Trophy Eyes『The American Dream』スケール感大幅アップの3枚目。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
明日、このクソみたいな季節で唯一の楽しみ
 
BBQ
 
をしに、はるばる栃木まで行ってきます!
 
不安なのが天気だけど…
 
悪天候に見舞われないことを祈るのみ。
 
どうも、トトです。
 
 
 
その前に、
 
2月リリースのDance! No Thanks を挟んで
 
今月頭リリースのバンドのレビューといきましょう。
 
このバンドも、注目のオーストラリア産。
 
バンド結成の翌年にHopeless に見初められ、
 
同2014年に1stをリリース。
 
そして2年後の2016年には2ndをリリースし、
 
翌2017年には、Warped Tour Slam Dunk Fes
 
そして今年はDownload AUS に出演し、
 
この夏、3枚目のアルバムをリリースしました。
 
 
 
 
 
Trophy Eyes『American Dream』
01. Autumn
02. Something Bigger Than This
04. More Like You
05. A Cotton Candy Sky
07. Broken
08. Tip Toe
10. Miming In The Choir
11. A Symphony Of Crickets
12. I Can Feel It Calling
 
 
 
先月末はBetween You & Me
 
そして今月半ばはWith Confidence
 
その2つに挟まれるように、
 
今、大注目のオージー産POP PUNKバンド
 
Trophy Eyes が新譜をリリース!
 
Between といい、With Con といい、
 
ホント、オーストラリアの粒揃い感よ。
 
キャリアと共に、順調に作品をリリースしている彼ら。
 
最新作は果たしてどんな出来か?
 
早速聴いてみました。
 
 
 
 
Autumn
まずは1曲目。
この真夏にリリースしたアルバムの1曲目が
まさかの""とな?!工エエェェ(°Д° )/ェェエエ工←
しかし、中身は確かに秋の香り漂う
エモーショナルロックサウンドでした。
 
 
Something Bigger Than This
続く2曲目は良きコーラスから始まります。
そしてすぐさま持ち前のPOP PUNKサウンドを展開。
Trophy Eyes らしく、オージーバンドらしく、
エモーショナルさは忘れませんね。
サビでは冒頭と同じくコーラス隊が曲に彩りを。
 
 
Friday Forever
3曲目は直近でMV化された曲が。
アップテンポながら、エモーショナル。
どことなく、Deaf Havana っぽい雰囲気を感じます。
そしてここでもコーラス隊を取り入れ、
これまでのバンドの色とは違う壮大さを見せてくれます。
 
 
More Like You
今度はのっけからPOP PUNK感あるイントロで始まる4曲目。
しかし、ここでもコーラス隊の存在が際立ち、
vo.John のシャウト気味なボーカルで
メロディックハードコア感も見せるという。
 
 
A Cotton Candy Sky
ここまでコーラス隊によって豪華絢爛な雰囲気がありつつ
5曲目は約2分、暗めに弾かれる鍵盤の旋律と
テンション低めのJohn のボーカルで展開する短曲。
 
 
You Can Count On Me
そして再びコーラス隊から始まる6曲目。
エモーショナルに展開する1コーラス目から一転、
2コーラス目はPOP PUNK的なアップテンポを見せ、
ラストサビ前のシャウトも良い。
そしてラストはコーラス隊と共に歌って締めます。
 
 
Broken
ここでようやく目立つコーラスが消えた7曲目。
しかし、エモーショナルさは損なわれず、
エモーショナルな中にも多幸感のある曲に。
そして少しアップテンポなサビとか聴くに、
やっぱこの手の曲だとDeaf Havana が浮かぶなぁ。
John も声張らなきゃ、Deaf Havana James
ちょっと声質似てるからかな?
 
 
Tip Toe
かなり小さくギターを爪弾き始まる8曲目。
それに合わせたように、John も小さく、
優しい歌声を聴かせてくれます。
半分が過ぎるとアコギサウンドも大きくなり、
ストリングスの効果も相まって癒し度MAXに。
 
 
Lavender Bay
再びコーラス隊が復帰した9曲目。
コーラスパートにはクラップも取り入れ、
サビはコーラス隊と共に大合唱をする
エモーショナルナンバー。
 
 
Miming In The Choir
静かなギターと静かな歌唱で展開する10曲目。
と思いきや、1分後には一気にバンドサウンドへ。
そして今回のコーラス隊は子どもメインかな?
終盤にはしっかり大人コーラスも混じりつつ
エモーショナルナンバーに花を添えます。
 
 
A Symphony Of Crickets
秋の夜長の虫の声にアコギを合わせたような
始まりを見せる11曲目。
5曲目と同じように、テンション低めで
約2分をお届けする曲。
しかし、後半はストリングスも入ってきます。
 
 
I Can Feel It Calling
そしてラスト12曲目。
こちらも1分過ぎまでは静かなギターと、
アカペラ的な静かなボーカルを披露するものの、
そこから先は一気に爆発!
バンドの持つPOP PUNK感、
メロディックハードコア感を存分に発揮し、
1曲の中で二面性を見せます。
およそ6分にも及ぶ長編曲で、曲調も二転三転、
ラストは大きな活躍を見せたコーラス隊と、
ストリングスを加え、大団円的に終わります。
 
 
 
 
以上、
 
Trophy Eyes『The American Dream
 
でした。
 
…いきなりどした?!Σ(OωO )
 
って感じの変わりっぷりを発揮してますね。
 
これまでのPOP PUNK、メロディックハードコア感は
 
数曲、しかもその数曲の中のごく一部にしか感じられず
 
アルバム全体を通して大いに活躍してるコーラス隊によって
 
一気にスケール感アップなロックサウンドに変貌。
 
自分はまたまた遅咲きゆえに、
 
Trophy Eyes の作品をちゃんと聴いたのは
 
今作が初だったからまだ良かったものの…
 
コレ、初期から追ってる人たちは戸惑うんじゃ…(。-∀-)
 
それほどの変化じゃないでしょうか?
 
POP PUNK × 30STM
 
的なさ。 曲によってはそうも感じたけど。
 
まぁ、そもそも30STMは初期から
 
スケールのデカさは折り紙つきだけど
 
30STMの今年リリースの新譜タイトルはAmerica
 
Trophy Eyes の新譜タイトルはThe American Dream
 
アメリカ意識すると、スケール感増すのかな←
 
1st、2ndでPOP PUNK、メロディックハードコアしてたバンドが
 
こういう変化をするってのも珍しいですね。
 
間違いなく言えるのは、この作品は決して
 
POP PUNK盤ではない
 
ってことですね笑
 
いや、でもホントすごいね、このスケール感。
 
 
この作品で更に上に行くのか、
 
はたまた現状維持か、それとも落ちるのか
 
そういった意味でも
 
この先のTrophy Eyes にも要注目!ですね。