Tonight Alive『Underworld』Hopeless移籍後初となるバンド4作目。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

最近はRNRとか、LUSTみたいな知名度低いバンドとか


メール予約で済ませて、チケットを手元に置かない


っていう状況も増えてきました。


最初の頃は慣れないから、ライブ当日まで不安で仕方なかった笑


まぁ、今もチケットが手元にあることに対する安心感は


半端ないワケですが。


実物が手元にある


という安心感ってヤバイですよね。CDとかも一緒で。


それとはまた別の安心感ってことで


記事のストックがある


という、個人的な安心感ですよ。


まぁ、これを上げちゃったらストックなくなるんで


また更新の波に追われることになるんですが。


一応ね、「2~3日に1記事」を掲げてやってますんで。


どうも、トトです。

 

 

 

音源を買ったからレビュー記事が捗るぜ!

ってことで、引き続き書いていきましょう。

今回のバンドはオージー産。

何気に1stからずっと国内盤出てますよね?

そんなバンド4枚目のフルアルバム。

初期から所属していたFearless Records を離れ、

Hopeless Records 移籍後初となる作品です。






Tonight Alive 『Underworld』
01. Book Of Love
02. Temple
03. Disappear feat. Lynn Gunn
04. The Other
05. In My Dreams
06. For You
07. Crack My Heart
08. Just For Now
09. Burning On
10. Waiting For The End
11. Last Light
12. Looking For Heaven
13. My Underworld feat. Corey Taylor




キャリアをかさねる毎に、枚数をかさねる毎に

"かっこいい"エモーショナルロックサウンドへと

変化をしてきたTonight Alive

今や立派に

母国オーストラリアを代表するバンドになってますね。

てか、Hopeless 移籍て!

でも、初期から音楽性的には

Fearless よりHopeless のが合ってる気がしてたので

むしろようやくって気も。

Fearless も多彩なバンド抱えてるし、

違和感があるワケではなかったんだけど、

Hopeless の方がしっくりくる、って感じです。

おかげさまで、国内盤もようやくKRIからリリース。

これによって、単独来日とか増えるといいな。

まぁ、既にわーぷど()での来日が決まってますが(。-ω-)-3

 

初来日のときに単独やった以来、フェスでしか来日してないのでね。


Hopeless に来たことで、

音楽性に大きな変化が生まれるワケではないでしょうが

早速聴いていきましょう。



Book Of Love
アルバムのオープニングを飾る1曲目"Book Of Love"
アップテンポなロックナンバーで、
この手の女性ボーカルのバンドには御用達な
エモーショナルさを兼ね備えています。


Temple
MV曲のひとつめ、アルバムでは2曲目の"Temple"
ロック然としたギターをイントロに、
サビでは少し早口なJenna のボーカルに
良きリズムが乗ってキャッチーに。
何気にサビのメロディが個人的にはツボですね。


Disappear feat. Lynn Gunn
現状での最新MV曲は、PVRISのLynn がfeat した
"Disappear"
こちらもアップテンポなエモーショナルロックで、
現行のこのシーンではトップ集団にいる
女性ボーカルLynnJenna の、これまでに
ありそうでなかったコラボは必見必聴。


The Other
2枚目のアルバムは『The Other Side』 でしたが、
今作の4曲目は"The Other"
そんな2枚目『The Other Side』 、果ては
1stにも入っていそうな雰囲気なアップテンポな曲。
なもんだから、個人的に今作で最初に"キタ"曲です。
なんか少し回帰した感のある曲ですよね。


In My Dreams
お次はミドルテンポにエモーショナルさを響かせる
5曲目の"In My Dreams"
これはむしろ前作あたりに入ってても良さそうな感じ。
そして、グッドメロディです。


For You
今度はスローテンポな聴かせ曲
6曲目の"For You"
スローテンポならではよメロディの良さや
バンドの持つエモーショナルさも存分に引き出された良曲。


Crack My Heart
黄色のMVが目を引く7曲目"Crack My Heart"
良い感じのテンポとリズムを取り戻し、
サビのエネルギッシュなボーカルにがまた○
Jenna も初期は"かわいい"だったのに、
キャリア積むごとに"かっこ良い"感じになってるよね。
このMVとかもすっぴん(ナチュラル)な可愛さと、
パンダメイクの厳つさが同居してんよ。


