CVLTE『CVLTE』洋楽ライクな音を鳴らす、北海道産新バンドのセルフタイトルEP! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

(旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
最近、会社で新しい勤怠管理システム導入により
 
新たにICカードが配布されました。
 
財布に入ってる諸々のカードはもちろん、
 
そこに定期と、さらなるICカードの増加…
 
ってことで、
 
パスケース+キーケースを兼務してるものを買おうとしたけど
 
意外なことに、あんまりないんですねパス&キーケース。
 
ちょっとお高いブランド品は出てきましたが
 
たかがパスケースに5,000~6,000円も出せるかよ…
 
その金でバンドマーチ買うわ←
 
どうも、トトです。
 
 
 
3月に入りはしましたが、
 
先月の新譜レビューといきましょう。
 
先月後半はライブが立て込んでましたんでね。
 
おかげで先月リリース作品のレビューも溜まる溜まるw
 
その分、こうして記事のストックができるのでありがたい。
 
この3月から新譜リリースもバンバン増えてきますが
 
Spotifyを使うようになって
 
入手することが早まるのはいいんだけど
 
ウチの記事の最優先はライブレポなので…
 
ライブが重なると、新譜を早期に入手出来たとしても
 
結局いつもと変わりませんね(。-∀-)笑
 
 
今回レビューする新譜も
 
入手自体はリリースより少し遅れてますが。
 
2019年、初の国内バンドレビュー\(^o^)/
 
昨年レビューした中でも、
 
海外バンドの51枚に対して、国内は8枚と
 
およそ1/6程度の数でしたが、今回のように、
 
若手が5曲以上収録する音源をリリースしてくれれば
 
レビューする数も増えるんですが、なかなかね…
 
そんな中で、
 
今年最初の国内バンドのレビューを飾るのはコチラ!
 
 
 
 
CVLTE『CVLTE』
1. Intro
2. Addiction
3. Girls
4. Boys
5. Sayonara
6. Emotional
7. Heaven
 
(次作)
CVLTE『616』昨年サマソニにも出場した新鋭ロックバンド、前作から1年で2nd EPをリリース!
 
 
 
先日のSECRETS @渋谷の時に初見だった
 
北海道のバンドCVLTEのセルフタイトル作
 
1st EP『CVLTE
 
タイミング良く2/2にリリースされていました。
 
EPとはいえ、"Intro"を抜いたとしても6曲
 
収録曲数的にはミニアルバムですね。
 
 
今作に於いては
 
Spotifyをはじめ各種サブスクリプションサービスにも
 
配信中とのことだったので、
 
SECRETS ライブが終わった次の日に、
 
早速Spotifyでダウンロードし、聴いてみました。
 
 
 
Intro
フィルムを回す音、その後
木漏れ日が差す深い森の中にいるような…
海の中にいるような…
リラクゼーション効果高そうな浮遊感のある
美しいサウンドが流れます。
そして再びフィルムを巻く音が途切れて終わる。
およそ1分半のSEナンバー。
 
 
Addiction
浮遊感は残したまま、優しいボーカルと
神秘的なサウンドをバックにバンドサウンドも展開。
おっしゃれー(*´∀`*)
バックの打ち込み音を存分に活かし、
バンドサウンドはそれを邪魔しないけど
しっかりと展開し、上手く調和しています。
そしてこのサウンドにして、このボーカルも良い。
 
 
Girls
3曲目はテンポも落とし、ゆったりと展開。
こういうのをエモーショナルと言っていいんだろうか…
同じエモでも、ポップパンクに感じるエモとは
全くの別物ですね。
しかし、1曲目から続くサウンドの美しさはひとしお。
 
 
Boys
Girlsに対して今度は"Boys"となる4曲目。
今のところ今作で唯一のMVになってますね。
ボーカルとベースから始まり、
そこに加わるギターとクラップ、
そしてドラム導入と共にアップテンポに展開。
何だろね、ここまでの曲では思わなかったけど
この曲だと、ボーカルの声がちょっと
PATDのBrendon っぽさがあるように感じます。
それもあって、個人的にも結構気に入りました。
他の曲はそんなことなかったのになー
低音がBrendon の声質と似てるのかな。
 
