はじまりはこちら…
その続きです。この後で、友人が
「好きそうなところ連れて行ってあげる」と言い…
そこはいつか行こうと思っていた「聖地」でした。
前回はこちら
神奈川県相模原市に「自販機の聖地」と呼ばれる場所があります。
前回の～柿きれなかった続きです。
第一章、フォント（文字）をみよう
第二章、温かみあふれる…イラストをみよう
第三章、リッチな雰囲気？写真を見よう
第四章、話題になったあの自販機！
おまけ☆自販機以外にも注目ポイントが！(今回は第三章から)
第三章、リッチな雰囲気？写真を見よう
前回あれほどたくさん紹介した生タイプの麺類の自販機のパネル。
イラストが写真になっているものが発生します。
前回のイラスト表記の単体自販機もこちらのものも、どちらにもニキシー管の存在もなく、多くは27秒表記になっています。
おそらくブザーが鳴ってお知らせか、「27秒自分で数えてね」というタイプでしょう。
メーカーによってはリッチな雰囲気を漂わせる仕上がりに。
カップ麺の自販機です。右側にポットっぽい容器に、中央はフォークで持ち上げられたうどん？！
神秘な部分もありますが温かい食品のイメージをアピールしています。
ベンダー自販機の初期型でしょうか？
素敵なコーヒーカップと足つきグラスのジュース類の写真。
ハイソサエティ なご家庭の気分を味わえそうです。
そして、私がかなり気に入っているパネルがこちら
前回で少し書いた、ネオン管風のフォントとホームパーティーの料理のような盛り付け。80年代のキュートさがこってりと盛り込まれてます。
っていうか、ひと皿に盛りすぎ
こちらも超お気に入り。そしてポピュラー！
ネットでも有名になった「バカの想像するご馳走」
もうね！この絵柄でクリアファイル作って欲しい。
このバーガー自販機のデザインはかなり秀逸です。
達筆すぎないイラストと、リッチな写真と、温かさの象徴のオレンジ色の豪華三点盛りなんです。
これでハンバーガー専用機の文字が入ったものはもう完璧
ホットスナックの機械の左にあります。
その機械は以前に…
第四章、話題になったあの自販機！
この並び素晴らしいですね
マツダランプのホーロー看板、フォントもヨシ！
さて、この特集の冒頭にも書きましたが、ニュースにも取り上げられた2021年の9月はじめです。この自販機のスイッチカバーの破損事件がありました。
深夜の客が意図的に乱暴に扱ったため、希少な部品が壊れてしまったのです。スイッチが使えない為、稼動中止に…。
ニュースが流れた直後「残念なことをするなぁ」と思ったものです。
しかし翌月には名古屋の樹脂加工会社「ＨＩ技研」さんが破損したカバーをそっくりに再現し、提供してくださいました。
経年で黄ばんだ樹脂の古いパーツと並んでも、違和感のないように染めて似せているそうです。
実物がどんなかよく見てみました。
文字が読みやすい 左と中央の二枚が新しいものです。
この角度で見るとよくわかりますね。
雰囲気はそのまま、文字が読みやすくなってました。
とてもきれいに再現されてて感激です。
壊されないのが一番だけど、自販機の稼動が続けられてよかった！
あと、この自販機、パネル部分のハンバーガーの文字だけでなく、スイッチ文字部分もオシャレ。スイッチしたの少ししか映っていないけど「ホカホカハンバーガー60秒」の文字、ここも手書きでポイントが高い。
これ以外にも可愛い雰囲気の自販機はたくさんありましたよ。
こちらも当たりつきのアイスの自販機！
(急に一人で二個食べることになったらお腹壊さないのかな？)
アイスの自販機はいろんなメーカーから出ていて、ロッテ以外にも雪印や森永、カネボウ食品、多くのものは共通して円を描くような商品のディスプレイをしています。
個人的には透明樹脂部分がポコッと大きく膨らんだものが宇宙的で遊び心があって好きでしたね。
おまけ☆自販機以外にも注目ポイントが！
駐車場のスミに木製電柱がありました。
あらカワイイ！と写真を撮っていると、友人が「ウワッ、久しぶりに見た！」て。
「だよね～、かわいいホーロー看板までついて…」と眺める私。
違うよ！この碍子〈ガイシ〉見て
ひょっとして…知らないの？
手動で点灯するスイッチの碍子だそうで…
碍子好きだけど全然知らなかった。
最後に…
現在、自販機は100台近くあります。
ちょっと悔しいのが食事したついでに見に行ってしまったので、その場で食べられるものを買えなかったこと…。次回はここでお腹満たしたい
今回は持って帰ることのできるビンの飲料などを購入しました。※リターナブルでないビンです。オーナーがご自身で補充しているため商品は売り切れの場合もあります。理解のうえご利用ください。
最後に、こちらのレトロ自販機のある場所について。
平日の正午に行きましたが駐車場はそこそこ混雑して、たまに停められない場合もあるようです。
休日はとても混むようです。ですがここの敷地内意外に止める場所はありません。
本気で見学したい人は込み合う時間や日時をずらして行くのがおすすめです。
ではでは。
アイスの自販機エピソード
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