【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
☆認知症ばーちゃん&うつ病長女&心身症孫
のドタバタ話 →こちらから
☆姑はなぜ自分の家を追い出されたのか?
→こちら (発端)
「常識を覆して頑張る姑95歳」の続きです
姑おむつ交換のときに思い出す事
ばーちゃん(姑)は、高熱が出て特養から病院へ運ばれてそのまま入院。
心不全、腎不全、敗血症でかなり悪いと言われてから2週間。
いつ呼吸が止まっておかしくない状態だからと家族が呼ばれて、それから24時間、誰かが病室に詰めるようになって、もう一週間近くたった。
体を拭く時間とおむつ替えの時間になると、
「これからおむつを替えるので、すみませ~ん」
と言われて、いつも部屋から出る。。。
といっても、パソコン持ってそのまま談話室へ移動して、仕事を再開するだけなのだけど
でもね、この時私の父の面会のワンシーンを思い出す
父は、脳梗塞で倒れたのち、肝臓がんも見つかって、最後はやせ細り寝たきりの状態。でも頭はしっかりしていた。
ある日の面会の間に、おむつ交換となった。
私はいつもの通り部屋を出ようとすると、看護師さんに呼び止められた
「娘さんですか? 娘さんはお父様のおむつを替えてあげたことはありますか? 外へ出てしまうのですか?」
そんな内容だった。
”外に出る=愛情がない”というように聞こえて、外に出るのをやめ、おむつ替え作業を見守った
父は家にいるときもいつもオシャレだった。暑い夏の日でも、シャツにステテコ姿で家族の前に出てくるようなことは、一度もなかった。
そんな父だから、きっとおむつ交換の時は、私にいてほしくなかったと思う。看護師さんには看護師さんの考えがあってのことだろうけど。
毎日、献身的に愛情をもって自分の家族のおむつ交換をされる方も沢山おられるのだし、父や私の感覚については、おむつ交換してくれるスタッフがおられなければ言えないことで…贅沢なのかもしれないけど…
でも、自分のおもつ交換を娘に見られるという類のことは、平気な人とそうでない人の差が激しいところ・・・あのとき看護師さんに、父を代弁してきっちり父の思いを伝えれば良かった・・・
おむつ交換で部屋の外に出るたびに思い出す、35年前のちょっと悲しい記憶です
つづく
☆姑の足が動かなくなってから特養に行くまで
☆突然ばーちゃんが入院
「95歳姑が突然入院、重篤な状態」
「医師と看護師で病状把握に温度差?」
「重篤状態でも演技派ばーちゃん!」
「ばーちゃん、一週間が勝負だよ!」
「今回も復活するよね、ばーちゃん」
「ばーちゃんと面会・会話の一週間」
「お金がかかるなあと思うこと」
「パイン飴から思い出ぽろぽろ」
「介護はその人との関係の延長線」
「老後、家族は私をどう扱うんかな」
「老後の私、気になる孫の返事は?」
「病室の簡易ベッド初めてのお泊り」
「いつも病院へ持ち歩いてる必需品」
「病室に一日中いるからわかる事」
「常識を覆して頑張る姑95歳」