(2015/01/20 制作)
試写会はじめ、ショウジです
昨日行ってきた試写会の感想いきまっす!
『マエストロ!』
◎原作◎
未読(さそうあきら『マエストロ』)
◎あらすじ◎
不況の煽りを受けて解散したオーケストラが再結成し、コンサートを行うまでを
若きヴァイオリニストでありコンマスである香坂、アマチュアフルート奏者のあまね
謎の指揮者の天道のそれぞれの人生を中心に描く。
◎つながり作品◎
神童(今作同様にさそうあきら原作の映画。好きです。)
オーケストラ!
(観ていないのですが、設定が似ているため今作のフライヤーを見た瞬間に思い出した作品。)
◎レンタル予想◎
ヒューマンドラマ
◎過去に観た同監督作品◎
毎日かあさん
◎おめあて◎
『毎日かあさん』の監督の作品だったので。
キャストで好きなのは松重豊さん、モロ師岡さん、古舘寛治さん、池田鉄洋さんです。
感想をひとことで言いますと
地味!
フライヤーは、よく全国のシネコンでやるエンタテインメント作品のように見えるのですが
実際は中規模のスクリーンでやりそうな地味さがありました。
札幌で言うと、シネマフロンティアじゃなくて札幌劇場でやっていてもおかしくない感じ。
って札幌の人にしか伝わらないww (ノ∀`)
あらすじに挙げた3名のそれぞれの人生を時間かけて描いているんですけれども
どれもどこかあっけなく終わるんですよねえ。。。
なんだろう…目に見える感情の爆発がないからかなあ ( ´`)
人間て日常生活ではそんなに激しく感情表現しませんから
あれが自然なのかもしれないけれど
上映劇場が多い場合、どこかダイナミックさがないとスクリーンに負ける気がする。。
結果、わたしの印象に残ったのは主役級の3人ではなくヴァイオリンの村上さんでした。
彼が駅で演奏するシーンでじわっときましたねえ…
ありがちっちゃありがちなシーンなんですけれども
単なるクサいシーンではなく、人生の年輪を上手く表現していて良かったです。
心に残ったのはあのシーンだけかなあ。。。
とにかく、2時間9分という長さにも関わらずあっさり終わった印象がありました。
miwaさんが映画に初出演されるということで、そこも売りのひとつの今作ですが
私は彼女の演技に関しては特に何も言いません
台詞回しがアレだとか、表情がアレだとか、そもそも動作自体上手いことアレしてないとか
いちいち言いません!
原作キャラのイメージに合っているから起用されたのかもしれないし
アマチュアフルート奏者だからアマチュアの方を起用したのかもしれないし
そこんところは別にどうでもいいです。
ただ、これだけは言いたい!
miwaさんが出ていることで松坂桃李さんの演技が引き立っていた!
万能鑑定士Qの時はイマイチ演技が上手なのか否かがよくわからなかったのですが
今作でこの人はもしかして演技が上手いのか?
と思いました。
それが単なるmiwaさん効果なのかはわかりませんが
古舘さんとの会話シーンに違和感がなかったので
そういう自然な演技は上手いんじゃなかろうかと思います。
ただ泣く演技はね~…
こればっかしは西田敏行さんが一番ですよね。
まあ西田さんは探偵ナイトスクープとかでもよく泣くからあれですけど…w
おめあてに挙げた俳優さんは4名ともキャラが立っていたので
とりあえず満足でした!
ティンパニの俳優さんが海月姫に出ていたことと (熱帯魚屋さんの店員)
オーボエの俳優さんが凶悪に出ていたことと (ピエール瀧さんの舎弟)
彼が龍平さんの親戚であることをここに記してキャストに関しては〆たいと思いますw
毎日かあさんの監督だから~と応募した今作でしたが
同じ監督でも脚本家によってここまで変わるか!といった作品でした。
端々に監督らしさは感じたんですけれども
全体のあっさり感がなんともな~ (;´ω`)
ただ、とある要素から、今年・2015年に公開する意味がある作品になっていました。
そこんところは納得!
冒頭画像は映画を観た時のうさぎ。
「面白かった」のうさぎです。
今年はうさぎの表情によって映画のおすすめ度を表現します。
ランク付けは年末に発表となります。
「良い映画観たなあ」★★★相当
6才のボクが、大人になるまで。(札幌劇場)
「面白かった」★★相当
ホビット 決戦のゆくえ(ユナイテッドシネマ札幌)
マエストロ! (試写会@札幌プラザ2・5)
↑ ↑
映画を観るごとにうさぎが増えて行く仕様!