Deaf Havana『Rituals』これまでより進化、変化を加えたコンセプト作! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


少し前までは秋を感じる涼しさだったのに


暑っつい暑っつい


クソ夏の再来


って、どうなってるんじゃコラァァァアアアアアアアア


ってのもそうなんですが。


学生は夏休み期間だし、少ないのはわかるけど


お盆休みで丸々1週間休みの企業とかって


本当に存在するんですね。


先週と今週の、朝の電車の混雑率違いすぎるもの。


お盆休みに乗じて、夏季休暇を取ったのかもしれないけど


それにしてもこんなに違うの?ってくらい。


今、こんなにもブラック企業が


取り沙汰されてるとは思えない乗車率の違い。


日本は本当に不景気なの?ブラック企業過多なの?


と疑ってしまうほどの朝の電車事情。


どうも、トトです。

 

 

 

 

昨年、国内アルバムランキング3位のバンドの次は


海外編アルバムランキング、見事1位に輝いたバンド


の、レビューといきましょう。


短くても2~3年は待たされる海外シーンに於いて


まさかの1年半で次作をリリースするという。


さすがにコレには驚きましたね。

 

 

 

 

Deaf Havana『Rituals』
01. Wake
02. Sinner
03. Ritual
04. Hell
05. Holy
06. Saviour
07. Fear
08. Pure
09. Evil
10. Heaven
11. Worship
12. Saint
13. Epiphany

 

 

 

オレが好きなのはDeafheaven じゃなくて

 

Deaf Havana だッ!

 

Deaf Havana の最新作Ritualsが今月頭にリリース!


リリースペースが早いのはとても喜ばしいが


前作、国内盤をリリースしたHostessは素知らぬ顔。


オマケに、前作を大絶賛してたJoyのアダムも


Deaf Havana の今作については一切の無言。


ホンマ、コイツら…(# -皿-)イライラ


こういうところがね、日本の音楽シーンの


大嫌いなところです。


Hostessは前作の国内盤リリースでマジGJ


って思ったけど、


その前までのイメージ、評価に逆戻りしました(# ゚д゚)、ペッ←


前作は全英5位にまでなった作品ですが


単に日本じゃ全く売れなかった


ってだけのような気もしますけどね。

 

 

ま、どんな理由だろうが


ワタシはちゃんと応援してるバンドなので


今作もしっかり取り上げますがね。

 

 

さて、そんなことで気分を害していても仕方ない。


せっかく好きなバンドが新作をリリースしたんだ。


しかも、こんなにハイペースで。


聴くのが楽しみで仕方ねーぜ\(^o^)/

 

 

 

 

Wake

1曲目は僅か41秒のインタールードの"目覚め"

短い曲だけど、雰囲気とコーラスの感じが

Linkin Park"The Requiem" っぽいです。

そしてそのまま次の曲へ繋がります。

 

 

Sinner

今作で最初に発表され、現状唯一MV化されてる2曲目。

MV前の公開時、聴いた時にDeaf Havana らしからぬ

随分と明るいサウンドだな、と驚いたもんです。

新しくなったアー写見ても

 

 

今までと比べて、カラーリングが明るいんですよね。

vo.James 金髪になってますしw

この曲がリードトラックなんだろうし、

そこに合わせての結果なんだろうかね。

そういったバンドの今までにないサウンドを打ち出し

ラストはゴスペル調のアカペラコーラス&クラップで締めます。

MVの内容自体は、ちと不穏ですが

タイトルは"Sinner (罪人)"ですしね。

 

 

Ritual

3曲目はタイトルトラックの"儀式"。

始まりこそ海中のような雰囲気こそあるが、

バンドサウンドと共に本格的に始まると、

これも"Sinner" 同様、少し雰囲気明るめのサウンドに。

UKバンド特有の湿っぽさはないですね。

こんなDeaf Havana も新鮮でなんか良いな。

 

 

Hell

前曲の静かなアウトロからそのまま繋がる4曲目。

サウンドも少しダークさを伴って、

Deaf Havana なりの"地獄"を表現しています。

打ち込み要素も曲に合ったものを取り入れ、

曲の雰囲気を壊すことなくマッチしています。

 

 

Holy

続く5曲目は、"Hell" とは真逆のタイトル。

ピアノとJames の歌唱から始まります。

サビに入るとこれまた、コーラス隊と打ち込み使用の

明るい陽性サウンドを展開。

Deaf Havana には珍しいデジタルサウンドも。。

本編の明るさとは裏腹に、終わり方はしっとり。

 

