AT-6101新旧
カートリッジのリード線はかなり長いことオーディオテクニカのAT-6101を使用してました。
わが家の標準機です。
とはいえあれこれ聴き比べてというわけではなく、安価で作りもしっかりしてることからの選択です。
まあリード線での音の違いなど些細なことと思って気にしてなかったというのも大きいです。
先日リード線のシャッフルを行いまして
AT-33PTG → KS-Remasta製(KS-Stage301EVO.I)
AT-F3/2 → KS-Remasta製(KS-LW5700LTD)
AT-150Ea+VMN40ML → AT-6101
としました。
わが家の手持ちカートリッジではKS-Remasta製はMCと相性がよさそうで。
MMでも良く鳴るのですけどやや柔らかめに、AT-6101のほうが主に高域がカチッとした鳴り方がするのが好みでした。
リード線はこれしか持ってないのでテクニカ純正ペアで決定です。
このへんのリード線全体のお話はまた次のネタに。
で、AT-150Ea+VMN40ML用の本番シェルとしてAT-LH15/OCCを買いました。
リード線は安定のAT-6101が付属してます。
先に比較したのはもう30年以上使っているビンテージ品(ただ古いだけですが(笑))なので。
こちらと交換してもよいかなと。
新しいリード線でつないでみました。
そしたら印象が全然違う。
気に入ってたカッチリ感がなく、よく言えば広がり感付加ですが、KS-Remastaの上品な広がりというよりは締まりがない感じ。
同じものなのに、鳴らし込み不足?、と思ってよく見比べたらシースの色が違う。
左が新しい物、右が30年選手。
このくすんだピンクがPC-OCCのトレードマークだったなと。
取り替えてみると、そうそうこの音。
といってもすべてよいわけではなく、やはり締まり感重視。
新しい方はレンジは広いもののやや高域がヒステリックに感じますが。
古いものはAT-150Ea自体のキャラクターの凸凹を埋めてるのかもしれません。
最新カートリッジだと新しい方が情報量が増えてよいのかも。
でもこの組み合わせが今のところちょうどよいのでこれでいきます。
新しいリード線も30年使うと変わってくるのかどうか。