になる。



心で表すなら、


闘争心。



常に誰かや何かと比較し、


争っていないと、


腹の虫が収まらない人は、


気を付けた方が良い」








閻魔「そして次に…、

 

まだ迷いの中であり、

 

生病老死の四苦八苦があるものの、

 

 

平常心と理性を伴い、


自己の意志によって、

 

魂の研鑽に励むことが出来る、

 

『人界』

ス「穏やかで、

平静な生命状態にあり、

因果の道理を知り、


物事の善悪を判断する理性の力が、

明確に働いている世界のこと。


しかし、

まだ悪縁も多く、


悪縁に触れて、

悪道に堕ちる危険性もある半面、


それらを克服し、

絶え間なく向上しようとする、

自分の努力が必要な世界」






あ「…ほっ…。

 

ようやく、ですね…」

 

 

 



 

ス「ただ、


人界って言っても、


さっきも言ったけど、

 

また人間に生まれ変われるとは、

 

限らんけどな。

 

 

一概に人界と言っても、

 

生前の徳が足りずに、

 

地獄や餓鬼、


畜生とまでは言わんけど、

 

 

人界の中でも、

 

生前の貯めた徳によっては、


 

動物になるという、

 

選択肢しか与えられへんケースもあるし、

 

虫しか選べない、

 

という人から退化するケースもある。

 

 

それだけ、

 

人に生まれ変われるというのは、

 

奇跡的なことやねん。

 

 

そう。


例えるなら、

 


君らの世界で言う、

 

宝くじの1等賞が1万回連続で当たるぐらいの、

 

幸運なんやで」

 

 

 

 



あ「そ、そ、そ、そんなに!?!?」

 

 

 

 

 

 

ス「そうやで。


1つおもろい話をしたるわ。



釈迦はお前、


聞いたことあるやろ?」







あ「お釈迦様、


ですよね?


それはもちろん」







ス「ある時釈迦が、


阿難(あなん)という弟子に、



『そなたは人間に生まれたことを、


どのように思っているか』


と尋ねた。


『大変喜んでおります』


と阿難が答えると、


釈迦が言う。

 


『果てしなく広がる海の底に、


目の見えない亀がいる。


その盲亀が、


百年に一度、


海面に顔を出すのだ。


広い海には、


一本の丸太ん棒が浮いている。



丸太ん棒の真ん中には、


小さな穴がある。



その丸太ん棒は、


風のまにまに、


西へ東へ、


南へ北へと、


漂っている。



阿難よ。


百年に一度、


浮かび上がるこの亀が、


浮かび上がった拍子に、


丸太ん棒の穴に、


ひょいと頭を入れることがあると思うか?』



聞かれた阿難は驚いて、


『お釈迦さま、


そんなことはとても考えられません』


と答えると、



『絶対にないと言い切れるか』。


釈迦が念を押す。



『何億年かける何億年、


何兆年かける何兆年の間には、


ひょっと、


頭を入れることがあるかもしれませんが、


無いと言っても、


よいくらい難しいことです』


と阿難が答えると、



『阿難よ、


私たちが人間に生まれることは、



この亀が、


丸太ん棒の穴に、


首を入れることが有るよりも、


難しいことなんだ。


有り難いことなんだよ』


と言った」

 





あ「そ、そんな、


確率だったなんて…」

 






閻魔大王「この流木が、


お主の父であり、


母である。



そして、


海を泳いでいる亀が、


過去生のお主だ。



輪廻の海を泳ぎながら進み、


人として生まれる因を、


積む。



流木が縁となり、


穴に入った瞬間に、


母の腹に宿りゆく。



生を受けるは、


すべて縁なり。



故に、


縁を大事にせぬ者に、


幸は訪れぬ







ス「『有り難い』って言葉の語源も、


『有ることが難しい』ということで、


滅多にないことを言う。

 


だから、


人として産まれた、



この有り難い人生を、


大切に、大切に、

 

生きなあかんねん。



それだけで君らはすでに、


生前すごい徳を、


積んできたんやから

あ「は、はい…!


何だかもう、


言葉が出なくて…」







生まれ変わりの奇跡、


人として産まれることの奇跡、



その一つ一つの意味を知って、


僕の心には、


言葉にならない感謝が湧いてきた。







閻魔「…そして、


六道の最後が、

 

『天界』

 

 

この世のありとあらゆる、

 

苦しみに溢れた地獄に対して、

 

 

この世のありとあらゆる、

 

喜びに溢れた世界のこと…」

 

 

 

 

 

 

あ「そ、そこに行くには、

 

一体どうすれば…?」

 

 

 

 

 

 

ス「そんながっつくなや(笑)

 

要はこれも、

 

『どれだけの人に感謝されるか』よ。

 

 

生前たくさんの人を救い、

 

たくさんの人の力になって、

 

たくさんの人に感謝され、

 

 

『徳』という名のポイントが、

 

溜まり切って、

 

同時に、

 


後悔のない生を送り、


人としてやるべきことをすべて終えたなら、


自ずと次は、


天界へと向かうことになる

 

 

 

 

 

あ「そ、それは、

 

神さまや仏さまみたいな存在になる、


ということですか…?」

 

 

 

 

 

ス「まぁそんなようなもんやし、


天界に行ったからといって、

 

それで終わり、


ってわけちゃうねんけどな。

 


あんま長話してても、

 

閻魔に切れられるからな。

 

それはまた、


次の機会にしとこう。

 

 

で、閻魔よ、

 

こいつ(荒川祐二)は次に、

 

どこに行くんや?

 

 

 

 

 

 

閻魔「『人界』、だな…。

 

 

まだこの者には、

 

やるべきことがある…」

 

 

 

 

 

 

…閻魔さまのその言葉に、

 

ホッとしたと同時に、

 

 

閻魔様の背後に位置する壁から、

 

大きな扉が開かれた。

閻魔「…さぁ、

 

次に進むがよい…。

 

 

後はお主は、

 

この審理の結果を以て、

 

変成王のもとで再審を行い、

 

最後に、


泰山王のもとに向かい、

 

 

これを以て、

 

此度の生における、

 

審理を終え、

 

次なる生へと向かう…。

 

 

忘れるでないぞ…。

 

お主らの、

 

魂の旅路に終わりはない…」







その言葉と共に、

 

閻魔様の、

 

背後の扉から光が漏れ、

 

 

その光に、

 

吸い込まれるように、

 

僕は歩みを進めていった。


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