Just For Now
再び1st…いや、2ndか3rdっぽさがあるかな。
そんな8曲目"Just For Now"
サビまでは落ち着いた雰囲気で進むのに、
サビでの勢いというか、エネルギッシュな感じというかね。
自分の好きな頃のTAがちょっと戻ってきてます。
あれだ、スパイダーマンの時に曲提供した
"The Edge" 感があるんだ。


 

 


Burning On
ノリやすい心地良いリズムとエモーショナルさが織り成す
9曲目"Burning On"
初期の頃と比べると、ホントなんかこう…
力強い歌声出せるようになりましたね。
今回featしたPVRIS Lynn とかもだけど
パワフルな女性シンガー増えましたよね。


Waiting For The End
徐々に上がっていく感じが秀逸な10曲目"Waiting For The End"
ミドルテンポながら、サビで最高潮に達するサウンドと、
Jenna のパワフルな歌声に酔いしれます。
多少のシンガロングパートもあり、
大きな会場でこそ真価を発揮しそうな
スタジアムロックナンバー。


Last Light
ここまでの少し陰性のエモーショナルさから
陽性のエモーショナルさに変化した11曲目"Last Light"
それもLast ってエモーショナルワードと
Light っていう陽性ワードのタイトルが示す曲だからなのかも。
ピースフル、ある種の多幸感すら感じます。


Looking For Heaven
ピアノでの弾き語りで送るスローバラード
12曲目の"Looking For Heaven"
前作も、ボーナストラックのAcousticとなってたけど
ピアノの弾き語りがありましたね笑
個人的にTAは1st、2ndが好きだけど、
その頃のまま今を迎えてたら、
こういった曲は出来ていなかっただろうと考えると
バンドの成長を感じられるなぁ。


My Underworld feat. Corey Taylor
ラスト13曲目はSlipknot/Stone Sour Corey
featしたスローバラード"My Underworld"
タイトル的にも、これがタイトルトラックかな?
こういった曲のCorey とか、もはやSlipknot の影は微塵もないよね。
むしろ所属したバンドに囚われない、
一人の実力あるボーカリストって感が出てて、
輪唱的にJenna に後追う感じで歌うとこも
サビのハモりとか、やっぱCorey すげぇなぁってなる。




以上、Tonight Alive 4枚目のフルアルバム

Underworld でした。

実は1st EPの時点から追っているバンドですが

ちゃんとレビューしたのは今回が初めて。

なかなか良作なんじゃないでしょうか。

 

前作は、初期からのような曲は一切なかったけど


それもどこぞのインタビューで


1stや2ndのような曲は好きだけど、
それをやるに物凄くエネルギーが必要


みたいなことを言ってたけど、


そのあたりの曲を彷彿とさせるような曲もあって


感覚的には、2ndと3rdの間のような作品


ってものを感じました。


あくまでサウンド面に関しては、ですが。

 




PVRISLynn 加入時から既に違ったけど、

TA初期の当時とかは

こういったEmo/Pop Punk界隈から出てくる

女性ボーカル要するバンドは、ほぼ全てと言っていいほど

Paramore

という絶対的な存在と比べられてきたと思う。

バンドでなくても、音楽性的にはAvril とかにも。

TA然り、

Hey Monday
Aloha From Hell
We Are The In Crowd
Icon For Hire
 …etc

今やメタル方面、ゴシック方面に属する

New Years Day とかも、初期は否応なく

Paramore の名前が出されてましたね。

そうした圧倒的すぎる存在感の

"Paramore の呪縛" みたいなものを

後続のバンドは断ち切ろうとしてたよね。

それが成功したか失敗したかは別として。

その点はTAも同じで、初期の"かわいい"から

今は"かっこいい"音楽性に変化してると思うし。

個人的には初期のが好きだけど、今のも好きよ。

Jenna の見た目は圧倒的に初期のが好きだry





まぁ…完全に髪型とメイクの問題だよね←

 

坊主にしたときは何事かと思ったわ…




さて、冒頭で言ったように

TAもわーぷど()での来日が決定しています。

自分はまだ行くかどうか決めてませんが

ライブではこの新譜の曲もやってくれるのは

間違いないでしょう。

わーぷど()行く人は是非ぜひ、新譜をきっちり予習して

ライブを楽しんでくださいね!




そういえばFearless から移籍したバンドがもうひとつ…

Blessthfall

Rise に行っちゃいましたね…

そこまで頻繁に来日してたバンドではないですが

国内での人気・知名度もあり、

要所要所で来日してくれてはいましたが…

Rise 移籍で更に来日は遠くなってしまいそうな予感(´・ω・`)