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Roon試用その2

Roon試用1週間。

いろいろわかってきたり、わからなかったり。

今週の成果です。

 

Roonの出力をDirettaにして使いたいようなことを前回書きましたが。

なんか勘違いしてまして、ASIO経由の接続、すなわち普通のオーディオデバイスとして使用は可能でした。


これでオーディオデバイスは同じでfoobar2000vsRoonの比較ができます。

foobar2000の健闘を期待しましたが、Roonの方が少々艶やかで聴き心地がよい感じです。

ただ音声出力レベルがRoonの方がちょっと大きいような。

両者ともFIXボリュームなので差が出ることはないはずなのですが。

音量を合わせてもRoon優位なのか、ここはもうしばらく継続試聴です。

 

あとアルバムジャケットやメタデータを読み取ってくれるのに感激してましたが。

ほぼ完成したろうということで眺めてみましたら。

結構なアルバムがジャケットなしのままでした。

例はさだまさしのアルバム、古いものが多いので探し出せないのかなと。

でもリッピング時はジャケットをスキャンするのは面倒なので何とかして探し出しては拝借させてもらっているので、全然ネット上に無いわけではないはずですが。

あるいは日本語で検索する限界かもしれません。

100%表示させるには手動でジャケットの追加が必要になりそうです。

 

また過去のRoon紹介記事では関連アーティストやカバー曲などが続々と表示されて様々な切り口で音楽を楽しめる、とあった気がしまして。

これは結構楽しみで期待もしてましたが。

さだまさしさんの「同じタイプのアーティスト」欄には井上陽水さん、松任谷由実さん、稲垣潤一さんなど表示されますが。

意外なこんな人が、とかは今一つ。

英語圏だけの話かもしれません。

 

そういうことで今のところ

 音質   期待以上

 使い勝手 期待には今一歩

というところです。

 

あと1週間でどこまで使いこなせますやら。

 

 

 

Roon試用

現用のfoobar2000+DirettaによるPC系統は絶好調ですが。

新しいところも触れてみないと刺激がないなと思いまして。

Roonを試用してみます。

新しいと言ってもNetAudioNo27(2017年)にはすでに取り上げられていたので今頃でありますが。

いままで手を出さなかったのにはいくつか理由はありました。

一番はCUEシートに対応していないこと。

わがライブラリの中心はCDをCUEシート+FLAC1ファイルで取り込んだものでして。

タグを編集しても音源を上書きしないのでリッピングしたてのデータの鮮度を保てるのでは?というほんわかした理由ですが。

とりあえずfoobar2000のConvert機能で1曲1ファイルに切り出します。

本当にRoonに切り替えるとなったら再リッピングすることになるかと思いますが。
 

その他問題も暫定策で乗り切ります。

・PCがたくさん要りそう

 →コアPC1台+内蔵HDD+USB-DDC接続の最小構成でテスト。

  これもRoonの優位性が見えてきた時点で見直し。

・永続ライセンス費用がお高い

 →これは以前にオリオスペックで聞いた月額料金で一時の出費は抑えられるということで踏ん切りがつきました。

  気に入ったら年間ライセンス、または永続ライセンスを買ってもよいかと思います。

  そうすると昨今の円高は痛いなと。

 

その他インストール方法は先人のサイトを参考にしました。

吉田苑さま

https://yoshidaen.com/pcnyuumon/pcnyuumon04.html

 

AVWatchさま

 

よしかの半解さま

 

またNetAudioVol.27(2017)、Vol34、Vol.36(2019)も参考にしました。

惜しい雑誌を失くしたものです。

 

空いているノートPCにインストール。

データをFLAC1曲1ファイルに変換しつつコアPCに送り込みます。

コピーされた順にすぐインデックスが更新され再生可能となります。

DDCはサブにしていたRATOCのRAL-24192UT1。

メニューのSettings→Audioで使用するデバイスをアクティブにします。

 

変換した音源はひとまずジャケット画像は送り込んでいなかったのですが。

Roonで勝手に探してきてくれます。

これは期待してましたが、数日かかるとか聞いていたのでほぼ即時の反映は期待以上です。

 

