Annisokay『Arms』ドイツの美メロポスコア4枚目の新譜!12月には来日公演! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
こういう人になりたいから、これをする
 
というよりも
 
こういう人になりたくないから、これはしない
 
という傾向の方が遥かに強いです。
 
どうも、トトです。
 
前者よりも後者の方が後ろ向きかもしれませんが
 
(自分にとって)嫌なことやる人間に
 
自分自身がなりたくないんで、こう思ってはいますが。
 
まぁ、そんなのはきっと
 
ここのブログを長く読んでいる人ほど、
 
たくさんの記事を読んでいる人ほど、
 
自分が↑のようなこと言うのもわかってくれると
 
勝手に思っています。
 
 
 
さて、本日のネタは
 
なんか久々な気がするレビュー記事。
 
いや、ホラ
 
今月頭にStand Atlantic のレビューしてから
 
今日までにライブも2本もあったしさ。
 
この記事の下書きを書いてる時点では
 
LANDMVRKS とか、Architects とか、
 
レビューしようかと思ってた音源も未入手だったしさ。
 
そういえば、と思って
 
先月末にIce Nine Kills の新譜を買った時に
 
一緒に買ってきたヤツ残り1枚、
 
まだレビューしてねぇ!
 
と思ったので、後手になりましたがここで。
 
せっかく12月には来日も決まってることですし。
 
そのライブ行きますし。
 
 
 
 
Annisokay『Arms』
02Unaware
03. Good Stories
04. Fully Automatic
06. Innocence Was Here 
07. Humanaphobia
08. End of the World
10. Private Paradise (ft. Fronzilla)
11. One Second
12. Locked Out, Locked In
13. Parallel Universe (Bonus Track)
 
 
 
海外では日本のcoldrainHER NAME IN BLOODとも
 
共演したことのある、ドイツのポスト・ハードコアバンド
 
Annisokay が4枚目のアルバムとなる
 
Armsをリリース。
 
既にドイツのシーンではかなりの注目を集めている彼ら。
 
Nuclear Blast 傘下のArising Empire に所属しており、
 
今作に於いては、現在は秀逸なバンドが数多く所属する
 
USのSharpTone Records からもリリースされています。
 
本国ドイツではArising Empire
 
USとかAUSではSharpTone からリリースなのかな?
 
そして、SharpTone からリリースということは?
 
ハイ、不本意ながら日本では
 
国内盤がWard Recordsから9月にリリースされています。
 
アニソケイとして。
 
まぁ、そこに対する不満は前回の記事でぶち撒けたので。
 
今回はさっさとレビューにいっちゃいましょう。
 
 
 
 
Coma Blue
今作は既に4本のMVがUPされていますが、
その内の1本がこの1曲目。
イントロからヘヴィなリフが耳を突きます。
それと共にvo/Dave のスクリームで幕を明け、
サビではgt/Christoph
エモーショナルなクリーンに引き込まれます。
ストリングスを使用しての壮大さも見られ、
1曲目から楽曲のクオリティが高いです。
 
 
Unaware
打ち込みサウンドからアップテンポに展開する2曲目。
この曲がめちゃくちゃグッドメロディで、
サビのキャッチーさもあってかなり聴きやすい。
しかし、ブレイク+スクリームのパートがあるところに
しっかりポスコアしてるところも好感です。
 
 
Good Stories
ここまでの2曲から打って変わって、
クリーンメインで送るミドルテンポナンバー。
左手は添えるだけ、的な感じにスクリームもあり、
あくまでクリーンがメインを占めており、
こちらも聴きやすさ極上のポスコアとなってます。
 
 
Fully Automatic
お次はグルーヴ感増し増しな4曲目。
ニューメタルリバイバルも落ち着きましたが、
そんなニューメタルを彷彿とさせる、
ヘヴィなサウンドとグルーヴ感に秀でており、
少しダークな雰囲気を感じさせる曲。
 
 
Sea of Trees
5曲目はここまでで、今作3つ目となるMV曲。
ミドルテンポはここまで、再びアップテンポで攻めます。
やっぱこれくらいのテンポの曲は気持ち良く聴けるなぁ。
打ち込みサウンドも入ってますが、
バンドのサウンド自体がそもそもグッドメロディ、
この曲も漏れなくグッドメロディなので、
テンポ感は関係なく、心を掴まれる人は多いと思います。
 
 
Innocence Was Here
流麗なピアノサウンドのイントロが耳に残る
今作折り返し地点となる6曲目。
終始ピアノサウンドと共にバンドサウンドも展開し、
美メロ際立つミドルテンポなポスコアナンバー。
ヾ(*≧Д≦)ノ Innocence Was Here!!!
と、サビのシンガロングパートがアツい。
アウトロにはストリングスも加わり、
ピアノと共に凄まじく良質な雰囲気を醸して終わります。
この曲イィなぁ。この曲のMVも作って←
 
 
Humanophobia
ヘヴィで攻撃的なサウンドで始まる7曲目。
ここまでの美メロが嘘みたいに、のっけから
Dave さん叫びまくりで攻めまくります。
それを緩和してくれるのが
クリーンのChristoph さんですよねー。
そのクリーンのサビのメロが個人的に好みだ。
イントロとラストサビ前に
エレクトロパート的な打ち込みもありますが、
全体的な攻め感はここまでで一番かな?
 
