森友学園と安全保障と安倍政権 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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産経新聞はがそれを言うか・・・?

「森友学園国会」の様相…外交・安保危機放置で民進支持率1%アップのみ(産経)

国会が迷走している。今週も審議は、学校法人「森友学園」(大阪市)の問題で一色だ。(夕刊フジ・3月16日掲載)

 北朝鮮のミサイル発射による脅威は「新たな段階」(安倍晋三首相)に達している。韓国は朴槿恵(パク・クネ)大統領が罷免され、親北朝鮮で「反米・反日色」の強い政権が誕生する可能性が高い。中国も沖縄県・尖閣諸島への攻勢を強めている。わが国を取り巻く安全保障環境の変化への対応など、どこ吹く風だ。

だがちょっと待ってほしい(朝日風)

産経新聞の記事で確かに「安全保障や北朝鮮への対応も必要だろう」という趣旨には、一定の合理性があるものと思われますが、しかし過去の産経新聞の主張とは合理性がない、と言わざるを得ません。

 

総裁任期9年に 胸を張れる経済はいつか(産経3月8日)

規制緩和や働き方改革など成長基盤の整備を急ぎ、改めてアベノミクスの道筋をつけることは重大な責任だといえる。

今まで散々に構造改革、規制緩和、○○改革などの「新自由主義的な政策」を「経済成長のために必要だ」と主張してきたの産経新聞ですが、その数々の「構造改革なるもの」が、日本の経済停滞の原因になり、中国の急激な成長によるGDPの増大とそれに伴う軍事費の増大、という事態に追いつけないどころか足踏みをしている日本を作った責任の一端が、産経新聞にはあるんじゃないでしょうか?

最もこれは産経新聞だけに限らず、その他新聞やメディア等々も陥っており、しかし反省の色を一切見せないというのは、もう日本のメディアが認知不協和になっている証左でしょう。

経済と軍事と国防

そもそも論ですが中国の脅威は2010年以前から言われており、それに対して備えるためには「日本経済の成長」が不可欠であることは言うまでもありません。

正直な所、経済成長という前提条件がない中で「国会でアレヤコレヤ」と議論したら良い方策が見つかる、なんてことは殆どありえないでしょう。

水風呂に入り続けながら、風邪を惹かない方法を議論しているようなものです。

 

散々に「構造改革と規制緩和」という「小さな政府」を主張し続けてきた産経が、今更それをいうか・・・という感は拭えません。

産経新聞は「北朝鮮の脅威が!」などと書く暇があれば、どのようにすれば日本の国力が伸ばせるのか?という根本的な議論を展開するべきでしょう。もちろんながら失われた20年という現実的な反省点にたった議論が求められます。

財政出動!この道しかない!

しかし未だに我が国では緊縮財政と金融緩和、そして構造改革路線という3点セットのあべこべな議論が主流派であり、この議論を推し進めてきたのが安倍政権と解釈可能です。

普通に考えれば「北朝鮮や中国の脅威」→「これに対抗するためには、日本も経済成長と防衛費の増加が必須」→「では経済成長するために投資を増やそう」→「国力を増すための投資なんだから、政府が投資をしよう」→「従って財政出動だ!」と結論付けられます。

 

逆に構造改革や規制緩和というのは「民間投資を増やせるかもしれない」程度の議論でして、実際に20年間やり続けた結果として「増えてないやん!」なのです。

万が一安倍政権が大規模な財政出動を、数年~10年にわたってやる!と約束するならば、私は諸手を挙げて信者にでもなんでもなりますが、そんなことは2012年~現在を見れば「ほぼ絶望的にありえない」と理解できます。

 

それどころか安倍政権は移民推進、自由貿易、緊縮財政、消費税増税と「財政健全化という名の日本弱体化計画」を推し進めてきた張本人であり、さらに実行力があるだけに手におえません。

財政出動が最適解なのは言うまでもないのですが、その前にまず「日本弱体化を推し進める実行力のある政権」を止めねばならないでしょう。

森友学園問題とはその機会を与えてくれた「絶好のチャンス」とも捉えられます。

見方によっては「消費税」や「国内の構造改革」は取り返しがつきますが「移民」「過激な国際貿易協定」は取り返しがつきません。

 

優先順位をどうするか?については様々議論がありますが、兎にも角にも「止めないとお話にならない」という提案を本日は提出しておきましょう。

 

P.S

ちょっと記事の書き方をうずら氏風にしてみたよっと。うずら氏の切れ味の3分の1くらいは出たでしょうか?(汗)

 

追記

本日少しダウンしております。料理は画像を適当に楽しんでくださいませませ。

 

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本日の男の料理 ちょっとダウン

本日は画像を掲載するだけだよっと。

 

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