またアーティスト画像もなにやら適当に拾ってきてくれてました。

これは知らなかったのですごいものだと感心してます。

 

本当はタブレットなどでコントロールするのですが、ひとまず音質確認のためコアPCの画面でそのまま操作します。

音質はDDC以降の機器にも影響されるのでしょうが、かなり良い感じです。

USB接続では音質的メリット半減、ネットワークプレーヤーで使ってこそ本領発揮のようですが。

USB接続しかもサブ扱いのDDCでも十分高音質です。

これならリスニングルームをPCだらけにしなくてもよいかもしれません。

大いに可能性が見えてきました。

データ転送が終わったら本格的に調整してみたいと思います。

 

一番の願望はRoonで楽曲管理、アウトプットはDirettaでという組み合わせですが。

あちらもRAATがベストとして譲らないでしょうから標準化は厳しいかなと。

でもオリオスペック扱いのRoon→Direttaブリッジもそこそこ高価なので。

できれば手を組んで欲しいところです。

 

もっというとやはりfoobar2000の平易な操作性は捨てがたいので、これもどうにか残したいところです。

 

どれもすぐにどうなる話でもなさそうなので、しばらくは併用してメリットデメリットを見極めていきたいと思います。

 

 

 

SHURE M75MB

フォノカートリッジを追加しました。

SHURE M75MB(type2)

オーディオテクニカDENONと使ってきて、あと毛色の違ったものと言えばSHUREなので。

いつか使ってみたいと思ってました。

ただ人気のV-15はオークションでも人気でなかなかお手頃なものが出てこず。

以前にSTEREO誌2015/11、12の「ヴィニジャン~アナログの壺~」29、30回で特集されていた

「シュア歴代カートリッジ王者決定戦(前後編)」

の第3位に入ったM75MBに狙いを定めました。

そしたら案外安く手に入りまして。

ボディのみ品だったので針をamazonで別途購入。

JICOなどの互換品にしようと思ってましたらデッドストックが2000円程度で売ってましたのでこれにしました。

(去年の6月ごろの話、今見たら9000円以上になってました。これなら互換針の方がよいかなと)

 

とりあえずシェルはAT-MS11、リード線はAT-6101(ビンテージ)。

手持ちの余りです。

結果がよければAT-LH15などと交換しようと思ってました。

試聴。

よく聴くアニメ、ポップス物レコードでは多少強調感のあるレコードでもふわっと柔らかく聴かせます。

ただ手持ちの盤だとちょっと内周の歪み感が目立ちます。

丸針のせいか針がデッドストックなのでダンパーがまだ固いせいか。

盤が新品だとまた違うのかもしれません。

ボディが樹脂なので、手持ちの樹脂ボディ品AT-120Eaのように音を整理しきれないのもあるのかなと。

オーディオの足跡殿の情報によると、1979年当時で10800円。

もともとボリュームゾーン向けで取り立てて高級品というわけではなかったようです。

(今回購入のM75MBはM75Bのプレーヤーメーカー向けOEM型番です)

 

そこでジャズをかけてみたら、これがドンピシャリはまりました。

生楽器の豊かな響きがこれでもかというくらい出てきます。

もっともジャズレコードはコルトレーンのこれとMY FAVORITE THINGSの2枚しか持ってないので、狭い範囲ですが。

前述のSTEREO誌の対決でもソースはジャズ、しかも「これでオーケストラは聴けないだろうなあ。」とのコメントありで。

(記事内の審査員の意見です(笑))

ジャズがハマるのは当然でありました。

 

ちょっと生楽器系の盤の味変(音変?)がしたいときのカートリッジとして便利に使えそうです。

 

 

 

 

 

 

Sonicweld DiverterへのUSBケーブル

先に購入したSonicweld Diverterですが、音質的にかなり満足でトラブルもなく。
しばらく何もいじらずにライブラリの曲をひたすら聴いてました。
それでも3か月何もしてないと弄くり屋の血が騒いできて。
ちょっと手を入れてみました。
 
