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荒川祐二&Teamスサノオです☆

 

 

 

 



 

今日は、


『スサノオと死後の世界を巡る旅』☆

人が亡き後に最初に向かうという、

死出の山を越えて、

 


僕らが、


次にやってきたのは、

 

 



…これは、

 

関所…のようなもの…?

そこには、

 

夥しい数の死者の魂が立ち並び、

 

尋問を受けているようだった。

 

 



 

 

あ「あのお方は…?」

 

 

 

 

 

ス「あれは、

 

『秦広王(しんこうおう)』と言ってな。

 


死者は冥土におもむいてから、

 

七日ごとにそれぞれの、

 

王の裁きを受ける。

 

 

秦広王は死出の山を越えてからの、

 

『初七日』に現れ、

 

 

その人生に於ける、

 

殺生の罪を問いただす。

 

ほれ、見てみ?」

秦広王「お前は幼き頃、

 

オタマジャクシを拾って、

 

鉄鍋で炙って遊んでいただろ!!」

 


死者A「も、申し訳ありませんんんん!!

 

幼心でつい…!!」

 


秦広王「大人になっても、

 

魚釣りをやっていたであろう」


 

死者A「すみません!!

 

趣味なんです!趣味だったんですぅぅぅ!!」

 

 

 

 

 

 

秦広王「それぢゃ、地獄行きだ」
 

 

 

 

 

 

死者A「ひぃぃぃぃぃ!!」

 

 

 

 

 

 

…。

……。

………。

…………。

 

 

 

 

 

 

あ「あの…?

 

ちょっと厳しすぎやしませんか?

 

人とか、


殺してるわけでもないのに…。



あれぐらいだったら、


みんなやっているような…」

 

 

 

 

 

ス「ん~。

 

まぁこれでもまだ、

 

軽い方やねんけどなぁ…。

 

 

ただやっぱり、

 

無益な殺生は嫌われるなぁ…」

 

 

 

 

 

 

あ「ちなみにこれって、

 

ごまかしたりすることは…?

ス「あー無理無理。

 

お前の肩見てみ」

 

 

 

 

 



 

スサノオさんがそう言うと、

 

僕の両肩から、



突如として、

 

男女の妖怪?が現れた。

あ「ひっ!?

 

ひぃぃぃぃぃぃぃっ!?!?

 

こ、これは一体!?!?!?」

 

 

 

 

 

 

ス「こいつらは、


『倶生神(くしょうじん)』。

 

人とともに生まれ、

 


その人の、



一生の善悪をすべて記録し、

 

死後、


閻魔王に報告する神。

 

 

人の左右両肩に、


男女二神があり、

 

それぞれ善と悪とを記録する」

 

 

 

 

 

 

倶生神(男)「きゃっきゃっきゃっ」

 

倶生神(女)「きっきっき」







あ「………。

 

あら、でも、


ちょっとかわいい…?」

 

 

 


 

 

ス「よく見んでもかわいいよ。

 

お前らは極端に、


死後の世界を、

 

怖れ過ぎてる部分もある。

 

 

まぁ例えば、

 

『悪いことをしたら地獄に落ちて、

 

煮えたぎる釜で、


何百年と煮られる』みたいなのは、

 

 

まだ人々が未熟な時代に、

 

人々を統制するという意味では、

 

必要な教えではあったんやけど。

 

 

それも行き過ぎると、な。

 

何度も言ってる通り、

 

良い人生を送れば、

 

何も不安のない世界が現れるわけでな

 



 

 

 

 

…そうこう言ってると、

 

いよいよ僕の番がやってきて、

 

秦広王の前に立つ。

あ「(ひぃぃぃぃぃ…。

 

そうは言われても、

 

やっぱり怖いぃぃぃぃ…!!)」

 

 

 

 

 

 

そんな僕を他所に、

 

僕についていた、

 

倶生神の二神が、

 

秦広王のもとに飛んでいき、

 

何やら耳打ちをする。

 

 

 

 



 

あ「(頼むから、

 

余計なことを言ってくれるなよ…)」

 

 

 

 



 

 

秦広王は、

 

その倶生神の話を基に、

 

 

手元にある帳簿のようなものに、

 

何かを書き写していく。

あ「あれは…?」

 

 

 

 



 

 

ス「亡者の、


生前の行いをすべて取り調べ、

 

右手に持つ筆で帳面、

 

『閻魔帳』に記録する。

 

 

あれが順次この後に待つ、

 

王へと引き継がれていく。

 

 

まぁ生前の、

 

履歴書みたいなもんやな。

 

 

ちなみにここでは、

 

秦広王の取調べの結果によって、

 

次に向かう、

 

三途の川でどこを渡るかが決まる」

 

 

 


 

 

…そうして一通り、

 

倶生神からの報告が終わり、


 

秦広王が、


ギロリと僕を睨む。

あ「ゴクリ…」

 

 

 


 

 

秦広王「問題なし。

 

気を付けて行くように

あ「ズコー!!あっさりっ!」

 

 

 

 

 

 

秦広王「なんだ…?

 

地獄に落としてほしいのか?」

 

 

 

 

 

 

あ「い、いえっ…!!

 

決してそんなことはないのですが…。

 

 

ここだけの話、

 

蚊とかは、


結構殺してきたような…」

 

 

 

 

 

 

ス「実はこの裁定は、

 

ポイント制のようなものでな。

 

 

例えば蚊を殺したら、

 

『-1』とか、

 

無闇に魚を殺したら、

 

『-5』とかみたいにな。

 

 

それの合計によって、

 

結果が決まるけど。

 

 

生前の善行もまた、

 

差し引きで加味される。

 

 

だからお前、

 

ゴミ拾いとかしてたやろ?

 

 

あれが実は見えない所で、

 

環境の改善につながって、

 

多くの生物を救っていたりな。

 

 

あれが、

 

『+10』、『+100』、『+1000』…、

 

みたいな感じで、

 

その1つ1つをすべて、

 

 

人生の最初から最後まで、

 

余すことなく事細かに、

 

見られた結果を合計して、

 

この後の行き先が、


決められるわけよ」

 

 

 



 

 

 

あ「ほっ…。

 

あの時ゴミを拾っていて、

 

本当に良かった…」

ス「もちろんわかっての通り、

 

最も重い罪は、

 

自分の欲や感情に任せた、

 

『人殺し』な。

 

 

そうなったらもう、

 

救いようもないわなぁ。

 

 

まぁそれは次に行く、

 

『三途の川』で早速、

 

分かることになるけど」

 

 

 

 

 

 

秦広王「次っ!!」

 

 

 

 

 



 

秦広王の大きな声に促され、

 

僕らは、

 

 

次なる場所、

 

『三途の川』へと向かった。


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