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『大富豪 父の教え ~荒川祐二の物語~ 第6話』☆

※これまで掲載済みのお話はこちら☆

0話目. 『大富豪 父の教え』

1話目. 『荒川祐二の物語』

2話目. 『大丈夫。必ず出来るから』

3話目. 『父から受け継いだ財産』

4話目. 『人生の得意技を見つける』

5話目. 『母の言葉が起こした奇跡』



小学生の頃までは、

泣き虫末っ子でダメダメくんだった、

 

荒川祐二。

しかし『人生の得意技を見つける』という、

 

父の言葉によって、



中学生の空手の世界で、


結果を出せるようになり、

そして次に控える、

 

高校受験という勉強の世界で、



学年生徒数230人中、



『中学2年の2年2組、


出席番号2番の荒川祐2くんが、


2学期のテストで、


222点で222位』という、





『ミスター2』が、


新たな勝負をすることになった。






 

しかし…?







『やる気が出ない』。

確かに母が、『祐二は大丈夫。必ず出来るから』と言い続けてくれて、


『俺は出来るはずなのに、なんで出来ないんだろう?』と思っていたとはいえ、







それと勉強に対して、


やる気が出るかどうかは、


また別の話である。







バカの荒川祐二は、

 

『やりたくないものはやりたくないんだもん~♪


だって勉強する意味わからないし~♪』



といった調子で、


友達と遊び呆けていた。

そんな時だった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…あの…、


優しい母が…切れた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このシリーズの中で、

 

何度も言っている通り、


 

僕の母は優しい。


めちゃくちゃ優しい。

中学生の今まで、

母に怒られてきた記憶がないぐらいだった。






そんな菩薩のような母親が、


『切れる』とは、

 

一体どういうことか…?

…そう…。


単純に僕が、

 

調子に乗り過ぎたのである…。







受験が近付いているにも関わらず、

 

あまりにも勉強をしない…。

 

 

家でダラダラばかりしている…。

 

 

 

 

 

 

『仏の顔も三度まで』。

 

 

 

 

 

 

そんな僕に、

 

いよいよ菩薩の堪忍袋の緒が切れた。

普段怒らない人が、


本気で怒った時ほど、


怖いものはない…。







今でもこの時の、

 

恐怖を覚えているぐらい、

 

この時の母は怖かった。







菩薩が般若に変わっていた。

『やらなきゃ、殺られる…。

 

殺されないけど、殺られる…』

 

 

 

 

 

 

 

 

そして僕に、


スイッチが入った…。



僕の『高校受験』が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ、

 

そうは言ったものの、

 

 

バカはバカである。

 

 

何から勉強をすればいいのか、

 

サッパリわからない。

そんな時に思い浮かんだ言葉が、

 

空手の時に父が教えてくれていた父の、



『何かをする時は、得意技を見つけろ』、


という言葉だった。

 

 

 

 

 

 

中学生のあ「なるほど…得意技ねぇ…」

 

 

 

 

 

 

そうしてバカなりに、

 

勉強の世界に於ける、

 

得意技を考えてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、


一つのことに気付いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに五教科合計500点満点で、

 

『222点』という、

 

とんでもない成績の僕だったのだが、

 

 

その中でも唯一の希望として、



英語の点数だけが、


他よりも比較的良かったのだ。

 

 

 

 

これは恐らくこの当時、

 

NIRVANAというアメリカのバンドに、

 

ハマっていたことが要因だったのだが、

そう考えると、

 

勉強の世界で得意技になるものが、


英語以外には考えられなかった。


 

 

 

 

 

中学生のあ「ならまずは、英語から勉強しよう」

 

 

 

 

 

 

そう思って、

 

勉強を始めてみた。






 

しかし、

 

上手くいかない。

 

成績が思うように上がらない。

結局は勉強をすると言っても、

 

何をどう勉強すればいいのかが、


分からないのだ。

 

 

 

 

 


そしてそのことを、

 

食卓で父に相談してみた。




 

返って来た答えは、


こうだった。

 

 

 

 

 

 

父「お前な、


そら勉強する先が見えてなかったら、


成果なんかでーへんよ」





あ「どういうことですか?」

 

 

 

 

 

 

父「『努力のための努力』をしても、

 

意味がないということや。

 

 

例えばお前が今勉強してる、

 

その英語の単語帳。

 

 

その本に載ってる単語が、

 

全部で1000個か2000個か知らんけど、

 

 

それを2000個全部丸暗記した所で、

 

そのうち一回のテストや受験で、


何個が出るねん?って話よ。

 

 

7個か8個やろ?」

 

 

 

 

あ「…な、なるほど…」

 

 

 

 

 

 

父「それよりもどうせ勉強するなら、



先生が授業の中で、

 

『ここが大切ですよ』って言っている所を、

 

重点的に勉強した方が良い。

 

 

もしくは去年のテストの過去問とかを見て、

 

どんな問題が出るか、

 

その傾向と対策を学んだ方が良い。

 

 

だってお前が勉強をしている意味というのは、

 

『勉強をしている自分に満足する』ためではなくて、

 

 

『テストで良い点を取って、志望校に合格するため』やろ?

 

 

そういった『努力の先』を見据えることで、

 

自然と今この瞬間に、

 

自分がやるべき行動が見えてくる。

 

 

それを積み重ねていくと、

 

確実に描いた未来へと近づいていける。

 

 

だからこそ今は、


勉強をする前に、


『勉強の仕方を勉強しなさいよ』ということよ





あ「…わ、わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

父「まぁそれは人生に於いて、

 

どんなことでもそうよ。

 

 

えぇか?

 

世の中、

 

頑張ればいいってもんじゃないねん。

 

 

勉強でも仕事でも、

 

『頑張っているつもり』、

 

『努力をしているつもり』、

 

になったらあかんねん。

 

 

『その努力や頑張りは何のためにあんねん?』ってことを、

 

常に意識しながら、

 

行動を積み重ねてみ。

 

 

そうしたら面白いぐらい、


結果なんてすぐに出るわ

 

 

 

 

 

 

あ「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

…そうして父に言われた言葉に従い、

 

先生が授業の中で、

 

『ここが大事』と言うポイントに注目したり、

 

 

過去問やミニテストで、

 

出題されてきた問題を重点的に、

 

普段から勉強してみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

するとものの見事に、


成績が上がっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは英語の成績が、

 

元々50点ぐらいだったものが、

 

90点を優に超えるようになり、

 

 

 

 

同時に『俺は出来るんだ』という、

 

今まで何となくしか持っていなかった自信が、

 

確固たる自信へと変わり、

 

 

 

 

そうしてまた結果が出だすと、


勉強をすること自体が楽しくなってくる。







そして英語という、


『得意技』が生まれたことによって、


それが幹となり、



英語で身に付けた勉強法と、


『俺は出来るんだ』という自信が、



さらなる挑戦へと足を向け、







枝葉である、


国語や数学、理科、社会などの、

 

他の教科にも転用され、



本当にみるみるうちに、

 

成績が上がっていき、




 

中学二年生の二学期には、

 

学年で230人中222位、


という散々な成績だった僕が、










一年後の、


中学三年生の二学期には、





学年で上から10位、


という成績に変わっていた。

『得意技を見つける』。

『自分は出来ると良い勘違いをする』。


『努力の先を見据える』。







そういった両親の教えの一つ一つが、



15歳となった僕の人生に、

 

脈々と息づき始め、







確実にこの人生に、


現実の変化と、


奇跡を起こし始めていた。

そして物語の舞台は次に、


荒川祐二の高校生活へと、


移り変わっていく。


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