Isotopes『Fractures』オージー産美メロポスコア、来日を直前に控え新譜リリース! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
自分の書いた記事がどのへんに来るのか
 
・バンド名
・バンド名+音源名
・バンド名+来日
 
あたりでググる遊びをちょくちょくしてるんですが
 
他に同じようなバンドをネタに
 
ブログを書いてる人がいないので
 
↑の条件なら、割とすぐにウチの記事がヒットし
 
一人で悦に入ってます(*´ω`*)フフン←
 
もはやバンド名だけで上位に来るものもあり
 
(*´ω`*)フフン♪ です←
 
それをキッカケに、この前、久々に
 
 
を聴いたんですが、やはり名盤でした。
 
こういう記事なら聴きたくなるなぁ
 
と、自己分析まで捗る一石二鳥ぶり。
 
ま、でも本当に↑レベルで良いと思わないと
 
あんな風に書けませんしね(。-∀-)
 
嘘ついてまで持ち上げたって意味ねーじゃん。
 
どうも、トトです。
 
 
 
そうしてね、
 
音源レビューにしろ、ライブレポにしろ
 
無意味な嘘を書かないことがなので。
 
メジャー、インディーズ、どマイナー …etc
 
日本のシーンはそういうのに需要がないようで。
 
まぁ、そんな腐ったシーンのことなど
 
どうでもいいです。
 
今日も素直に、正直に、
 
自分の思ったことを書き綴っていきましょう。
 
 
さてさて、
 
今日もオーストラリア勢がアツいですよ!
 
今回取り上げるバンドは、
 
もうすぐそこに来日が迫っており、
 
これ以上ないタイミングで新譜をリリースしました。
 
そんなオージー産、美メロポスコアの新譜を取り上げます。
 
 
 
 
 
Isotopes『Fractures』
1. RIP
2. Leech
3. No Apology / No Forgiveness
4. Dead Soul
6. Bright Eyed Girl
 
 
 
オーストラリアの新星ポスコアバンド
 
Isotopes が5/22に2nd EPFractures をリリース。
 
叙情コア系御用達のYouTubeチャンネル
 
Dreambound から、約1年半前にUPされたシングル
 
 
"Poisoned Autumn" は、現在までに130万再生を突破。
 
未だどこのレーベルとも契約をしていない
 
無所属の新人バンドながら、注目度の高さが伺えます。
 
そんなIsotopes の2nd EP
 
期待に胸を膨らませ、聴いてみました。
 
 
 
RIP (feat. Bradley Walden of Emarosa)
まず1曲目はシングルカットされているMV曲。
vo/Justin のスクリームから幕を開けるも、
クリーンメインのグッドメロディなポスコアを展開。
サビはアップテンポで聴きやすく、
やはりこのバンドの武器はクリーンだと思う。
2コーラス目にはスクリーム入るし、
ブレイクダウンもあるし、そういったコア感はありつつ
やはり印象的なのはクリーンのクオリティと、
耳触りの良いグッドメロディですね。
ゲストにはEmarosavo/Bradley を迎え、
曲の最後に良い仕事をしてくれています。
 
 
Leech
2曲目はへヴィなサウンド&スクリームから始まります。
1曲目よりもスクリームパートも多く、
サウンドもへヴィな面が増えていて、コア感強め。
サビのメロディや、やはり強いクリーンがありつつも
ポスコアの"コア"の方に寄った1曲かな、と。
 
 
No Apology / No Forgiveness
強みであるクリーンをいかす為なのか、
この3曲目までは全て、スクリームから始まる。
スクリームも聴くには十分なクオリティだし、
それがあるからクリーンが映える。
ここでも比率としてはクリーン多めの楽曲に。
 
 
Dead Soul (feat. James Deberg)
バンドがSNSに投稿していたセトリには
この曲の名前がしっかりと入っていました。
四度、スクリームから始まった4曲目。
そして疾走パートと共にスクリームをし、
サビでは王道なクリーンを響かせる。
2コーラス目にはブレイクパートに
エレクトロ要素を加え、さながらエレクトロコアに。
ゲストに迎えてるのは
Thousand Belowvo/James Deberg かな?
ということは?Isotopes は将来的にはRise 入りかな?
それも納得の音楽性してますしね。
 
