Eat Your Heart Out『Florescence』新星オージー産デビューフル作! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
昨日、サマソニのチケット一般発売日。
 
自分が行こうとしてた2日目のみ
 
即完。
 
フェスなんてsoldするのも珍しい時代、
 
サマソニやフジあたりの洋フェスは特に顕著だったのに
 
これにはさすがにビックリ。
 
でも、自分の見たいものしか目に入ってなかったけど
 
ラインナップをよくよく見返してみると
 
RAD、ベビ、ホルモン、MWAM、10-FEET、髭男、サンボ、TF、ヤバT、Zebrahead←
 
信者とメタルドルオタ、邦口ックキッズが
 
大層喜ぶ国内バンドけっこういた。
 
完全に油断した。
 
今年は行くつもりでいたけど、行けねーや。
 
にも、関わらずそこまで大きく落胆してないのは
 
やはり音楽に対する熱の低下ですかね。
 
即日完売なんてすげーじゃん、とすら思える。
 
でもBMTHは無理にしても、
 
Deaf Havana The Interrupters あたりは
 
EXTRAで単独やってくれんかなぁ。
 
どうも、トトです。
 
 
 
てかね、ここ数年でこんなことなかったんだから
 
結局のところ
 
ラインナップが全て
 
ですよねぇ。
 
20周年要素や、来年は五輪でやらないかも…とか、
 
そんな要素も加わっていたかもしれないとはいえ、よ。
 
これだけのバンドを集められたタイミング、
 
洋バンドに匹敵する集客力を持つ邦バンド、
 
売れたチケットの内訳は
 
当日の各ライブでの客入りを見なきゃわからないけど。
 
(とはいえ国内組目当てのが多い気がするけど…)
 
自分とは目当てが違えど、
 
行きたいと思える人が大勢いたラインナップだったんでしょう。
 
ラインナップが良ければ売れる
 
そらそーよ、ってのを改めて実感しましたね。
 
通し券+2日目のみが即完で、初日と最終日が余裕
 
ってのも、今の日本の音楽リスナーが
 
求めるものの現れなんじゃないかってね。
 
ま、国内バンドで規制入るレベル、
 
肝心の海外バンドがスカスカ…
 
ってなったらなったでどうしようもないですけど。
 
soldしたは良いけど、懸念材料はコレだよね…
 
サマソニのチケットは取れねーわ、
 
使えねぇ後輩の尻拭いの為に今日は急遽出勤だわ、
 
ツイてないっす。
 
 
 
ハイ、前フリが長くなりましたが
 
そんなサマソニのような日本の大型フェスには
 
まず間違いなく呼ばれないバンドの新譜レビューを
 
今日もしていきましょう。
 
近い日付でライブが2本もあった為、
 
それ以外の記事は遅れていますが
 
ひとつひとつ、着実に、マイペースに更新していきます。
 
前回のFLW同様、
 
今月はまず17日リリースの作品が多く、
 
今回も同日リリースの作品です。
 
 
 
 
Eat Your Heart Out
『Florescence』
02. Spinning
03. Daydream
04. Heavy With Envy
05. Constellations
07. Blinded
08. Same Stars
09. Nowhere
10. Pear Tree
11. Cold Hands
 
 
 
オーストリア産ポップロック/オルタナロックの
 
Eat Your Heart Out がデビューフルアルバム
 
Florescence を5/17にFearless Records からリリース。
 
特別、意識してるワケじゃないけど
 
発掘、レビュー共に、
 
今年はオーストリア産のバンドがアツいですね。
 
EYHOに関しても、Fearless の契約できていることが
 
何よりの証明であると思います。
 
そんなFearless からデビューアルバムをリリースした
 
注目のオージー産バンド、早速聴いてみました。
 
 
 
