名古屋シュタイナー土曜学校  山里の森 -32ページ目

作品展 その2

引き続き、作品展のご紹介です。

3月末、桜の咲き誇る「市政資料館」ブーケ2




今日は、編みボールをご紹介します。




ちょっと分りにくくて申し訳ないのですが・・・

サッカーボール用のネット状の袋の中に

編みボールが入っています。


編みボールは、毛糸で編んだ皮に

羊毛ボールを詰めてあります。


全て、子どもたちの作品目

手仕事の楽しさを、じっくり味わっていますかたつむり



3年生保護者





作品展2014

2014年3月29日・30日の両日、作品展が開催されました。


会場は、名古屋市市政資料館。

明治村に迷い込んでしまったかのような、瀟洒な洋館です。





子どもたちも、

こんな素敵なところに作品を展示してもらえて嬉しそう音譜


展示会場はこちら左下矢印です。




今日は、奥の壁の左手に展示してある笛のケースをご紹介しますアップ


1~2年生の音楽の授業では、ペンタトニックの笛を吹いているのですが

その笛のケースを、手仕事の授業で作りました。


子どもたちひとり一人が、好きな色の毛糸を自分で選んで

少しずつ丁寧に編んでゆきます。



先生からは

「編むのが早い子、遅い子、

目が緩めの子、固めの子、

黙々と編む子、おしゃべりの合間に編む子(笑)、

いろんなタイプの子がいます」

と聞いたことがあるけれども、

作品を見ると、その子の姿が想像できるような気がします。


世界にひとつしかない、自分だけのケース。

みんなの宝物ですニコニコ



3年生保護者

2014年度 山里の森 作品展

2014年度 山里の森 作品展


子どもたちの学びの一端をみなさまにご覧いただこうと

作品展を開催いたします。


是非一度ご来場ください。



日時:2014年3月29日(土)30日(日)

    9:30~16:45


場所:名古屋市政資料館  第5展示室


入場料:無料


問い合わせ:yamasatonomori☆yahoo.co.jp (☆を@に変えてください)



同時開催:シュタイナー教育による芸術展

       主催:R.シュタイナー教育研究実践

       ~水彩画:心をはぐくむ色彩~

       ~フォルメン線描:動きと生命の線描~

       ~幾何学:秩序の美と心の均衡~

       ~家づくり、彫塑など~


【今日まで!・2/9(日)締切】手仕事勉強会

本日、2/9まで受付いたします。


大人のための 手仕事勉強会


「子どもたちが学ぶ手仕事の意味」 ~手足を使って世界と出会う~


 1年生が習う 棒針編みの 一番最初の時間に行う 

 編み棒づくりを体験します。

 棒に 丁寧にやすりをかけ、オイルを塗って 

 自分の編み棒を作ります。

 自然から素材をもらい、自分の手で 日々の暮らしに

 役立つものを作り上げる ― 人間の根源的な体験です。

 そのプロセスを 手を動かして 実際にやってみること、

 そして、そのプロセスが語りかけてくるものを感じ取ることを通して

 子どもたちが手仕事の時間に学ぶことについて

 考えてみたいと思います。   手仕事担当教師:持丸佐知子

   