 
Sayonara
5曲目では波打ち際の小波サウンドを活用し
これまた癒し効果の高いイントロから始まります。
これが小波ってことは、やっぱ"Intro"は海の中かな?
曲調に反して、ドラムが力強くて良いです。
2コーラス目にはベースが主張してきて、
それがまた良きグルーヴを展開します。
サビではタイトルを繰り返すキャッチーさもありつつ
サウンドはエモーショナルそのもの。
そしてアウトロには再び小波SEを使用して終わります。
 
 
Emotional
6曲目は先ほどからワードとしてはよく使っている
タイトルが"Emotional"な1曲。
しかし、これまでの曲よりもサウンドは力強い。
裏に鳴る打ち込みサウンドも神秘的ながら荒々しい。
タイトルとは割と逆をいくサウンドはギャップですね。
 
 
Heaven
ラスト7曲目は頭のサウンドから天国感。
さっきまで荒ぶってた打ち込みサウンドも
静かな存在感をあらわにします。
心地好いテンポ感で送るバンドサウンドと、
この1枚、サウンドの雰囲気に絶妙にマッチした
ボーカルは最後のこの曲まで健在。
そしてアウトロは1曲目と同じくフィルム音。
CVLTE』という1枚の作品をフィルムに収めた
そんな雰囲気を感じさせて作品を締めます。
 
 
 
以上、
 
CVLTE『CVLTE
 
でした。
 
SECRETS のライブの時に興味を牽かれ
 
こうして音源を手に取ってみたものの、
 
想像以上に良かったです。
 
音の綺麗さがたまらんっすね。
 
これは将来性を感じるわー。
 
あくまで収録曲数に関してのことに対してですが
 
"Intro"を抜けば、と最初に書きましたが
 
抜いちゃダメです
 
このオープニングトラックが、
 
他の曲の基盤となってるようにも感じられるし
 
EPのオープニングとしても優れているので
 
まずはしっかり1曲目の"Intro"から聴かないと。
 
 
 
EPの前に、昨年リリースされたシングルは
 
EPほどの綺麗さはないものの、
 
むしろ雰囲気的には少し逆を行く暗さ?があって
 
サウンド的な統一性はあっても
 
雰囲気が逆な部分が面白いですね。
 
 
 
洋楽っぽい!
 
って言うとすげー頭悪い感じになるので言いたくないですが
 
日本のメインストリーム、大型フェス等の中には
 
まずいない洋楽ライクなサウンドと、
 
ボーカルのネイティブ英語も相まって
 
おそらく平均年齢は相当に若いだろうけど
 
非常に海外バンドらしい音を奏でています。
 
THE 1975 あたりには大きな影響受けてるんでしょう。
 
Emarosa の最新盤が好きな人もハマるか、と。
 
国内なら昨年レビューしたPOLPO
 
She, in the hazeが好きな人にも受けそう。
 
と思ってたら、SITHのライブ出ますしね笑
 
 
 
東京がアメリカ、大阪がイギリス、
 
神奈川がオーストラリア…みたいな感じだとしたら
 
北海道はカナダ
 
ってくらい、良質なバンドを輩出してます。
 
この例えをわかってくれる人はいるだろうか…笑
 
 
 
日本にいる、こういった確かな実力を秘めたバンド
 
RNR TOURSで発見できることが多いです。
 
思えば
 
ONE EYE CLOSED
 
Whisper Out Loud
 
Adam's Sphere
 
こういった系統のバンドはすべて
 
RNR経由で知ることが出来てるんですよね。
 
自分はRNRで呼んでくれたバンドを取り上げてるだけ
 
に、過ぎないので。
 
コア系界隈にしたって
 
Sailing Before The Wind
FALLING ASLEEP
Northern Crosroads
 
あたりを最初に見たのもRNR TOURSでした。
 
RNR TOURSの先見性には敵わんわ┐( ´∀`)┌
 
 
こういった現代に出てきたバンドが
 
ストリーミングサービスにもちゃんと配信しているのも
 
ビジネス的にも非常に優れているし、
 
それだけで日本全国どころか、
 
世界中どこへでも自分たちの音楽を発信できる。
 
こういった面でフィジカルに限定しないのは素晴らしいですね。
 
 
 