 

Saviour

"地獄"からの"聖なる"、そして"救世主"ときた6曲目。

掻き鳴らすアコギの弾き語りから始まります。

アコギがあるゆえにか、バンドサウンド入っても

持ち前のエモーショナルさを存分に発揮。

ここまでの曲で、いちばんDeaf Havana っぽい曲ですね。

 

 

Fear

7曲目は"恐れ"と付けられた曲。

所々に取り入れられた時計の針音が耳に残る。

"Sinner" のMVには、キーボードが映ってたけど、

今は正式なメンバーとして、キーボードいるみたい。

それがだいぶ活躍してる印象を受けます。

 

 

Pure

8曲目はバンド感が強く出た展開の"純粋"

ここでもキーボードかな?それによる

ちょっと煌めきサウンド的なものも感じます。

でも曲展開はロック色も強く、"Saviour" よりも

Deaf Havana っぽいバンドサウンドが聴けます。

前作のレビューでも書いたけど、そもそもが

James の声が好きで、少し声張った時の

ハスキーな感じがたまらんのですよね。

 

 

Evil

今度は""と名付けられた9曲目。

スローテンポで、エコーがかったボーカル、

サウンドもがちゃがちゃしないクリーンさ。

でも明るいサウンドじゃなく…って感じで。

日の光が水面に揺らめくのを海の中から見る

そんな雰囲気を感じます。

画像を見せれば早いと思って、ありがたいことに

イメージ通りの画像が何枚も出てきた。

こんな感じ。

 

 

 

 

Heaven

""の次は"天国"ときた10曲目。

ここまで来ると、たとえタイトルが"天国"だろうと

アルバム序盤のような明るさは皆無ですね。

"Sinner" でもあったコーラス隊のおかげもあって、

天国感は感じますけどね笑

ここでもコーラスと共にクラップ、それに加えて

足踏みも入れて、ゴスペル感も強くなってます。

そもそも『ゴスペル』って

 

キリスト教の福音(書)。「―ソング」

黒人霊歌・ブルース・ジャズを結合した、黒人の宗教音楽

 

ってものなので、そういった要素もサウンドに感じるし

"Heaven (天国)"ってタイトルも間違いないなと。

 

 

Worship

11曲目のタイトルは"崇拝"

最初は静かに始まるも、頭から55秒、

バンドサウンドが入ってきてからの

耳に残るグッドメロディは個人的に好みでした。

打ち込みか、キーボードか、ここでも

曲の雰囲気を底上げする良い仕事してます。

 

 

Saint

不穏なタイトルは消えましたね。12曲目は"聖人"

バンド感は皆無ですが、低音なピアノサウンドと、

壮大なコーラスと指パッチン、雰囲気は明るくないけど

"荘厳"さは十分。

 

 

Epiphany

ラスト13曲目は"出生"

イメージ的には"Evil" の時と同じ感じですが、

もっと深く深くに潜る…というな沈んでいく感じ。

ちゃんも歌パートもありますが、曲の総尺が

たった2分弱ですし、インスト部分のが多い。

この"出生"を以て、頭の"目覚め"に繋がるんですね。

実際、曲の雰囲気も少し似てますしね。

 

 

 

 

以上、

 

Deaf Havana『Rituals

 

でした。

 

レビュー前に流し聴きしてた時は意識してなかったけど

 

アルバムタイトルがRituals (儀式)』で、

 

各曲のタイトルが

 

Wake 目覚め

Sinner 罪人

Ritual 儀式

Hell 地獄

Holy 聖なる

Saviour 救世主

Fear 恐れ

Pure 純粋

Evil 悪

Heaven 天国

Worship 崇拝

Saint 聖人

Epiphany 出生

 

ってなってるし、

 

こうしてレビュー書くときになって初めて

 

あ、これってコンセプトアルバム?

 

なんて思いました。

 

最初はレビュー書きながら、

 

曲毎に日本語タイトルは入れてなかったんですが

 

"Holy" あたりから、あれ?って思って

 

"Wake" から全て日本語タイトル入れる感じにしました。

 

これで普通に英語が堪能で、歌詞も速攻理解できりゃ

 

もっと印象もハッキリして、楽しめそうだ。

 

 

こういった新譜で、バンドの色も変わった部分もあり

 

なかなかに抽象的なレビューになってしまいましたが笑

 

海外の方でも

 

私の知ってるDeaf Havana コレジャナイ感…

 

ってのも若干見受けられます。

 