   受講料:1,000円

   お申込み/お問い合わせ:三浦 090-1286-5135

   https://ssl.form-mailer.jp/fms/9eea7291273237


1年生 手仕事作品 ~(左より)マフラー、笛ケース~
 


同じく、マフラー、笛ケース

好みの毛糸を選んで、時間をかけて丁寧に作り上げます。

卒業生の保護者より その2

5年生になり、彫塑が始まると、

「すごく面白い!」というようになりました。

力いっぱいにノミを打つことが、この年齢に合ってるのだと思いました。




地元で野球チームに入った息子は、

練習が重なる土曜学校をやめるとは言わず、

どちらもやりたいと言ってくれました。




正直、息子より、毎週の送り迎えがしんどくなり、

私のほうがやめたくなることがありました。

でも、学期末の「集い」で高学年の発表を見るたびに、

「息子にもああいうことができるようになってもらいたい、ああいうことをやらせたい」と、思い直しました。

子どもより親の私のほうが、高学年に憧れていたようです。
特に、6年生の最後の集いの発表には、いつも心を打たれました。


発表のための授業ではないので、

私たちが見るのはほんの一部分ですが、

オイリュトミーでは、

隣の子を抜かしそうな勢いで、ギャロップしていた子が、

先生の指示なしで、自分たちでピアノに合わせて、

複雑で美しい動きができるようになっていきました。

低学年のうちは、先生の声が一番大きかった英語の発表も、

6年生最後の集いでは、英語劇で皆が、堂々とセリフが言えるようになっていました。




1回でも6年間という月日はすごいです。

感情が豊かに育つこの時期に、

物事の本質を学べるのはなんと幸せなことでしょう。

ひとつの作品を何日も何ヶ月もかけて、

最初から最後まで作り上げる体験も、なかなかできないでしょう。

目に見える作品に限らず、です。




上手な発音、上手な動き、ではなく、

どう感じて話すのか、

どう感じて動くのか・・・。

正解はなく、吸収したものをどう表現するのか。

その年齢にあったやり方で、学んでいく。


6年間、見守り導いてくださった先生方、

一緒に成長した仲間達、

土曜学校での授業は貴重な体験の積み重ねでした。

卒業間近になってやっと

6年間続けてください」と言われた意味がわかったのです。


教育の基本を与えてくれた土曜学校。

この先、多くのことを体験し、学び、

生きていく上で、大切な土壌を豊かにしてくれました。

1年経ち改めて思います。



             2012年度 卒業生保護者


















卒業生の保護者より その1

息子が土曜学校を卒業して、早1年近くが経とうとしています。

今年も入校説明会の時期がやって来ました。
この時期になると入校を迷っていた頃の気持ちを思い出します。


週1回でもいいから、シュタイナー教育を受けさせたい、

そんな思いから、名古屋シュタイナー土曜学校は生まれたと聞きました。

その思いは、私の中にもずっとありました。

でも、説明会で「6年間続けていただきたいのです」と聞くと、

さすがに「そんな先のことはわからないんだけど・・・」と思いました。

まあ、息子が嫌がるようになったら、

その時考えればいいだろうという気持ちで、入校させることに。


入校式である「迎える会」の当日は、遅刻ギリギリで入ったため、
あまり良く覚えていません。(汗)

が、生花であふれたアーチが用意されており、

その中を歩いて、子供たちが学びの世界に行く・・・という場面は印象的でした。

後になって、保護者の方々が、毎年花を集めて何時間もかけて

作ってくださっていたものだと知りました。

本当に新入生のために心を込めて、色々して下さってるのだと感じました。


手仕事の初日が終わったとき、

息子に「何をしたの?」と興味津々に聞くと、
「これつくったの」と、二つに折った紙を開いて、

無邪気に見せてくれました。

挟んであったのは、羊毛で作った白い蝶々でした。


手仕事=編み物だと想像していた私は、目からウロコの思いでした。

小さな蝶々に、シュタイナー教育のはじめの一歩が詰まっていたのです。
その蝶々は、息子から貰って、写真立てに入れて飾っておきました。


やがて蝶々は、小さな毛糸のこびとになり、

1年生の終りには、ニワトリになりました。
そして、増減目のある花瓶敷きになり、

3年生には、帽子も持ち帰ってきました。


4年生のある日、

帰りの車の中で「これやろうっと!」と、

クロスステッチのポケットを付ける手提げかばんの続きを縫い始めました。

その横顔は、自分で作る事の面白さを知ってる顔でした。



(その2へ続きます)

【募集中】2/11開催!2014年度 入校説明会

    ブーケ2ブーケ2ブーケ2 2014年度 入校説明会 ブーケ2ブーケ2ブーケ2

       ~ こどもとワタシのためのシュタイナー教育 ~


2014年度の新入生を募集いたします。

入校を希望される方は、ご予約の上、説明会にご参加ください。

同日、勉強会・作品展・ミニバザーも開催しますラブラブ

どうぞお気軽にお越しください。


日  程:2014年2月11日(火・祝)