古い雑誌を手に入れて当時の評論記事を見ていると内部に電源フィルタ的な機構を入れているのでバスパワー電源での駆動で特段問題はなしとなってますが。
手持ちのFIDELIXのUSBノイズフィルタを入れてみました。(青いケーブルの先にある銀の直方体)

 以前試した時にはそれなりに効果があったように聴こえましたが、Diverterでは劇的によくなるわけではなく、気持ち入れた方がよい方向へいく感じです。
ただし、うちのDIRETTAPCの構造上の問題で、直接挿すとLANケーブルと干渉するので延長コードが必要でした。
これで接点とケーブル長が増えるので動作的にはあまり良い方向ではありませんが。
PCとDACを幾分アイソレートできる方にメリットあるのかなと。安心のために入れてます。
 
またフィルタついでにこの青の短いUSBケーブルにクランプフィルタを3~4ヶ取り付けてみました。
コモンモードノイズがさらに減少するかなという狙いでしたけど。
なんか音が鈍るような感じがして外しました。
写真ではFIDELIXと同時に取り付けてますが、これを外しても傾向は同じで。
信号に影響なくコモンモードノイズのみに効くはずなので動作的には問題ないようなものですが。
動作はともかく音が良い方向にならないならば付けておく必要もないのでこれは外しました。
 
ノイズフィルタはAC系とかUSB系とかあれこれ試してまして、おおむね良い結果でしたけど。
Diverterには小細工は不要ということなのかもしれません。
USBケーブルはいまのところPC用の物をそのまま使用しているので、ちょっとオーディオ仕様のものも試してみたいなとは思ってます。
 
 
 

レコードクリーニング

ちょっと前に買ったレコードで程度の悪いのに当たったので、クリーニングしてみました。
 
ものはジョンコルトレーンの「GIANT STEPS」。
レコード再生は手を動かす部分が多いので楽しいのですが。
(※あくまでもメインソースではない前提で。当時はカセットに録音して、しかも何回かかけてプチプチノイズなく完走した状態で録音できたテープを聴いてました。)
今聴いてるジャンルの新譜が出るわけではないので購入するのは改めて聴きたい、いわゆる耳タコ名盤となります。
そこで盤質極上というのを買ってみたら
見た目はカビっぽい、ただクリーニングの結果からすると溝までは行っておらず盤上に広がったのみのようです。
乾式ブラシでこすってもびくともせず。ターンテーブルの回転が止まるほどの高抵抗。
あまりやりたくないですが湿式クリーニングをしてみます。
 
方法はいろいろありますが。我流です。
 
クリーニング液は超電解水シュシュ。
 
 

窓枠などの汚れはよく落ちます。

本当のカビだとおそらく効果ないですが、盤上の油分にカビが巣食ったようなのでもろとも落とせるかなと。

 

ブラシはよくあるデンターシステマ流用の自作ブラシ。

 

 

市販品だと盤の溝の幅いっぱいにブラシが当たるように6ヶから8ヶのブラシを使ったりしますが。

どうせゴシゴシ往復するんだから左右に移動させればよいやと、4ヶに抑えました。

取り付け板は100均にあった15cmの定規。

なかなかちょうどよい材料がなかったので、完成品のプラスチック板として流用しました。

 

電解水を盤面に円周の1/4くらいずつ溝にひたひたになるくらい割とたっぷり吹き付け。

そこをブラシで10往復程度こすります。

溝にダメージは与えないものの表面にすり傷状の筋は入りますので、貴重盤には不向きです。

これを4回繰り返して全面をブラッシング。

終わったらキッチンペーパーでまず盤面全体の水分を吸い取り、次に溝に残った水分をしっかり吸い取るようにちょっと強めに拭き取ります。

本当は蒸留水で洗い流したほうが良い気がしますが、拭き取りのみで済ませてます。

 

その後丸一日程度乾燥。

 

洗浄液でほぐれて拭き取りきれなかった溝に残ったゴミを何回かプレーヤーにかけて掘り起こします。

埃をスプレーで固めたような盤だと針先にびっしりゴミが付いたりしますが。

今回の盤はそれほどでもなかったです。

 

