Panic! At The Disco『Pray for the Wicked』2作連続首位獲得 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 


ネットニュースとか見てると

素人とかアナウンサーとかスポーツ選手とか

アイドル並のルックス!
アイドルみたいにかわいい!


みたいな見出しになってることがあるけど

今はさぁ…その国民的アイドル()様自体が

大してかわいくなry

なので、それって果たして褒め言葉なんだろうか?

と、ふと疑問に思うよね。

 

受け手がどういうアイドルを想像するかにも寄りますが。

現代に限って言うなら、セクシー女優の方が

よっっっっっぽど可愛い人多いよね。

どうも、トトです。

 

 

 

さて、アホなこと言ってないで更新更新っと。


リリース情報が出てから、


その日が来るのを楽しみに待っていました。


それほどに年内リリース作品の中では期待しており


今年のアルバムランキングにも


間違いなく名を連ねるであろう今回の新譜

 

 



Panic! At The Disco

『Pray for the Wicked』
01. (Fuck a) Silver Lining
02. Say Amen (Saturday Night)
03. Hey Look Ma, I Made It
04. High Hopes

05. Roaring 20s
06. Dancing's Not a Crime
07. One of the Drunks
08. The Overpass
09. King of the Clouds
10. Old Fashioned
11. Dying in LA
12. Nine In The Afternoon (Live) *
13. I Write Sins Not Tragedies (Live) *
14. Victorious (Live) *

* Bonus track

 

パニック!アット・ザ・ディスコ『Pray For The Wicked』 ブレンドンはブロードウェイでの経験をどう楽曲に落とし込んだのか?】(Mikiki)

 




初週で実売、約15万枚を売り上げ

前作Death Of A Bachelorに続き2作連続、

自身2度目のビルボード1位を獲得しました\(^o^)/

この初週売上は、オルタナロック部門では

今年最大のセールスを記録した、と。

またVinylは、初週約26,000枚で

Vinylの初週セールスとしては

「Nielsen Music」集計史上5番目に高い売上

記録したそうです。

 

 

今作もさすがのクオリティなのは間違いなさそうです。

 

そんな期待に胸を膨らませ、早速聴いてみました。



(Fuck a) Silver Lining
今作のオープニングトラックを飾る1曲目。
ホーン系のサウンドが楽曲を大いに盛り上げ、
これがホントのパーティチューン
ってくらい、楽しげに大盛り上がりな曲です。
これがまた3分ないんですよね。
アルバムのオープニングにも、
ライブのオープニングにも最適な、
手早く一気に盛り上がる楽曲に仕上がっています。


Say Amen (Saturday Night)
今作で最初にMVとして上げられた曲ですね。
いつぞやの記事にも書きましたが、このMVがまた
面白い!
Brendon が強盗相手にバッタバッタと
薙ぎ倒していく様が見ていてとても気持ち良いw
終盤、Brendon が金的蹴りを喰らったところで
曲のハイトーンとリンクして悶絶するところなんか
思わず笑わずにはいられませんwww
そういった映像的に面白いのも曲あってこそ!
Ooooohhhh!!
It's Saturday Night!!!

の部分は、是非ともライブでシンガロングしたい!


Hey Look Ma, I Made It
今作2つ目のMV曲。主役はBrendon パペットですね。
エレクトロサウンドと鍵盤が混じるイントロ、
そしてクラップパートと共に曲は展開。
それまでは静かな雰囲気で進むも、
サビに入ると、またもホーン系サウンドを取り入れ
コーラスも相まって盛り上がるサウンドに。
でも、どこかほんのりエモーショナル。


High Hopes
こちらはのっけからホーンサウンド全開で、
街を練り歩くパレード的な雰囲気を感じさせます。
ラストサビに入るところは、
EDM的な徐々に上がっていく感じも見せ、
そんな要素まで取り入れてるんかい、と。


Roaring 20s
続くは外ではなく中、
大きいステージ上でのミュージカル的雰囲気で
大いに盛り上がる感じをイメージしました。
どこか展開がドラマチックで、
バックにビッグバンドを従えて、
Brendon の圧倒的歌唱力で魅せる!
って感じがよく似合うような曲になってます。
…我ながらえらく抽象的だなw


