手仕事の授業~4年生 | 名古屋シュタイナー土曜学校  山里の森

手仕事の授業~4年生

ルビコン期を越え、遊ぶ力が思考の力へと変容します。


この頃には、意識して

自分の作品に取り組むことができるようになります。

縫い物を取り入れ、正確に縫うことを学びます。


自らデザインし、

クロスステッチの刺しゅうを施したかばんを

手縫いで仕上げます。

クロスステッチや半返し縫いを繰り返すことで、

自立の道を歩み始めた子どもたちが

確かさと内的な安定を得られるように助けます。


クロスステッチの刺しゅうをデザインから始めます。

色鉛筆を使って、配色のデザインをします。

それをもとに設計図をつくります。


方眼紙に左右対称になるように、

沢山の「×」を書き込む作業をします。

設計図のとおりに刺しゅうを刺しますが、

必ず一目ずつ「×」をつくり

クロスの体験ができるようにします。



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 刺しゅうを終えると、
 半返し縫いやはしご縫いを使って袋を仕上げます。
 用途に応じたデザインと色彩を作品に生かせるように導きます。



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 クロスステッチのカバンを仕上げたあとで、

 日本独自のものとして、刺し子 を取り上げます。
 本来は、もう少し上の学年で取り上げますが、

 土曜学校の手仕事は4年生までなので、挑戦しました。


 

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~2012.3月 作品展より