【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
☆認知症ばーちゃん&うつ病長女&心身症孫
のドタバタ話 →こちらから
☆姑はなぜ自分の家を追い出されたのか?
→こちら (発端)
「お金がかかるなあと思うこと」の続きです
入院中の姑、容態が悪化💦
☆介護や看護の時に出るその人との関係性☆
これまでの経過
ばーちゃんは、高熱が出て特養から
病院へ運ばれて、そのまま入院することに。
検査の結果、心不全、腎不全、敗血症でかなり悪いと言われる
が、数日後、抗生物質のお陰か、容体は安定。熱も下がって炎症反応、白血球数、血小板の数値も落ち着いてきて、あとは腎不全のみ。あと一週間で、腎臓が良くなるか悪くなるかわかると言われていた
先生のお話からちょうど一週間たった昼過ぎ電話が
また熱が出て、意識がほとんどないとのこと。面会時間関係なしで来て良いと言われて、夫と私、それぞれ仕事の途中で病院へ駆けつける
ばーちゃんは、酸素マスクをして、息が荒い。呼びかけたけど、返事なし。
また感染症がぶり返しているとの説明だった。
看護師さんに部屋に泊りますか?と聞かれたので、夫が泊ることに。
で、夫はいったん家に帰って、着替えと、今晩と明日の朝に食べるものを買うため、病院を出た。
私とばーちゃん二人だけの時間
「はあー、はあー」と呼吸が苦しくてあえいでいるようだけど、
「はあ~~~」が「ともこさ~ん」の節回しに聞こえて、
私「今、ともこさんって呼んだ?」
ばーちゃん「あぁ」
私「やっぱり!大丈夫、私ここにいるよ」
ばーちゃんは眉毛を上げたり下げたり、おでこにしわを寄せて必死で目を開けたり、やっぱり何かこっちにリアクションをし続けている(多分)
そして、私がちょっと遠ざかると、「あ~〜」とひときわ大きな声になる。
で、ばーちゃんの肩をトントンしたり頭をなでたり、こっちもリアクションしながら、色々考えた。
介護をそれほどしてきていない私に、偉そうなことを言う資格はないのかもしれないけど
介護や看護って、その人との関係の延長線だと思う
だから、”その人が下の世代とどうかかわって来たのか?”
が介護される側になった時にあらわになる。
もしね、下の世代が「この人を介護したくない」って思ったとしても、その気持ちに対して罪悪感を持つ必要ないんじゃないのかなあ
身から出た錆? 自業自得?
下の世代じゃなくて、本人の責任だと思う。
”どんな人間関係をつくってきたのか?”っていう上の世代の責任。
「介護」だけ取り出して横並びで比べるのではなくて、二人のそれまでの関係性を縦に見る 介護はその延長線上。
ところで、うちのばーちゃんなんだけど、私、随分鬼嫁👹(義弟嫁)と一緒にばーちゃんにひどいことをされた時期があった。
それに、特養に入るまでは、複雑な思いで介護していた。汚いのも嫌だった。
でもね、ばーちゃんが特養に入って、私も気持ちに余裕ができたのかもしれないけど
”結婚した時から、ばーちゃんは「娘ができた!」と言って可愛がってくれた”
今はその印象が一番強い。
だから今、私はこうしてベッドの横にいるんだな~って思いながら、赤ちゃんにするみたいに、ばーちゃんをトントンし続けている。
つづく
☆姑の足が動かなくなってから特養に行くまで