DDCあれこれ | Yas-nori's listening room

DDCあれこれ

現用のDDCは、一番長い付き合いなのはHiFace

音質はいまだに一線級。

 

広義のDDCでKORG DS-DAC10とORASONICのNANO-NP1

KORGはジッター特性も問題なくよいものながら、最近PC側のドライバーが調子悪くリタイア中。

あとUSB AUDIO CLASS2.0に非対応なのでNASサーバーに直結接続できなさそう(できるかもしれないけどつないでポンではなさそう)のは残念。

 

ORASONICもコンパクトなネットワークプレーヤーとしてなかなかよいもの。

コンパクトというのはサイズもさることながら本体操作を見切ってネットワーク→SPDIFに機能を絞ったこと。

foobar2000をサーバーにしてBubbleuPnPをコントローラーにするのはとても便利。

ただ最近ちょっとこれのデジタル系の内容が気になってきて。

「CX870-3B」という統合チップが使われているようなのでもうちょっと高級なのを使ったのが欲しいなとか。

現時点でそれほど音質の不満があるわけではないけれど。

 

あとHiFaceEVOTWOは買ったもののCAPRICEとのI2S接続ができずに売ってしまいました。

I2Sありきで購入したものの、USBtoSPDIF-DDCとして残しておいてもよかったかなと。

 

DDC、正確にはUSBtoSPDIF-DDC(以下DDC)はUSB-DACやネットワークプレーヤーの台頭でほぼ新規開発は止まったのかなと。

過去製品で一番欲しいのはSonicweld Diverter HR

特性の実測値は見たことないものの音質はよさそうな噂だし、なによりかっこいい。

すでに登場からかなり経過しているせいか中古でもまずお目にかからない幻の逸品。

(製造元では現行品のようですが国内販社の取り扱いは終了しているような雰囲気、その時売れないとね・・)

 

確かに音質差はあるとは思えど、お値段差、あと内容でどれほど変わるのかを確認しておこうと。

ひとまず手持ちのものとは毛色の違うものを試しに購入。

ラトック RAL-24192UT1

メインのチップにXMOS製が使われてて。

HiFaceは違うはずなのでチップで音質が変わるなら大きく変わるかもしれず。

差が聴こえないのなら、買い替えなくてもよいのかもと。


Windwos10用のドライバーが出ているもののファームウェアをバージョンアップしないといけないのでひとまず添付の旧ドライバーを当てて試聴。

電源投入直後はソースを選ぶ印象、よいものはよくけっこうつややか、うるさいソースでややがさつき。

それで丸1日電源入れて鳴らしっぱなしにした結果、だいぶ良くなった感じ。

結果HiFaceとほぼ互角、うるさめなソースで適応範囲はちょっと広い感じ、でも外れると騒がしさ少々強調的な。一長一短。

水晶のエージングか何かでもう少し通電しての改善に期待。

あらためてHiFaceをじっくり聴くと結構整音してる感じでこれはこれでよし、うるさいソースも小骨はきちんととってあったのかなと。

実用面ではラトックのfs表示が便利。

ただ残念ながらドライバーがヘボ、PCで画像のコピーをするくらいで音飛び発生。ファームバージョンアップで直るかは不明も新しくした方が無難そう。

HiFaceはまず何をしても音質には影響なし。

 

機種間での音質差は小、という結論にしたかったのが、やはり決定版が欲しいということに。

そうなるとインフラノイズとかも気になったりして。

高値なとこではLINNのMAJIKDSをDDCとして使うとか。

続く。