"Sinner" のMVのコメント欄には

 

pop havana

 

なんてコメントもあるくらいw

 

本人は悪い意味でしたコメントじゃないんだろうってのは

 

まさかの公式とのリプでのやりとりで何となくわかりますがw

 

そこにまた今の日本でもよく見るような

 

オマエはポップが何なのか知らなくていい

 

的なリプ飛ばして噛み付いてる阿呆がいてwww

 

こういうのは日本も海外も変わらんのだなぁ、とw

 

確かにこれまでのサウンドを考えたら"らしくない"

 

バンド感は減っていることは確かですが、

 

作品に合った、各曲タイトルに沿った

 

サウンドメイクはバッチリ成されていると思います。

 

前作とは、またこれまでとは

 

少し違ったDeaf Havana を楽しめると思います。

 

是非に。

 

 

 

 

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リリースに関して冒頭で愚痴りましたが


実は他にもあってですね。

 

小話程度に文字数はあるんで、興味ない方はスルー推奨です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の新譜、リリースされるのが決まった段階で


どうやって買おうか迷ってたんです。


Hostessはあんなだし、国内盤とか絶対出ないと思ったし


輸入盤だって日本市場に出回らんでしょ、と思ったし。

 

2作前のOld Souls の時なんか、

 

タワレコで予約したのに(そもそもそれが間違いな気も…)

 

数ヶ月待たされた挙句、結果「入荷できませんでした

 

で、自動キャンセル扱いにされ

 

はぁ?

 

と、そんなこともあったから、タワレコオンラインでの

 

輸入盤の予約・入荷注文とか2度とやらないと誓ったし。


だから今回もiTunesでのデジタル盤かなー


なんてのが濃厚な線でした。


でも、やっぱりフィジカルで欲しくて…


既に利用者は多いでしょうが、


今回初めて、STM onlineを使って予約注文しました。


これで確実にフィジカルが入手できるだろうけど


自分の手元に届くのはリリースから1~2ヶ月先…


まぁ、ちゃんと届くだろうし、おとなしく待つかー


なんて思ってたら、


まさかの渋谷タワレコで輸入盤入荷してるやん!


しかも新宿店にはないという新しいパターン。


…悩んだよね。


悩みに悩んで出した結論は


渋谷店でフィジカル買いました。


だってさ、タワレコに入荷してるのがわかって、


STMに問い合わせ、その返答を待ってからにしようとしたけど


問い合わせしたのは8/15、そこから今日まで経っても

 

一切の返答はなし。


他の新作入荷、予約メールはバンバン来るのに。

 

ってことは当然、入荷もしてないんだろうけどさ。


待ってられるか!オレは早く聴きたいんじゃ!


と決断し、タワレコで買いました。


それをしたが故に、今回ここでレビューできたのであります。

 

 

 

という小話です。


自分がこんなブログ書いてなくて、


書いてたとしてもレビュー記事なんて書いてなければ


おとなしくSTMから届くの待ってたでしょうね。


同時に注文したAbandoned By Bears は待つでしょう。


リリース日はすぐそこですが


これこそ、POP PUNK/EASYCOREリスナーの


知る人ぞ知るバンドじゃないですか。


国内盤もリリースされたことないバンドの最新作が


タワレコに入荷されるワケない。スウェーデンのバンドだし尚更。


入荷したとしてNERDSがいいとこですよね。

 

 

3枚注文した残り1枚はIce Nine Kills


国内盤リリースは経験なくとも、前作輸入盤はあったんですよね…


だからこそ悩ましい。


でも、注文したのはバンドルセットなので。


フィジカルだけでも、本国リリース日近くに入荷するのであれば


Deaf Havana 同様、買ってしまうと思いますけどね笑

 

レビュー記事を書く為に。

 

それ以上に

 

早く聴きたいからね。

 

マーチとかなら待たされても、すぐに着るワケじゃないし

 

別にいいんだけど、音源となるとね…

 

国内盤を出すと確定して、毎度バンドル予約受付してくれる

 

KICK ROCK(BM.3)は、本当に助かってますよホント。

 

 


日本での国内盤、輸入盤問わず


海外の現行バンドの入荷するしない問題がホントややこしくて。


今回は完全にフィジカルが2枚になりますが


デジタル盤で買って、フィジカルが入荷されたから買って…


っていうパターンも、実は今年多いんですorz


レコ屋は入荷するならするで

 

前もって言えやぁぁぁああああああ

 

 

 

今日はここまで。

 

ってことでDeaf Havana の新譜、誰かいりません?←