Dancing's Not a Crime
曲にそもそも入ってるクラップがまさに!
っていう、こちらもクラップしたくなるリズムで
展開する、折り返し地点の6曲目。
この曲もホーンサウンドとコーラスで、
聴いてるだけで楽しい気分にさせてくれます


One of the Drunks
これまでの曲とは違い、ダークとまではいかないけど
ちょっとモダンな雰囲気で送る7曲目。
Brendon の歌唱と、コーラス隊も含め、
高音よりも低音な歌声を披露。
これはこれで楽しい雰囲気には欠けるものの、
聴くことに全く苦はないクオリティです。


The Overpass
少し雰囲気を落としたあとに、
今作イチのハイテンポで送る8曲目。
リズム隊であるドラムもアップテンポに、
Brendon とコーラス隊の掛け合い的なパートも美しい。
サビに入るとアップテンポなまま、
ここでもホーン隊が盛り上がりを後押しします。


King of the Clouds
Brendon とコーラス隊のアカペラから始まる9曲目。
この曲では、ストリングスによる
シアトリカルっぽさも少し垣間見えました。
とはいえ、主軸は"歌モノ"よりですかね。
いやー、ホントBrendon さんスゲぇや。


Old Fashioned
イントロのクラシックカーのクラクション…
みたいな音はサックスかな?
それまではまた少し雰囲気落とし目で展開するも
サビに入った途端の多幸感よ。
1曲の中に陰陽の雰囲気が混じってんよ。


Dying in LA
本作ラストを飾るのはピアノの弾き語り曲。
ピアノの美麗な旋律に乗せてのBrendon の歌唱は
前作『Death Of A Bachelor』 のラストを飾った
"Impossible Year" も同じくピアノよ弾き語りでしたね。
しかし、今回の"Dying in LA" はストリングスもあり
さながらオーケストラの中での弾き語り。
いいなぁ…こういうのをホールとかアリーナ級の
でかい会場で聴きたいんだよなぁ。


今回の国内盤ボーナストラックは
Nine In The Afternoon
I Write Sins Not Tragedies
Victorious

この新旧名曲のLive音源。選曲が素晴らしいわ。
聴いてみて改めて思うけど、
ライブでも全く劣らないBrendon の歌唱力よな。
やっぱボーカリストとして、フロントマンとしての
クオリティは一級品よな、この人。




以上、2作続けてビルボード1位を獲った作品

Panic! At The Disco『Pray for the Wicked

でした。

もうね、今のPATDの人気を考えたら、

2作続けてのビルボード首位も不思議じゃないしね。


しかし、今作は楽しい曲が多い!

 

Mikikiでのインタビューでも、ミュージカルのことを語ってますが、

 

前作、『Death of a Bachelor』のレビューを書いた時


"Crazy=Genius" の項には、ミュージカルっぽい

 

ってことも書きました。


そうして、USミュージカルの最高峰ブロードウェイで主役を務め、


その経験が大いに今作に反映されてるようにも思えます。


一大エンターテイナー作品とも呼べるかもしれません。


そういった前作の"Victorious""Crazy=Genius" みたいな

 

非常に賑やかな曲がいっぱいある感じ。笑

 

ホーン隊の賑やかさスゴいわw

 

これ1枚が、あるミュージカルのサントラでは?

 

と言っても過言ではないかもしれません。

 

 


いや、しかし

前作を聴いても思ったし、今作を聴いても

尚更強く思ったことがあって。

何なら過去に記事でチラッと書いたこともあったけど

Set It Off が目指すところは

マイケミでもなく、FOBでもなく、

PATDだよなってことですかね。

ただ、メンバー構成というか、入れ替えというか、脱退劇というか…

そういうところまでは目指さなくていい。笑

そしたらSIOも最終的にCody 一人になるわw



って感じで、PATDが好きな人には

大いに!強く!Set It Off をオススメしますよ( ´∀`)b




そして今回の主役PATDですが

 

 

10月に待望の単独来日公演が実現!

FOBが武道館やってんのに…

ってことを考えると、やっぱ納得できんわな(。-皿-)

海外じゃ人気が逆だっつーの!

デカイとこでPATDライブ見たいんじゃ!

とはいえ、これが日本の現実なんで

行きますけどね!新木場!\(`Д´)/


行く人は是非ぜひ

パーティチューン満載の今作

Pray for the Wickedをしっかり聴き込んで

ミュージカルさながらのライブをバッチリ楽しみましょう\(^o^)/