これから"来る"可能性を十分に秘めた
 
CVLTE
 
是非ぜひ、今の内から注目を。
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、終わりたいところですが
 
あと3枚ほど簡易レビューというか、感想を。
 
3枚の内訳は
 
わざわざウチが取り上げなくても
他ブログさんが取り上げてくれる可能性がある
 
ってのと、
 
個人的に専門外のジャンルだから
 
ってのと、
 
これはウチが取り上げないと他におらんやろ
ってバンドなんだけど、ちょっと聴きこんだけど
いつも通りのレビューは書けそうになかった…
 
っていう3枚。
 
 
上から順に行きましょうか。
 
まずはこちら
 
 
 
 
 
Millencolin『SOS』
01. SOS
02. For Yesterday
03. Nothing
04. Sour Days
05. Yanny & Laurel
06. Reach You
07. Do You Want War
08. Trumpets & Poutine
09. Let It Be
10. Dramatic Planet
11. Caveman’s Land
12. Carry On
 

スウェーデンを代表するメロディックパンクバンド
Millencolin が4年ぶりとなる新譜を
現所属である老舗レーベルEpitaph Records からリリース。
やっぱり往年のベテランパンクバンドは安定感あって良いですね。
聴いててすごく気持ち良い。
昨年はPennywise 、今年はMillencolin
ベテランパンク勢、さすがのクオリティです。
って思ってたらBad Religion の新譜リリースも決まるっていうねw
 
 
 
そしてポップパンクでも、メロディックパンクでもない
こちらのバンドの新譜
 
 
 
Attila『Villain』
01. Perdition
02. Villain
03. Blackout
04. New Addiction
05. Still About It
06. Toxic
07. It Is What It Is
08. Subhuman
09. Manipulate
10. Bad Habits
 

デスコアAttila が7枚目のアルバムVillain
前作に続き、セルフリリース。
前作は割とニューメタル寄りになった曲もあったけど
今回はちょっと昔に戻ったくらいの曲もあり
↑タイトルトラックの"Villain" のMVに関しては
エロい、チャラい、下品、グロい
と、これぞAttila!みたいなバカMVなのが非常に好感w
こういう頭悪い感じのMVあってこそAttila だよなぁ、とw
まぁ、自分自身がAttila フリークでもなければ
間違ってもデスコアキッズなんかではないので
どうなってるのが良盤なのかの判断はつきませんが、
今作の路線は嫌いじゃないですね。
Attila は特定のレーベルに所属してない方が生き生きしてるなw
 
 
 
そして3つ目は
一昨年、RNR TOURSで来日を果たしたバンド
 
 
 
Ghost Iris『Apple Of Discord』
01. Apple Of Discord
02. The Devil's Plaything
03. Final Tale
04. After The Sun Sets Pt. II
05. Beauty In Expiration (feat. Don Vedda)
06. The Rat & The Snake (feat. Tyler Shelton)
07. Heaven Was Pure Hell
08. Cowardly Pride
09. Magenta Moon (feat. Chad Ruhlig)
10. Virus
 
 
デンマークのDjent/プログレメタルバンド
Ghost Iris の3枚目のフルアルバム。
グロウル混じりの低音スクリームと
真逆のハイトーンクリーン
これをvo/Jesper 1人でこなしてるのは相変わらず驚愕。
多弦ギターを生かしたヘヴィな低音リフも健在。
なんだけども。
こねくり回すような変態Djentリフ減ってない?
Kadinja の予習もしてるからか、余計にそう感じる…
元々そこまで変態的なリフをしてるイメージもないけど、
過去作に比べたら少ない気も…
この手のバンドって何かすごいことやってるかもだけど
こっちが機材オタでもなければ、音オタでもないんで
その"すごいこと"がわからんのですよね(。-∀-)笑
それがDjent/プログレ系の
レビューをしない(出来ない)理由のひとつです。
1月のBorn Of Osiris もレビューしてませんしね。
 
 
 
以上、蔵出し簡易レビュー3枚でした。

ホントね、こういうときは

自分の知識不足、言葉不足を痛感しますね。
 
それはさておき、あとは備忘録としての

今月リリース予定バンド
 
(海外)
While She Sleeps (入手済)
Youth Fountain
Masked Intruder (入手済)
The Royal
From Sorrow To Serenity
I Prevail
Rarity
 
(国内)
She, in the haze
MIST (入手済)
FALLING ASLEEP
 
 
(入手済み)のものは、Spotify様様。

ここに挙げたものを
 
全てレビューするかは不明ですが。
 

ハイ、今度こそ
 
今回の記事は以上です。