 
I Never Should Have Let You In
5曲目……のイントロォーーー!
これ何だっけ!めっちゃ聞き覚えあるんだよ!
日本のテレビ番組でもよく流れてたヤツ!
絶対あれだ!ってわかってるんだけど、
曲名知らんし、どんな番組かもイマイチ思い出せん!
そんなイントロから始まる5曲目。
少し走り気味なテンポが心地良い。
曲後半では、ピアノサウンドを取り入れ、
そこからイントロと同じメロディに乗せてブレイク
そして再びエレクトロ要素を組み込み、
ラストは美メロ疾走ポスコアへ。
そしてアウトロは再び"あの"メロディ……
あーーー!もう誰か思い出させてくれぇぇえええ
 
 
Bright Eyed Girl
低音と高音の混合リフから幕を開ける今作ラストの6曲目。
そこから疾走パートへ突入し、
テクニカルなリフと共にスクリーム、
そしてサビはクリーンでグッドメロディを展開。
後半のブレイクパートでは、ここでも
美しくも儚いピアノサウンドの旋律が良い。
終盤でもピアノサウンドをバックに
勢いの良いポスコアサウンドを展開するところは
If I Were You にも通じるところがあると感じました。
 
 
 
 
 
以上、
 
Isotopes『Fractures
 
でした。
 
最初から最後までグッドメロディを響かせる
 
ピュアなポスト・ハードコアサウンド。
 
また将来性のあるバンドが出てきましたね。
 
オーストラリアシーン、さすがですよ。
 
 
自分が知ったのも今回の来日がキッカケで
 
主催であるRNRのスタッフ垢が上げてたこの曲
 
 
"Nightmare" を聴いたところからでしたが、
 
ホント、この曲に撃ち抜かれたって感じです。
 
これを聴いて、
 
あ、ライブ行こ
 
と、即決したのです。
 
 
 
こうして素晴らしいタイミングで新譜をリリースし
 
バンドの初来日は来月入ってすぐ!
 
 
Sailing Before The Windのツアーに帯同します。
 
今回は東名阪だけでなく、
 
岡山 / 高松 / 福岡 / 松本 と細かく回る為、
 
近場の人は、こういう機会を逃すことなかれ。
 
そうしてライブに行き、集客が確保できることで
 
"次"に繋がるんだから。
 
自分の地元でライブをして欲しいのなら、
 
まず近場に来たときには行きましょう。
 
 
 
 
SBTWは、もはやコアリスナーには周知ですが
 
オーストラリアからの新たな注目株である
 
Isotopes
 
この手の美メロポスコアが好きな人、
 
↓に挙げるバンドが好きな人たちは、
 
この来日を逃すことなかれ!
 
新譜を聴き込んで、ライブを楽しみましょう\(^o^)/
 
 
 
 
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公開日にはライブがあった為、
 
あれよあれよという間に1週間
 
そんな公開から9日経った26日(日)
 
ようやく観に行けました。
 
 
American Animals
 
オレたちは待っていた、
“何か”が起こる日を。
 
「I’m Alive!!」とジョニー・サンダーを歌いながら車で飛ばしていく青年、ウォーレン(エヴァン・ピーターズ)とスペンサー(バリー・コーガン)。廃棄された食べ物を盗むことで最小限のリスクを楽しむ、そんなどうしようもない毎日だ。
 
くだらない日常に風穴を開けたい、特別な人間になりたいと焦がれる2人は、大学図書館に貯蔵される貴重な本を盗み出す計画を思いつく。手に入れれば1200万ドル、誰よりも自由を求めるウォーレンと、スペシャルなことを経験したいと願うスペンサーは仲間集めを始めることに。目をつけたのは、FBIを目指す秀才エリック(ジャレッド・アブラハムソン)と、当時既に実業家として成功を収めていたチャズ(ブレイク・ジェナー)。彼らは互いを『レザボア・ドッグス』に習い「ミスター・ピンク」「ミスター・ブラック」などと呼び合うのだった。強盗作戦決行日、特殊メイクをして老人の姿に扮した4人は遂に図書館へと足を踏み入れる――。
 