洗浄後の盤面。

かなりさっぱり。

乾式クリーナーも軽く通ります。

 

音は、清掃前は針の痛みがないかと怖くてかけられなかったのですが。

清掃後の音はゴソゴソいうノイズもなく。たまにプチプチ言う程度。

溝つぶれもなさそうで、最初からこの状態ならば確かに極上品でした。

 

これで効果のある盤もあり。

また長らく聴いている盤ではいくらクリーニングしてもゴソゴソ音が残るものもあります。

シスコンの適当針でかけたり、スプレーを使ったり(たくさんつければよいと滴るほど吹き付けたとかw)。

きちんと手入れしたプレーヤーで寿命十分の針できっちり調整してかければ、そんなに摩耗も汚れもつかないものです。

 

いまさらデジタルを超える音など求めないので。

懐かしい盤をそれなりの音で維持できればと思ってます。

 

 

 

 

Kenwood R-2000

オーディオではなくてラジオの話です。

 

ちょっと前に酔った勢いでBCL全盛時代(よりちょっと後)の受信機を買ってしまいました。

Kenwood R-2000。

私がのめり込んだ頃のあこがれは

TRIO R-1000

YAESU FRG-7700

JRC NRD-515

あたり。

手に届くあたりでは

SONY ICF-2001

National RF-2600

とか。

 

このあとFRG-7700→8800、R-1000→2000など後継機が出てきましたが。

すでに興味はオーディオの方へ移ってしまい。

当時は手に入れることはありませんでした。

でも何となく欲しいと思っているものは心の隅に残ってしまうもので。

いつか買わないと気は済まないと思ってました。

散財する時のいつもの言い訳です。


購入後アンテナを張るのが億劫でしばらく放置してまして。

ようやくビニール線室内アンテナですけど張りまして動作チェックしましたところ。

オークションの写真ではきれいなものだったのですが

・Sメーターがほとんど振れない、わずかに振れるのでメーターの断線ではなくRF段の不調か。

・国内中波の強力局、NHK、TBS、文化放送は聞こえるが、遠距離はほとんど聞こえない、ニッポン放送も無理。

 中波に5mくらいのワイヤーアンテナでは効き目ないか。

・短波も強力局は聞こえるが、他は静か。そもそも局が減った?。

 これもアンテナのせいか、全体に感度が落ちているか。

やや難あり状態。

 

機能をチェックしたら

・RF-ATT切り替えで音が出なくなることがある、絞った方が感度が高かったり、ゲイン調整の不良か。

・トーンを回してもLOWに目いっぱい回した時しか音が変化しない。

・ボリュームにガリはあり、さらに音声出力段自体からノイズが出てるような音。

・フィルターのWIDE-NARROW切り替えでNARROWだとほとんど音が聞こえなくなる

・表示周波数も1-2KHzズレてる感じがする。

・真ん中にある白いボタンはメモリーボタンで、テンキーではなかった(笑)

 

まあ30年以上経過してまともに動作するわけはないのですが。

そのうち中を見てみますかね。

 

 

 

Sonicweld Diverter 続き

導入して約2週間。

いろいろ微調整してさらに良い感じで鳴ってます。

 

①ケーブル交換

オヤイデのデジタルケーブル+安価なBNC→RCA変換コネクタを介してCAPRICEに接続してましたが。

後継機のDiverterHRには「音質を吟味」したBNC→RCAの変換コネクタが付属していたそうで。

(NetAudioVol4より)

やはりここは音質に影響するのかなと。

まずは変換が少ない方がよかろうと、BNC→RCAのケーブルを作りました。

AUDIO YAMATO Yahoo!店様にて)

