手仕事の授業~4年生
ルビコン期を越え、遊ぶ力が思考の力へと変容します。
この頃には、意識して
自分の作品に取り組むことができるようになります。
縫い物を取り入れ、正確に縫うことを学びます。
自らデザインし、
クロスステッチの刺しゅうを施したかばんを
手縫いで仕上げます。
クロスステッチや半返し縫いを繰り返すことで、
自立の道を歩み始めた子どもたちが
確かさと内的な安定を得られるように助けます。
クロスステッチの刺しゅうをデザインから始めます。
色鉛筆を使って、配色のデザインをします。
それをもとに設計図をつくります。
方眼紙に左右対称になるように、
沢山の「×」を書き込む作業をします。
設計図のとおりに刺しゅうを刺しますが、
必ず一目ずつ「×」をつくり
クロスの体験ができるようにします。
刺しゅうを終えると、
半返し縫いやはしご縫いを使って袋を仕上げます。
用途に応じたデザインと色彩を作品に生かせるように導きます。
クロスステッチのカバンを仕上げたあとで、
日本独自のものとして、刺し子 を取り上げます。
本来は、もう少し上の学年で取り上げますが、
土曜学校の手仕事は4年生までなので、挑戦しました。
![名古屋シュタイナー土曜学校 やまさとの森](https://stat.ameba.jp/user_images/20121219/20/yamasatonomori2/d1/fc/j/t02200165_0800060012337378840.jpg?caw=800)
![名古屋シュタイナー土曜学校 やまさとの森](https://stat.ameba.jp/user_images/20121219/20/yamasatonomori2/f0/99/j/t02200293_0800106712337378838.jpg?caw=800)
~2012.3月 作品展より