(2015/03/28 制作)
イカ大王体操にNHKの本気を見た、ショウジです
「LIFE!」大好きで毎週観てます。
昨日はイカ大王体操のダンスお披露目だったのです。
Eテレがありますから、やっぱりNHKはああいうの上手いですよねえ～ ( ´∀｀)
星野源さんが踊るバージョンも放送されるみたいで楽しみ！（結局そこ）
さてさて本日は、今週から宣伝しまくりの持ち上げ記事出まくりになると思われる
こちらの作品の感想です。
すでに観て、面白いと思った方は読んだら不愉快になること請け合いですので
読まないことを強くおすすめしますｗ
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
◎原作◎
未読（諫山創「進撃の巨人」）
アニメも観てません。
巨人が人を喰うことしか知らない状態で観ています。
◎あらすじ◎
人間を喰う巨人と人間の戦いの物語。
◎レンタル予想◎
アクション／SF
◎おめあて◎
ハセヒロ、ピエール瀧さん。
感想をひとことで申しますと
アドレナリンが出ない
アクション入ってるのにこんなに興奮しない映画ってあるのか！？と思いました。
私は原作もアニメも通らずに今作を観ていますが
導入から既についていけない感じがありまして
これは映画の世界についていけるように自ら集中して観ないとヤバいなと思いました。
セリフを原作からそのまま引っ張ってきているのかわかりませんけれども
生身の人間が言うには違和感のあるセリフが多いんですよね （-""-；)
冒頭部分からそれをやってしまっているので、なんというか舞台を観ている気分になるのです。
舞台って最初はちょっと集中しないと世界に没入できない部分があるじゃないですか。
まさにそれ。
舞台はそれでいいと思うんですよ。
だけどこれは映画なんだから観客に「集中しなきゃ！」と思わせるのってどうなのかしらん。
導入部に観客の腕をぐいと引く力があって、有無を言わせず映画の中に放り込まないと。
最近の邦画2部作と言えば『寄生獣』があるわけで
アクションだし、人間が喰われるという点においてもどうしても比べられると思うんですよね。
私は寄生獣も原作・アニメ通らずに実写映画を観たので条件は全く一緒なんです。
るろ剣二部作も同一条件でしたし。
それでも2作品は興奮して面白かったですし
寄生獣は後編は試写会で、るろ剣は後編を劇場に観に行きました。
2作品と今作の違いを考えるとやはり映画に引きずり込む力ですね。
進撃の巨人には圧倒的に引力がない。
前編の試写会に来た人は後編はぜひ劇場で観てね
ってことなんでしょうけれども
私は一切お金を出す気はありません。
寄生獣やるろ剣のように前編が面白かったのに後編は勢いが落ちたなあっていう作品があるのに
前編の時点でこれだけ面白くなかったら、後編への期待なんて湧くわけがないのです。
ヒューマンドラマとアクションの両立ってなかなか難しいんだなと思いました。
その点については寄生獣はかなり上手く行っている方だと思います。
進撃の巨人を観ることで、あれだけ後編はイマイチだと思った寄生獣の良さがわかるというｗ
さりげなく登場人物のバックボーンを匂わせる演出があればまだ良かったのではないでしょうか。
原作・アニメを通っていない人間にとってはぽかーんな部分が多く
一緒に行った友人は原作・アニメの両方を通っていましたが
登場人物の人格形成の過程がばっさり省かれていて残念だったと言っていました。
…こうなってくると一体どんな観客なら満足する映画なのか全くわからない… (´・ω・)
1時間38分という上映時間も
「描ききるには上映時間が足りなくてやむを得ず2部作にしました」というには短すぎる。
インターミッション入れて3時間とかでも良いわけじゃないですか。
そこをわざわざ2部作にして、進撃の巨人というネームバリューに引き寄せられる観客から
むしり取ってやろうという魂胆が見え見えと言いますか…
良かった点は
本郷奏多さん、桜庭ななみさん、ピエール瀧さん、長谷川博己さん
といった、声が良い人を起用していたことです。
アニメを観ているような感じになると言いますか
映画の世界にいざなう役割として一躍買っていました。
特に本郷さんはナレーションも担当されていましたし
良役なのでとりあえずファンの方はご満足いただけると思います。
桜庭さんはサシャという役をいきいきと演じていらっしゃって
キャラクターにちゃんと血が通っていたので見入ってしまいました。
今作のキャラクターの中で一番好き。
桜庭さんの出演作品これまで観たことなかったんですよね。今後は注目して観よう。