線材にベルデン1505Aを使用して、コネクタは圧着だそうです。

試聴、これまでのオヤイデ+変換では音はよいもののソースの粗を出す方向で鳴ってましたが。

これはよいソースもちょっとこねくり回したソースも中庸にバランスよく鳴らします。

なかなか良い感じ。

ただ粗を出さない代わりに全体の抜けとかきらっとしたところがもう一つの印象でしたが。

3日ほどデータを流し続けたらさらに良くなってきました。

Diverterの特徴の声の通りにさらに磨きがかかり、苦手なソースがなくなりました。

デジタルケーブルでこんなに変わるものかと。BNCコネクタ使用の特殊な機器というのもあるでしょうが。

 あるいは前オーナーが長らく休眠させてたのがようやく目を覚ましたか。

 

②CAPRICE

上記音質はDACのCAPRICEとの相性もあるのかなと。

これまで使ったDDCのどれよりも良いものです。

上記高音質に気をよくして、PLLのバンド幅をMIDからLOWESTにしてみました。

そうするとUSB-201で出たようなプチプチノイズはないのですが、音切れが発生してしまいます。

ハイレゾ、CDリッピングを問わずなので、ハイレゾのみで発生したUSB-201の症状ともまた違うようです。

MIDにすれば音切れは発生しないので、割り切ってMIDで使用することにします。

上記音質評価はMIDでのものです。

ただ上記のBNC→RCAケーブルと交換してからはLOWESTでもMIDでも音質そのものは変わりません。

オヤイデの時はLOWESTとMIDでだいぶ音が違ったのですが、まさに相性かもしれません。

オヤイデはそういった違いの出ないRATOCのRAL-24192UT1に転用しました。これはシャープになり良い感じです。

 

そういうことで、今回の購入は大成功です。

機器の発売された2010年時点でこの音を出そうと思えばもう出せたんだなと思いつつ。

2万程度のHiFaceでそれなりに満足していたので、当時15万のDiverterには手が出なかったんですね。

まわりまわってわが家に来てくれたことに感謝です。

 

 

Sonicweld Diverter

だいぶ前に気になってる機種に挙げたDDC(の前身)Sonicweld Diverterを購入しました。
 
きっかけはヤフオクにUSB-201が出品されていたこと。
手持ち品はなかなか本調子が出せず、修理できる見込みも腕もないので、完全動作状態のを買えればと思いましたが。
もう一度買ってまた不具合あり品だったらと思うとそうそう価格を釣り上げることもできず。
2万円で降りました。
 
一度は何か買おうと思ったので、財布のひもは緩みました(笑)。
そうすると気になるのはSonicweld DiverterHR。でも新品時に30万円の品物はそもそも販売量も少なかろうということで滅多に中古市場にも出ず。
前から気になってて定期的に検索していたら前作のSonicweld Diverterが出てきました。
難点は88.2kが通らないのと上限が96kなこと。
USB-201とまったく同仕様です。
 
でも88.2kソースはアルバム1枚しか持っておらず、192kソースに至っては雑誌の付録のみ。
メインは配信96k&48kとCDリッピングの44.1kなので問題なしと割り切って購入しました。
 
購入にあたってはこれも情報が少なかったのですが。
重い荷を背負っては遠くへ行けない」様の記事を参考にしました。
 
着荷。大きなアルミの塊。
リモコンは大きさ比較の参考品でアキュフェーズE370のものです。
 

雑誌で見た時はもっと小さいのを想像していたのですが。

(PCオーディオFAN No3より、評論部分は割愛)

袋入りのインスタントラーメンの麺くらいの大きさがあります。

 電源はバスパワー、設定ボタンも電源ボタンも何もありません。

 

Dilettaに接続して音出し。

澄んだボーカルが出てきました。

この良さはUSB-201に通じます。

先の「重い荷を背負っては遠くへ行けない」様に88.2kが通らないということはチップは限定される、旨の書き込みがありますが。
同じチップ使用なのかもしれません。
そうすると96kが通るかが心配ですが、もちろんなんの問題もなく再生されました。
 
アコースティック系は手持ち機器の中で最高の音質です。
楽器の実体感がこれまでに無いものです。
メインのアニソン等こねくり回しソースでもかなりよいものの。
DACのCAPRISEのPLL引き込み幅設定でかなり変わります。
一番狭いLOWにするとボーカル帯域がやや強調感をもってきつく、中庸なMIDだと強調感がボーカルの上下に散る感じ。
USB-201はLOWでもMIDでもあまり変わらないのですが、よりシビアに効くようです。
バランスを取ってひとまずMID設定とします。
 