 
Carousel
まずオープニングを飾る1曲目は、
今作で最初にMVが発表された"Carousel"
心地良いテンポとリズムで送るアッパーチューン。
サビに入るとエモーショナルさを引き出します。
聴く人を選ばないメロディのキャッチーさも
女性vo/Caitlin の歌声が、それを後押ししています。
そのCait さん イィヨー(・∀・)カワイィヨー
 
 
下半身のむちむち加減が最高ダヨー(*´ω`*)
 
…( ゚д゚)ハッ! すいませんつい←
 
 
Spinning
2曲目はイントロからポップな雰囲気満点。
適度にアップテンポで、とても耳馴染みが良い。
ポップさと、オルタナっぽさが上手く混じり、
それでもポップ寄りなサウンドはとても聴きやすい。
 
 
Daydream
3曲目もまだまだアルバム序盤、
テンポ感上げ目な曲を集めるのも定石です。
今度はポップ感は少し抑え目で、
オルタナ/エモーショナルさがメインです。
それでもリズム良し、テンポ感も良しな
3分未満でまとめたショートナンバー。
 
 
Heavy With Envy
4曲目はタイトル的にも、少しへヴィサウンドに寄り
良い感じにクールなロックサウンドを響かせます。
アップテンポなロックナンバーはカッコいいよね!
いいねいいね、こーゆーの好きよ(・∀・)
ここまででいちばんのお気に入りトラック。
 
 
Constellations
そんなアップテンポなロックナンバーは
5曲目も続きます。
こっちは、サビで少しエモーショナルさを感じさせます。
4‐5曲目の流れ、良いですね(・∀・)
こういうのはライブでの活躍も大いに期待されます。
 
 
Closer To The Sun
MVがあるからこそ、これもライブ必須になるでしょう。
現状の最新MVが5/15にUPされた6曲目。
勢いのあるロック色が強いのは3曲連続!
ギター、ベースの低音が耳を突いてきますね。
一部、Cait のシャウトも聴けて、攻め感もあります。
どこか少し初期のCourage My Love あたりを彷彿とさせます。
 
 
Blinded
少しサウンドに明るさが出てきて、
ポップロック風のテイストを見せる7曲目。
しかし、バンドの根底にあるものと、
既存のポップロック全開のバンドとは異なり、
ある種の甘く、キラキラ感のあるサウンドではない
ってところが良いですね。
 
 
Same Stars
前曲の余韻あるアウトロから繋がる8曲目。
再び少し陰のあるオルタナサウンドに戻りつつも、
アップテンポになるサビのメロディがクール!
ここまでスロー~ミドルテンポな聴かせ曲がないのも
1stフルっていうバンドの初期作ゆえの"勢い"
みたいなものが感じられるのも、とても良い。
 
 
Nowhere
それはこの9曲目でも、勢いは止まりません。
オルタナ、エモーショナルさはあるものの、
テンポを落とさない為、緩さを感じない。
この手のジャンルの、
女性ボーカルがフロントを務めるバンドで、
サウンドがカッコいいバンドはなかなか稀な気がします。
 
 
Pear Tree
アルバム終盤の10曲目、
ここへ来てようやくの聴かせ曲です。
勢いに乗った曲で攻めてきて、後半や終盤に
耳休めの為の聴かせ曲を持ってくるのも定番ですね。
アコギを主体とした弾き語りナンバーで、
良きエモーショナルさを押し出した曲に。
 
 
Cold Hands
ラストを飾る11曲目は、再びバンドサウンドに戻り
オルタナエモーショナルロックを展開。
ミドルテンポな部分と、少しアッパーな部分を
上手く織り交ぜ、飽きさせない展開に。
ここに来るまでにも何曲かで取り入れてたけど
時折入れてくるピアノサウンドが良いですね。
全11曲、総尺約36分のデビューアルバムを
ラストに相応しい雰囲気で締めます。
 
 
 
 
 
以上、バンド初となるフルアルバム
 
Eat Your Heart Out『Florescence
 
でした。
 
 
NM MAGAZINEではポップロックとして取り上げられてましたが
 
バンドのFacebookを見ると、自身のジャンルを
 
Alternative Rock
 
としており、それをちゃんと確認していたことで
 
ポップロックというイメージに固まらずに聴けました。
 
そのイメージで固められてたら
 
え、どこらへんがポップロックよ?
 
