卒業生の言葉
16日に卒業した子どもたちの声をひろってみました。
シュタイナー教育は、「無意識」に働きかける部分が多いので、
在学中に、深く感想を聞くことはしませんし、
「どうだった?」「何がよかった?」と聞いても、
大人が期待するような返事は返ってこないと思います。
でも、卒業間近になって、
そういうふうに感じていたんだね、と思うことがありましたので、
紹介させていただきます。
「オイリュトミーを続けてきて、
みんなの気持ちを一つにする、相手のことを考える、
ということができるようになったと思います。
これから大人になっていく上で、
オイリュトミーをやっていてよかった
と思える場面がきっとあると思います。
そのために6年間やったことは忘れないでいたいです。
6年女子」
「編み物や刺繍は、
最初は難しいけど、同じことの繰り返しだから、
だんだん手が覚えて、勝手にやれるようになるんだよ。
そうすると、頭の中で別のことを考えられるようになるんだ。
編み物は、頭を休められる仕事・・って感じ。
色を自分の好みで考えられるのも良かった。
飽きなかったし、達成感があったよ。
6年男子」
意識して感じることが大切なのではありませんし
ほんの一部の感想ですが
いつの間にか成長していた子供たちでした。