そこで彼らを待ち受ける運命とは?これは、刺激を求めて道に迷ったアメリカン・アニマルズ達の物語。
 
 
 
 
このところ割とハズレに近い作品ばかりでしたが
 
小規模公開の作品ではTHE GUILTY 以来となる
 
久々の"アタリ"作でした。
 
 
面白かったー( ´∀`)
 
やっぱこう…実話モノが好きな理由として
 
下手に創作、脚色されたものよりも、
 
よっぽどドラマ性が高いってところがポイントですよね。
 
 
スペンサーが現状のつまらなさを打開しようとするところから
 
物語は展開していきますが、
 
わかるわかる。
 
刺激ってのは欲しくなるよねぇ。
 
人生マジでクソ
 
ってのもよく思う。
 
しかし、それを打開しようとするか、
 
つまらないけど現状維持で、楽な生き方を選ぶか…
 
自分は阿呆で度胸も度量もないので
 
絶賛、後者を選択中の弱者であり敗北者ですが←
 
 
交友関係を間違えたとは思わないけど
 
自分の人生の中に
 
ウォーレンみたいなヤツがいたら、少しは変わってたのかな…
 
と、ふと思いました。
 
でも、だからと言って
 
物理的にも、精神的にも、周りの人を傷つけてはダメだなぁ。
 
それは"成功"ではなく、"失敗"ですしね。
 
しかし、そこから学んで余生にいかせば
 
たちまちに“成功”と言えなくもないですが。
 
その行為自体はNGでしたね。
 
 
しかし、いざ"盗み"をはたらくシーンは
 
こちらまで緊張感が漂ってきました。
 
そこに到るまでの彼らの葛藤と覚悟も観てましたしね。
 
そりゃ計画通りにはいかないし、パニクるよね。
 
 
 
ストーリーテラーとして、
 
本人が出演し、その時の状況や心情を語るシーンを
 
劇中に挟んでいくスタイルは新鮮でした。
 
 
そして、その"実話"の部分では、
 
当時のニュース映像も使われていました。
 
 
しかし、そのストーリーテラーの部分
 
エンディングでスペンサーは
 
片方(自分)からの視点の方が楽だから
 
と、何の気なしに観てたものを
 
ハッと気付かされました。
 
確かに劇中、本人たちそれぞれが
 
"それぞれの視点"で語ってはいる。
 
でもそれが
 
"本当のこと"だったのか
"本当に起こっていた出来事"だったのか
 
ってのは、本人にしかわからない…
 
パンフレットの監督のインタビューにも
 
このことが書かれていました。
 
彼らが事実を同じようには記憶していなかったことで、僕はこの物語をフィクション化することに興味があった。ある瞬間には本人たちが彼らを演じる俳優たちと同じ空間を占めていたりすらするので、これはほかにはない鑑賞体験になることを確信した。僕は彼らが現実からどんどん乖離するさまを反映させる手法で映画を撮影し、編集したかった。物語のなかである出来事が現出すると、その様々な視点で疑い続ける。観客があえて疑うことで、より物語と感情的に結びつくことができるのではないかと考えたんだ
 
 
 
釈放後、エリックは物書きとして
 
『アメリカン・アニマルズ』の回顧録を書いていたこと。
 
ウォーレンは大学へ再入学し、映画制作を学んでいる…
 
って、まさか制作も本人?!
 
…ってのはさすがにありませんでした笑
 
 
と、ここ3作くらい?は
 
5点満点中4点を付けることもなかった作品が続きましたが
 
今作は良かったです。
 
久々にパンフレット買いましたしね。
 
そうこうしてる間に、今月見ようとしてる残り1つも
 
既に公開されています。
 
それはかなりメジャーな作品で、CMもバンバンしてたものなので
 
早々に公開が終わることはないと思いますが
 
早いとこ観に行かなきゃ。