おめあてだった長谷川さん、瀧さんはいつも通り素敵でした。
長谷川さんご本人はあんなジメッとエロい人ではないと思うんですが
なぜかああいう役が多いですねｗ
MOZUの東とも似たようなテンションの役柄でした。
瀧さんはちょっとくたびれた、でも男気のある役で似合っていました。
ここまで、主演の方とヒロインの方の名前が一切出てこない理由はお察しください。
観ていて思ったのは、彼と同事務所の佐藤健さんってすごいんだなってことですね。
るろ剣の時は、それまで彼の出演作を一切観ていなかったので
これでいいのか？と思ったんですが
天皇の料理番で全く違う演技をしているのを観て感嘆したんですよ。
作品の世界に没入するのが非常に上手い俳優なんですね。
それに比べると今作の主演の方は…いやもう何も言うまい。
ちなみに私は彼のファンでも健さんのファンでもありません。ここだけは強調しておかないとｗ
最後に余談。
下衆な話ですが、本作の脚本を担当している町山智浩さんは
脚本を担当したことがきっかけで、愛人の存在がバレるという騒動がありました。
興味がある方は「進撃の愛人」でググってみて下さい。
私は「結婚失格」の解説に町山さんがかなり上から目線で説教じみたことを書いていたので
奥さんのことも愛人のことも大事に出来ない人があんなに偉そうに書いていたのかと
心底げんなりしたのです。
そういう矛盾した言動をする人間が脚本を担当している映画には私はお金を出したくないので
試写会当たって良かったと思いました。
そもそも町山さんは映画評論家ですので
そりゃあもう膨大な映画を観て、膨大な批評を書いているわけですが
今作を観たら、あれだけ言ってたのにこんなもんかと思うこと間違いなしです。
脚本としてがっつり名前出ちゃってますから
どんなに言い逃れしても映画史から消えないんですよ恥ずかしい！
これまで酷評を書かれた監督たちは一体どんな気持ちなんだろう。
評論家が作る側に回るとこうなる、という点においてはよい研究材料かもしれません。
ここで免罪符→あなたの好きな演者さんや映画自体が酷評されていてイラッとしたら
ムカついても怒りを私にぶつけるんじゃなくて、アゲ記事をご自分で書いてください。
わたくしが今年観た作品ランキング。
同じ表情のうさぎでも、上に書かれているほどおすすめ。
「いい映画観たなあ」のカテゴリはぜひとも劇場でご覧いただきたい作品です。
両肩持って揺さぶって、絶対観て！！！と言える作品を今年まだ観ていないのが悲しいところ…
「良い映画観たなあ」 ★★★相当
イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密（札幌劇場）
6才のボクが、大人になるまで。（札幌劇場）
滝を見にいく （シアターキノ）
駆込み女と駆出し男 （試写会＠共済ホール）
ソレダケ / that's it （札幌劇場＠フリーパス）
ラブ＆ピース （ユナイテッドシネマ札幌）
ビリギャル （試写会＠札幌プラザ2・5）
「面白かった」 ★★相当
ホビット 決戦のゆくえ （ユナイテッドシネマ札幌）
龍三と七人の子分たち （試写会＠札幌プラザ2・5）
海街diary （鑑賞券＠ユナイテッドシネマ札幌）
寄生獣 完結編 （試写会＠STVホール）
愛を積む人 （試写会＠札幌プラザ２・５）
新宿スワン （試写会＠共済ホール）
ハイネケン誘拐の代償 （札幌劇場＠フリーパス）
博士と彼女のセオリー （札幌劇場）
きみはいい子 （札幌劇場＠フリーパス）
マップ・トゥ・ザ・スターズ （札幌劇場）
ジヌよさらば～かむろば村へ～ （先行上映＠シネフロ）
和食ドリーム （札幌劇場＠フリーパス）
くちびるに歌を （試写会＠札幌プラザ2・5）
呪怨 ザ・ファイナル （札幌劇場＠フリーパス）
台風のノルダ （札幌劇場＠フリーパス）
ジェサベル （札幌劇場＠フリーパス）
クラウン （札幌劇場＠フリーパス）
お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX （札幌劇場）
マエストロ！ （試写会＠札幌プラザ2・5）
セッション （札幌劇場＠フリーパス）
「うーん」 ★相当
明烏 （札幌劇場＠フリーパス）
エイプリルフールズ（試写会＠共済ホール）
リアル鬼ごっこ （試写会＠札幌プラザ2・5）
「あーあ」★なし相当
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN（試写会＠共済ホール）
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ついに無星出てしまいました…！