ってくらい、
 
オルタナ色、ロック色が強い曲もありましたしね。
 
アルバム全体の雰囲気も
 
明るくキャッチーなポップロックっていうより、
 
割とクールサウンド多めなオルタナロックでしたし。
 
ふー、危ない危ない(。-ω-)-3
 
 
毎度毎度、過去の記事でも書いていますが
 
ジャンルってのは、そもそもが得てして曖昧なもので
 
あくまで"特徴"のひとつだと思ってます。
 
音楽性をわかりやすく表現する為の一要素に過ぎません。
 
それに固執し、囚われてしまうと
 
なかなか楽しく音楽聴けなくなっちゃいますしね。
 
先入観ってのはよろしくない。
 
 
それはそうと、
 
Cait (・∀・)カワイイヨー
 
 
 
最近、オージー産の
 
ガールズポップパンクを取り上げてましたが
 
好みなど人それぞれ違うとは言え、
 
個人的には、なかなかに不作だったので←
 
久々に、ひと目で
 
かわいい
 
と言える、フロントウーマンきましたねヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
 
インスタは↑の写真に載ってるぞ!
 
男子はフォロー推奨だ!←
 
ただし、ちゃんとバンド自体をサポートできる男子だけな!
 
ただの顔ファンなんてクズになるんじゃないぞ。
 
 
 
そんな見た目も良しなフロントウーマンを要し、
 
それでいて、なかなかにクールなサウンドを展開する
 
Eat Your Heart Out
 
 
3月のDownload Australia では、
 
KICK OFF PARTYで、自分が世界一好きな
 

 
Sum 41 のゲストにも選ばれたのも納得できる
 
Fearless Records が放つ、新星オージーバンド。
 
これからの活躍にも大いに注目、期待ですね。
 
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハイ、最近は恒例となってきた
 
お蔵入り簡易レビューのコーナー。
 
 
 
 
WVNDER『Nothing Stays』
01. Fairytale
03. Hold You Back
05. Hourglass
06. Stranger
07. Pedestal
08. Far Away
09. Memento
10. Stay Gone
11. Nothing Stays
 
 
We Are Triumphant 所属のWVNDER
3枚目のフルアルバムNothing Stays
EYHOと同日、5/17にリリース。
まず言いたいのはさ…
アートワークだっせぇwwwww
どこのファンタジー世界の住人ですかw
このダサさは近年でも上位に食い込むのではw
そんなのは置いといて。
このバンド、昔はもっとPOP PUNKした曲なかったっけ…
だからこそ、新譜も注目はしていたんだけど…
今やすっかりエモロックね。故のお蔵入り。
WVNDERはPOP PUNK
という、自分の先入観が先行した悪い例です。
 
 
 
 
Danny Worsnop『Shades Of Blue』
03. Tomorrow
04. Keep On Lovin'
05. Am I a Fool
06. I've Been Down
07. Edge of Goodbye
08. Heaven Is a Long Way Down
09. Tell Her I Said Hey
10. At the Time
 
 
そして自身の所属するバンドはもちろん、
ソロ作もSumerian Records からリリースされた
Danny Warsnop 2枚目のアルバム。
こちらは5/10にリリースされてますね。
1stも良かったけど、2ndもなかなか。
ホント、歌唱力が高いヤツは歌う場所を選ばないわ。
彼の性格や素行は決して褒められたもんじゃないがw
実力はホンモノですからねぇ。
Asking AlexandriaWe Are Harlot とはまた違う、
シンガーDanny Warsnop を堪能できる1枚です。