手仕事の授業~2年生
1年生に準じ、1年生の続きを完成させます。
左右の調和がとれるようになると、
右手が主、左手が助けという
左右の役割分担ができるようになります。
それに伴い、かぎ針編みを導入します。
毛糸をつかんで出してくるという
かぎ針編みの行為は、
文章をすらすらと読むことができるための
手助けとなります。
かぎ針編みでは、まず、ボールを入れる
ネットをつくります。
上からボールが入り、下は受け止めるという
配色(デザイン)となるように導きます。
4年生になったとき刺繍、縫い物の際使用する、
針刺しを作ります。
針のおうちにふさわしい色を選び、
フェルトを縫いつけるところまで、
子ども自身がやります。
仕上げは教師が行いました。
眼鏡ケース
ペンケース
課題作品(全員が作るボール、針刺し)を作ったあと、
こんなものを作りたいという、
子どもたちの発想から生まれた作品です。
仕上げは教師が行いました。
実際使えるように中に、布をはってあります。
~2012.3月作品展より
オイリュトミー授業参加しました(2年生)
今日(14日)の2年生のオイリュトミーの授業は、親も一緒に参加して動きました
影島先生の言葉と、伴奏の佐藤先生のグロッケンを聴きながらのオイリュトミー
2年生の子どもたちが、今必要な動きです
そんなに激しい動きではないのに、静と動のリズムある動きに、親たちは汗びっしょりになりました
*参加した親の感想*
初めてオイリュトミーをしました。できてうれしかったです。感動です。
いつも、子どもが話してくれていたことが、これだったんだとわかりました
久しぶりのオイリュトミー。とても楽しかったです
ガンガン動いたのではないのに、こんなに汗をかいて驚きました
手仕事の授業~1年生
模倣の力の残っている1年生から2年生にかけて、
棒針編みができるように導きます。
子どもたちは、メルヘンを通して編み方を身につけます。
自分でリズムをつかみ、加減を体で覚えていきます。
両手とも同じ道具を使う棒針編みを繰り返すことで、
左右のバランスをとり調和を促していきます。
編み物は、手が頭に自分自身で
働きかけることができる唯一の行為といわれます。
また、目がひとつ落ちたら成り立たない編み物は、
集中して作品をつくりあげることも学びます。
最初に、羊毛という素材に触れ、
においを含めた質感を味わいます。
そうして、感覚器官に働きかけながら、
羊毛を撚って双糸の毛糸をつくります。
つくり出した毛糸は、手仕事の袋に通して使います。
次に、指編みでマフラーをつくりました。
道具を使い始める前に、
自らの手で糸のひっぱり具合を感じながら
加減を覚えていきます。
きつすぎても緩すぎても、
うまくは編み進められないことを学んでいきます。
指編みを終えた子どもたちは、
ガーター編みのボールを編みます。
一見難しい棒針編みですが、
模倣とファンタジーの力を借りて、
頭ではなく手から自然に習得していきます。
ガーター編みの鍋つかみ
笛袋
マフラーと笛袋
ガーター編みのにわとり
(仕上げは教師が行いました)
~2012.3月作品展より
手仕事の授業
土曜学校での授業の様子、作品など
少しづつ紹介していきたいと思います。
人間を他の動物たちと区別し、
特別な存在にしているのは、
「手」での働きです。
手の仕事を通して指の器用さを養うことは、
後に発達してくる思考の力の土台となります。
また、手仕事をするプロセスそのもの、
編み物や縫い物というリズムある繰り返しは、
子ども自身の生命力を育てていきます。
作品は必ず、使えるものをつくります。
用途のあるものをつくることで、
やがて世界に役立つものをつくりだすことへと,
繋がっていくことを期待します。
作品の色やデザインも、
用途に応じたものに仕上げていきます。
シュタイナーは、
「手仕事の目的は、
芸術的感覚や創造性を目覚めさせることであり、
芸術的感覚、美を愛する感情は、
子どもの魂に真実を見分ける感覚や
善を求める感情を育てる」、
また、
「指先をうまく動かすことのできる人は、
柔軟な理念や思考の持ち主であり、
物事の本質に入り込むことのできる人です。」
と言っています。
春のつどい
今日は、3学期の終業式でしたね
名古屋シュタイナーやまさとの森では、先週、春のつどいを行いました
1年生:手仕事
2年生:オイリュトミー
3年生:手仕事と英語
4年生:芸術教室
5年生:芸術教室
6年生:芸術教室
の発表をしました
どの学年も、1年間の成長を感じられるすてきな発表でした
そして、先生方からは
「外郎売のセリフ」
ところどころ、小学6年生へのはなむけの言葉にアレンジされた
とても思い出に残る、素晴らしい贈り物でした
ありがとうございます
今年は、この1年の成果を皆様に見ていただける機会がございます
芸術教室の近藤嘉宏先生の作品展に合わせて
土曜学校の子どもたちの作品展を行います
名古屋シュタイナー土曜学校にご関心のある方はもちろん
シュタイナー教育でどのような学びをしているのか、ご興味のある方は
ぜひ、足をお運びください
日にち:3月24日(土) 25日(日)
場所:名古屋市市政資料館
入場:無料
たくさんの方のお越しをお待ちしています
入校説明会&作品展&ミニバザー
あ、もう、今日から3月…
少々遅れましたが
2月に入校説明会と作品展、ミニバザーが行われました
入校説明会前には
オイリュトミー教師の影島先生による
「子供の覆いとなるために」のオイリュトミー勉強会があり
たくさんの参加者がありました
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました
入校説明会では、実際にどんな授業なのか理解していただくために
子どもたちの作品や、ノートなどを見ていただきました
ミニバザーでは、保護者の方々が作られた手仕事品やお菓子類などが
並べられました
卒業された方も、手仕事品作成や、販売、託児のお手伝いに来てくださりました
ありがとうございました
名古屋シュタイナー土曜学校やまさとの森では、全学年若干名ではありますが
生徒を募集しています
(ちなみに、教師も募集しています!)
まず、話を聞いてみたい! ということでも結構ですので
ご興味のある方、ご関心のある方は、
まで、メールをお送りくださいね
(@は1つにしてください)
3学期始まりました
3学期の授業も先週から始まりました
充実した冬休みを過ごしたんだなぁ~と思えるような
子どもたちは笑顔でいっぱいです
3学期もどうぞよろしくお願いします
2012年度入校説明会&オイリュトミー勉強会&ミニバザー
2月11日(土曜日)
10時より オイリュトミー勉強会
「子どもの覆いとなる大人になるために…」
ミニバザー
なくなり次第終了
11時より 入校説明会(12:20ごろまで)