場 所:名古屋市昭和区 

      

当日の予定:受付 9:30~

         勉強会 9:40~10:40<要・予約>

         作品展   10:30~13:00<入場無料・予約不要>

         ミニバザー 10:40~13:00

         入校説明会11:00~12:00<要・予約>    


音譜 ミニバザー音譜

軽食・クッキー、焼き菓子、お茶などのコーナーを中心に

編みぐるみ、小物、ひな人形など

山里の森の保護者が心を込めて作った

手作り品や手仕事材料などの販売があります。

(商品がなくなり次第終了)


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          宝石赤 入 校 説 明 会 宝石赤


時間:11:00~12:00


募集学年:新1年生 12名、新4、5、6年生 若干名


内 容:教科、授業時間数、月謝等について


お申込/お問合せ: 090‐1820‐1910(林)

             yamasatonomori☆yahoo.co.jp

              (☆を@に変えてください)

携帯迷惑メール対策の設定をしている方は、上記のアドレスからのML

  が受け取れるよう、「ドメイン指定受信」または「アドレス指定受信」

の設定変更をしてから送信してください。


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        宝石緑 大人のための手仕事勉強会 宝石緑

       

         子どもたちが学ぶ手仕事の意味 

        ~ 手足を使って世界と出会う ~


時 間:9:40~10:40


講 師:持丸 佐知子(土曜学校 手仕事教師)


受 講 料:1,000円


お申込/お問合せ: 三浦 090-1286-5135

 https://ssl.form-mailer.jp/fms/9eea7291273237


お申込締切:1月25日(土) ※定員になり次第締切


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クリップ駐車場はありません。近隣のコインパーキングか

公共交通機関をご利用ください。

クリップ説明会、勉強会ともに、お子さんの同伴はご遠慮ください。

同伴された場合は、参加ができませんのでご了承ください。

クリップ当日の参加が難しい場合は、ご相談ください。

クリップ新1年生は、人数が満たない場合は開校しないこともあります。

勉強会

9月14日(土)、勉強会に参加してきました。


タイトルは、「4つの気質について」。

前半は「基本編」、後半を「応用編」として

講師に近藤陽子さんをお迎えして開催しました。


近藤陽子さんは、芸術教室の元教師であり、

土曜学校の卒業生保護者でもあるため

気質を具体的に説明してくださる好材料として、家族ネタが頻繁に出現(笑)。

面白おかしくお話ししてくださってあっという間の2時間でした。


気質は、年齢や環境によって変化するもの。

上手に捉えて、子育てや日々の暮らしに役立てらえるようにとの

あたたかいメッセージとともに終了。

また機会があれば、他にもいろんなお話を伺ってみたいと思いました。


2年生保護者





保護者より~懇談会の感想

先日、英語の懇談会に出席した際の感想です。

授業で歌っている歌「ROW YOUR BOAT」と、

朗読している詩「DEEP PEACE」を教えてもらいました。


「ROW YOUR BOAT」は歌詞の奥深さに感心したのですが、
詩のほうは、先生の朗読の雰囲気と

言葉にこめられている力をとても感じました。
舞台芸術を身近で味わっているような、

心がリフレッシュするような感覚がありました。


他の授業でも同じだと思いますが、

子供がこのような力のある美しいことを
継続的に体験できることを

とても有難いことだなと感じました。

そして、こういった体験が見えないところで

子供の栄養となっていくのだろうなと思いました。

5年男子 母


※英語の授業は、現在4~6年生のみ行っていますが、

 物事の本質に触れるという授業は、どの教科も同じです。

 懇談会は、保護者にとって

 子供たちの様子を知るだけでなく、

 シュタイナー教育を勉強する貴重な時間でもあります。

教職員の募集

名古屋シュタイナー土曜学校やまさとの森では、

教員として共に歩んでくださる方を募ります。


募集内容:英語、オイリュトミー、手仕事、音楽 など

応募資格:シュタイナー教育に共感を持ち、応募する教科に高い専門性をお持ちの方


お問い合わせ:yamasatonomori@@@yahoo.co.jp

(@をひとつにして送信してください)