この状態での音は、USB-201よりもやや明るいものの、これまで使ってきたDDCとは一味違います。
どうしてもボーカル帯域にあとわずかにまとわりつく付帯音からようやく開放された感じ。
これはCD時代からファイル再生になってもずっと感じていたもので、あまりレコードとは比べたくないですが開放感はかなり近いものです。
 
 
とりあえず交換は決定です。
返す返すも、USB-201の本調子状態と比較してみたいものです。
 
 

 

 

 
 

デジタルケーブル

DDCとDACの間のケーブルを交換しました。

オヤイデのDST-75RV2

 

これまでこだわりがなかったわけではなく。

何本か無酸素銅使用などの高いものも使ってみましたが、そういうのを使うと耳あたりがきつくなり。

バランスがよかったのがラジオセンター2F奥にあった山本電機扱いの3C2V程度のモールドケーブル。

長らくこれを使ってました。

これといった特徴はありませんが作りがしっかりしていて好きでした。

なまじ高級なコネクタは端子との相性でメッキが削れたりスカスカだったりしますが、これはどの機器相手でも嵌合はばっちりです。

赤白RCAケーブルなども市販品より出来がよく、メイン以外の一般用には愛用してました。

閉店は残念です。

 

ただ最近きつい音と思っていたRCAケーブルが実は情報量多かったというのもあり。

デジタルケーブルでも同じことをしていたのではないかと思い買ってみました。

 

試聴。

やはりこれまでよりはハイ上がり傾向に。

でもじっくり聴くと情報量は増えた感じです。

別件で部屋の響きが気になってまして。天井と床の定在波とか。

現在はフローリングそのまま。そこへSPの間に細長いカーペットを敷いてみます。

少々きつさが和らぎます。

これでジャズなど聴くといい感じ。ソース自体がハイ上がりなものはそのまま出てくるもののきつさはありません。

この1年ケーブル交換、インシュレーター交換、フォノイコの電源見直し、DDCの再評価など試してみて。

トータルのバランスが変わった中で優劣が入れ替わったのかもしれません。

 

 

そういうことでケーブル交換からのスタートです。

今年もよろしくお願いします。

 

よいお年を

水曜の午後から正月休み。

まずはオーディオは置いておいて、ずっと長いことやりたいと思いながら気が乗らなかった卒業アルバム数冊のPDF化を行いました。


保存確定の雑誌などは最初から裁断してスキャナーにかけてしまってタブレットで読んでいますが。

卒業アルバムは

・表紙→厚いのでオートで取り込めないためSV-600という上面からスキャンする機種を使用

・見開きページ→一眼デジカメで撮影、レタッチソフトで画質と歪みを調整

・本文→裁断してA4サイズになるものはオートフィードスキャナーで、A4より大きいものは表紙と同じく上面から1枚ずつ処理

といろんな方法を駆使する必要かあります。

すこぶる面倒くさい。

業者にお願いしても数千円ですが、住所録は取り込めないとか制限もあり。

しかも機材は持ってるので依頼するのももったいないし。


そういうことで昨晩から始めて半徹夜しつつ今日の昼に終わりました。

やってみれば半日仕事なんですけれど。

思い出の品というのは手間よりも精神力が奪われます(笑)。

当時のことを思い出して見入ってしまったり、筋が入ったりページが抜けた日には捨てたあとでは回復不可なので慎重に確認しなければとか。

こんまり先生曰く思い出の品の処分は最後でいいと言うのも納得です。

でも年内に片付いてホッとしてます。


ここのところまた手を入れてるUSB-201の続きとか、あれこれ買ったままHDDの肥やしだったハイレゾソースを聴きたいなと思ってましたが。 年明けの楽しみにとっておきます。


このあとラブライブの年越しライブの配信がありますが、夕方から宴会があるので起きていられるかどうか(笑)。


本年もお世話さまでした。

良いお年をお迎えください。