いつも荒川祐二オフィシャルブログをご覧頂き、
ありがとうございます。
『大富豪父の教え 最終話』。
0話目. 『大富豪 父の教え』
1話目. 『荒川祐二の物語』
2話目. 『大丈夫。必ず出来るから』
3話目. 『父から受け継いだ財産』
4話目. 『人生の得意技を見つける』
5話目. 『母の言葉が起こした奇跡』
6話目. 『頑張る前に、頑張り方を知る』
7話目. 『人生に無駄はない』
8話目. 『群れない強さを持つ』
9話目. 『新宿駅東口のゴミ拾い』
10話目. 『お金のブロックの外し方』
11話目. 『嫁画伯との結婚』
12話目. 『4000万円の借金が出来ました』
13話目. 『上に立つ者の使命』
14話目. 『子育ての極意』
長きに渡り、
『大富豪 父の教え』シリーズを
ご覧頂き、
ありがとうございました。
2018年。
父は2年ほど前より、
病を患っており、
今年に入ってから、
急速に体調が悪化し、
2月19日。
大阪の病院に、
入院することになりました。
その日から、
亡くなる日までの間、
僕は毎日のように、
病院に通い、
その中で、
父とたくさんの話を、
することが出来ました。
徐々に病が進行し、
意識も朦朧としていく中、
父が僕ら家族に伝えてくれた、
最期の教えを、
皆さんに共有して、
この『大富豪 父の教え』シリーズの幕を、
一旦降ろさせて頂きます。
*****
【大富豪 父の最期の教え】
午前8時ごろ 病室にて。
最近病院でずっと寝てるやろ。
だから色んなこと考えんねん。
そこに小さいホワイトボードが置いてるやろ。
それちょっと見てみ?
(ホワイトボードに書いていた内容は、誤って消してしまっていた)
なんで消えてんねんやろ?
まぁええわ、これから話すことを、
俺の遺言やと思って聞けよ。
人生で大事やと思うこと書いててん。
まず一つ目な、
人間の原点や。
人が何か行動を起こす時に、
必ず必要な、
『あるもの』があるねん。
何やと思う?
人がな、
行動を起こす時に大事なのは、
今そこに、
『トキメキ』があるかどうかや。
色んな事にトキメク心を持つ。
心のトキメキに素直になる。
心がトキめいてる時ってさ、
どんだけやっても、
疲れへんやろ?
このトキメキに、
素直になることが大事やで。
何かをやる時に、
そこにトキメキがあるかどうか。
それを自問自答しながら、
やらなあかんで。
心がトキめくことをやらなあかん。
その中で、
『不動心』って言うんかな。
動じない心を持たなあかん。
次にな、
『お金ほしい、お金欲しい』って、
言うたらあかんで。
逆に金に逃げられる。
そうじゃなくてな、
自分の行動の極意をしっかり持ってな、
トキメキに従って、
強くやっていかなあかん。
今世の中全体が、
すごい殺伐としてるやろ。
みんな、
『金欲しい、金欲しい』って言うてな。
そういう時やからこそ、
トキメキを大事にしてな。
世の中に流されへん、
強い心を持って、
やらなあかん。
二つ目はな、
しっかりと体力を身につける。
やっぱり人間、
強くなかったらあかん。
三つ目…何やったけな?
思い出されへん…(しばらく考える)
あぁ、そうや。
感謝や。感謝の心が大事。
感謝の心がなかったら、
何をやっても上手くいかへんから、
しっかり感謝の心を、
持つんやで。
最後の四つ目は、
『また明日』や。
また明日、また明日。
(この四つ目には、具体的な説明はありませんでした。
恐らく僕らが上手くいかないことや辛いこと、
苦しいことがあっても、
くよくよするなよ。
明日があるさと、
父は言いたかったのではないかと思います)
大分喋ったから、
疲れてきたわ。
ちょっと寝るわ。
*****
この言葉から、
2日後。
父は、
たくさんの教えを遺してくれたまま、
永遠の眠りにつきました。
今日まで。
本当にたくさん、
考えることがありました。
たくさん頭の中で整理することが、
ありました。
これまでの父との時間の、
一つ一つを振り返り、
そしてこれからの未来を見据えた時、
僕が心から素直に思えた感情は、
『父を超えるような人生を、
僕も歩みたい』、
ということでした。
父は人にすべてに、
『感謝』をすることが大切と、
常々言っていましたが、
同時に父は多くの人に、
『感謝』をされる人でした。
父と同じように僕も、
これからの未来を、
一人でも多くの人に、
『感謝をされる』人間を目指して、
大きく、
優しく、
力強く、
そして何より、
いつも笑っていた父のように、
いつまでも明るく、
楽しく、
元気いっぱいに、
歩いていきたいと思います。
父が遺してくれた、
たくさんの教えを胸に、
いつまでも。
いつまでも。
最後になりますが、
5月2日の、
父のお別れ会の会場で流した、
父が生前に遺した、
6分ほどの肉声の動画を、
皆さんに共有して、
今回の、
【大富豪 父の教え】の物語を、
完結したいと思います。
最後まで、
本当にありがとうございました。
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