 
End of the World
かと思ったら更なる攻め感ありそうなタイトル…な8曲目。
でも、これは破壊する方の"世界の終わり"ではなく、
既に事後な雰囲気のある"世界の終わり"曲でした。
3曲目の"Good Stories" はクリーン"メイン"でしたが、
こちらはクリーン"のみ"で送るエモーショナルナンバー。
 
 
Escalators
他のMVは全てArising Empire からUPされていますが
直近でUPされたこの曲のMVは、今のところ唯一、
SharpTone のアカウントからUPされています。
再びクリーン"メイン"で送るポスコアナンバーです。
サビで披露するファルセットがまた、
更なるエモーショナルさを掻き立てます。
 
 
Private Paradise (Ft. Fronz)
ピザに乗ってるパイナップル大嫌いな人w が
ゲスト参加している10曲目。
イントロからダークで不穏な雰囲気満点。
その雰囲気に合ったブレイクダウンも搭載。
肝心のFronz はラストサビ前にラップパートで参加。
でも、この曲のスクリームが妙に厳ついので、
スクリームパートでも叫んでるかも。
 
 
One Second
再びヘヴィなサウンドで迎える11曲目。
カウントダウンするところはシンガロング必須。
ラストサビ前のパートは、なんかすごく
洗脳されそうな雰囲気を感じるのは僕だけでしょうか?←
 
 
Locked Out, Locked In
本編ラストを飾る12曲目。
そんなアルバムのラストを任された曲は、
ポスコアらしいヘヴィなサウンドとスクリーム、
エモーショナルで力強いクリーンのグッドメロディ、
バンドの色をしっかりと押し出した曲に。
 
 
Parallel Universe
国内盤ボーナストラックの13曲目。
どっちかというと"攻め"感が勝る曲でした。
サビ以外のヘヴィなパートでクリーン入ってるのが
今作では何か新鮮な感じがします。
 
 
 
 
以上、
 
Annisokay『Arms
 
でした。
 
ALAZKA といい、Annisokay といい、
 
ドイツの美メロポスコアバンドの
 
クオリティの高さと言ったら。
 
どちらのバンドもSharpTone と契約してる時点で、
 
レベルの高さは折り紙付きみたいなもんでしょうけど。
 
今作も十分、良盤だと思います。
 
そもそも今年は、ポスコア盤自体
 
そんなに入手してるような感じはしませんが、
 
Secrets に始まり、
 
Ice Nine Kills 、そしてAnnisokay
 
今年のポスコアTOP 3は、この3バンドかな。
 
 
 
そんなAnnisokay 、12月には
 
 
MHz FEST主催で、
 
同郷ドイツの実力派若手デスコアバンド
 
Walking Dead On Broadway と共に初来日します!
 
そんなWDOBも先日、
 
新譜Dead Eraをリリースしたばかりです。
 
 
ど直球なデスコアバンドなので、
 
自分はとてもじゃないけどレビューできませんが笑、
 
2バンド共、12月に来日を控え
 
ベストなタイミングで新譜をリリースしてます。
 
来日も、バンドも、どちらも知らなかった人は
 
これを機に新譜を入手し、是非ライブへ!
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
そういえば、
 
ワタシが1stから追っている数少ないバンドの中で
 
世界的にも、当然日本的にも
 
全く人気や知名度に欠けるものの、
 
そのクオリティは間違いない!というポスコアバンドの新譜が
 
リリース決定しました!
 
 
If I Were You『Inner Signals』
01. Paralysis
02. Defeated
03. Lost
04. Hollowed
05. Faithless
06. Broken (feat. Devin Oliver of I SEE STARS)
07. Deceived
08. Empathy
09. Anxiety
10. Fraud
11. Vanquished
12. Mourning
 
 
リリース日は12/18!
 
遅ぇよ!w
 
そこまで引っ張ったなら来年にしてー( ノД`)
 
ま、どちらにせよ
 
過去3枚、GO WITH MEから
 
国内盤がリリースされてきましたが、
 
4枚目となるこの作品、国内盤は出ないでしょう。
 
残念なことに、肝心のGO WITH MEが
 
今はレーベルとしての活動は皆無に等しいですからね(´・ω・`)
 
なので!
 
初っぱなから輸入盤orデジタル盤を購入するつもりでいきます!
 
既に何曲か公開されていますが、
 
やはり期待を持たせるクオリティなのは間違いない!
 
だからこそ↑の関連記事にもリンクを貼ったし、
 
Annisokay が好きな人にも確実にハマる要素を備えてます。
 
入手の際は当然レビューもしますが、
 
皆さんも是非ぜひ、If I Were You の新譜を!